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更新日:2021年9月30日
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9月13日(月曜日)、病院から「9月12日(日曜日)に飲食店で食事をした後、腹痛の症状を呈し、9月13日(月曜日)に当院を受診した患者から寄生虫(アニサキス)を摘出した。」旨の連絡が鎌倉保健福祉事務所にありました。
当保健福祉事務所で調査を行ったところ、原因と考えられた食品は当該飲食店が提供した食事だけであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。
1 摂食者数
1名(女性:1名)(調査中)
2 患者数
1名(女性:1名)(調査中)
3 入院者数
0名
4 主な症状
腹痛
5 原因施設
名 称 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
営業者 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
業 種 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
所在地 鎌倉市(所在地詳細は、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。)
6 原因食品
調査中
9月12日(日曜日)に提供された主なメニュー
寿司(しめサバ・タイ・スズキ・ハタ・マコガレイ・コハダ・クロムツなど)、カツオの刺身など
7 病因物質
アニサキス
8 措置
原因施設に対して、9月16日(木曜日)から9月17日(金曜日)まで営業停止
本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。
海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。
アニサキスが寄生している海産魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、アニサキス症がおきます。
わが国では、サバの生食によるものが最も多く、その他、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどが感染源となることがあります。また、最近では、カツオによるものが増加している傾向にあります。刺身の他、酢漬け、しょうゆ漬け、にぎりずしなどで感染する場合が多いとされています。
潜伏時間:早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症
主な症状:みぞおち部分の痛み、悪心、嘔吐等
腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴
1 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。
2 アニサキスは魚の内臓から筋肉にも移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を除去しましょう。
3 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ることも予防になります。
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件 数 |
患 者 数 |
死 者 数 |
令和3年1月1日から令和3年9月16日 10時 |
37件 |
225名 |
0名 |
令和2年同期 |
46件 |
257名 |
0名 |
令和2年(1月から12月) |
59件 |
414名 |
0名 |
神奈川県鎌倉保健福祉事務所
食品衛生課長 松永 電話 0467-24-3900 内線270、271
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 土肥 電話 045-210-4930
食品衛生グループ 青山 電話 045-210-4940
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。