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更新日:2021年6月8日

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有毒植物のイヌサフランによる食中毒にご注意ください

2021年05月25日
記者発表資料
(県政・厚木記者クラブ同時発表)

 5月19日(水曜日)、愛甲郡愛川町内の医療機関から、「本日、有毒植物の球根を誤って喫食した後、嘔吐の症状を呈したため救急搬送された患者がいる。」旨の連絡が厚木保健福祉事務所にありました。
 当保健福祉事務所で調査を行ったところ、患者が自宅の庭で球根を採取し、自宅で調理して喫食したことが判明しました。
 当保健福祉事務所では、患者が球根を採取した同じ場所で採取した植物について調べたところ、イヌサフランであると確認されたこと、患者の症状がイヌサフランの中毒症状と一致していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、イヌサフランを原因とする食中毒と決定しました。
 本事例は、家庭での調理に伴う食中毒ですが、広く注意喚起を行うために公表するものです。

1 摂食者数

1名(女性:1名)

2 患者数

1名(女性:1名)

3 入院者数

1名(女性:1名)

4 症状

嘔吐

5 原因施設

健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。

6 原因食品

イヌサフラン
(注釈)自宅でイヌサフランの球根を炒めたもの

7 病因物質

植物性自然毒

本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。

 


県民の皆さんへ

イヌサフランとは

  •  ユリ科の多年生の球根植物で、球根は径3~5cmの卵型。アヤメ科のサフランに似た花をつけます。
  •  球根は、ニンニクやタマネギ、ジャガイモと誤食されることが多いため、台所には置かないようにしましょう。葉は、春にギョウジャニンニクやギボウシ、山菜などと誤って食べることにより食中毒を起こすことがあります。
  •  イヌサフランは全草(花、葉、茎、根などの植物の全ての部分)にコルヒチンというアルカロイド(毒性成分)が含まれており、食用にできません。喫食することにより、嘔吐や下痢等の症状を呈し、重症の場合は死亡することもあります。

【患者宅庭から採取したイヌサフランの写真】左:外観 右:球根の断面

撮影:田中徳久(神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員)

有毒植物による食中毒に注意しましょう

誤って有毒な野草を採取し、食べたことにより、食中が発生することがあります。
有毒植物による食中毒では、死亡事例も発生しています。

  • 食用の野草と確実に判断できない植物は、
    絶対に「採らない!」「食べない!」「売らない」「人にあげない!」
  • 家庭菜園や畑などで、野菜と鑑賞植物を一緒に栽培するのはやめましょう。
  • 自生した植物等を採取して喫食する際は、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含む)

 

 

件 数

患 者 数

死 者 数

令和3年1月1日から令和3年5月25日 10時

19件

 190名

0名

令和2年同期

20件

 82名

0名

令和2年(1月から12月)

 59件

414名

0名

 

(問合せ先)

神奈川県厚木保健福祉事務所
食品衛生課長 羽太 電話 046-224-1111 内線3255
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 土肥 電話 045-210-4930
食品衛生グループ 青山 電話 045-210-4940

 

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。