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更新日:2021年1月29日
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自然環境保全センターでは保護の受け入れができない動物のご案内です。
傷病鳥獣救護の対象は、県内で保護された、在来種で野生の鳥類と陸生哺乳類です。
イヌ、ネコなどの逃げ出したペットは受け入れをしていません。また、県内の保護施設は、人と野生動物のあつれきにより傷ついて運ばれてくる野生動物でいっぱいの状態です。当センターでは以下の動物は受け入れできませんので、保護する前にご確認ください。
ドバトはもともとレース鳩として飼育されていたもので、野生の鳥ではありません。
ドバトやカラスは人が与えたエサや生ゴミなどを食べて各地で増殖し、人の暮らしや他の野生動物にいろいろな悪影響を与えています。
このような理由から、ドバトとカラスは受け入れをしていません。
特徴
・成鳥の羽の色はさまざまな変異がある
・くちばしの付け根に白く丸いふくらみがある
・駅前や公園に群れでいる
・ヒナは地肌やくちばしがピンク色
キジバト(受け入れできる種類)との見分け方
特徴
・成鳥の翼はうろこ模様で、首に青い模様がある
・市街地から林に生息し、単独またはペアで行動する
・ヒナは地肌やくちばしが黒っぽい
写真はハシブトガラスの成鳥とヒナ
特徴
・成鳥、ヒナともに全身が黒い
・ハシボソガラスはハシブトガラスに比べてくちばしがやや細い
・ヒナは口の中が赤く、巣立ってもしばらくはこの状態が続く
農業や生態系、人の生命・身体等に被害を及ぼすおそれがあるため、外来生物は受け入れをしていません。
特徴
・全身が黒っぽく、鼻筋が白い
・尾が長い
(写真は幼獣)
特徴
・幼獣、成獣ともに尾には、しま模様がある
・目の周りが帯状に黒い
・5本指で手先が器用
特徴
・全身が灰褐色(※在来のホンドリスは腹が白い)
(写真はアムールハリネズミの成獣)
写真提供:東京農業大学野生動物学研究室
特徴
・体長20センチ以上で後ろ足の指が5本
※逃げ出したペットの可能性もある
特徴
・茶色で目の周りに白い縁取りがある
・体長約25センチ(ヒヨドリ大)
・低山の林に生息する
・ヒナは成鳥に比べて体の色や目の周りの縁取りが薄く、尾が短い
特徴
・くちばしが赤く、のどは黄色
・体長約15センチ(スズメ大)
・「ジェッ、ジェッ」や「フィーフィー」と鳴く
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