未来を考える新エネルギーへの取り組み
太陽光発電(PV)
企業庁では、太陽光発電の普及啓発を目的として、平成10年度に、相模川発電管理事務所の構内に発電規模50kWの太陽光発電施設「城山ソーラーガーデン」を設置し、平成12年度に、再生可能エネルギーの一つである風力エネルギーを利用した風力発電のPR施設を併設しました。
その後、平成22年度に、城山湖展望台に発電規模4.8kWの「城山湖ソーラー展望台」を設置し、「城山ソーラーガーデン」は30kWの増設を行い、出力が80kWとなりました。
平成24年度には、愛川町半原で県営初のメガソーラー発電所の建設に着手し、平成25年5月から「愛川太陽光発電所」として営業運転を開始しました。
平成25年度末には、出力20kWの「城山第2ソーラーガーデン」を新設し、 平成26年度には、企業庁の水道事業用地である谷ヶ原配水池の上部を利用した県営2箇所目のメガソーラーである「谷ヶ原太陽光発電所」の営業運転を開始しました。
「城山ソーラーガーデン」と「城山湖ソーラー展望台」で発電した電気は、相模川発電管理事務所と展望台照明灯でそれぞれ使用するほか、余剰が発生した時には東京電力株式会社に売電しています。
「愛川太陽光発電所」「城山第2ソーラーガーデン」「谷ヶ原太陽光発電所」で発電した電気は『固定価格買取制度』を利用し、全量売電しています。
小水力発電
小水力発電の開発促進については、法律において新エネルギーと同等に位置付けられています。
企業庁では、道志ダム直下に道志ダム発電所を、道志第2発電所放水路に道志第4発電所を建設しました。また、宮ヶ瀬ダム上流の早戸川に新たに早戸川発電所を建設し、平成30年3月から運転を開始しています。
詳しくは道志第4発電所、早戸川発電所のページをご覧ください。
道志ダム発電所
最大出力 50kW
最大使用水量 毎秒0.40立方メートル
最大有効落差 18.5メートル
運転開始日 平成18年12月5日
道志第4発電所
最大出力 59kW
最大使用水量 毎秒2.00立方メートル
最大有効落差 4.15メートル
運転開始日 平成22年2月15日
早戸川発電所
最大出力 72kW
最大使用水量 毎秒2.00立方メートル
最大有効落差 4.15メートル
運転開始日 平成30年3月28日