神奈川県再エネ水素ステーションの設置・運用
掲載日:2020年11月10日
神奈川県再エネ水素ステーション
本事業は、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域再エネ水素ステーション導入事業)」を活用して設置しました。 同補助金交付要綱では、「水素製造に要する電力の全量相当分(※)を再生可能エネルギーで賄うものであること。」等となっており、本県に設置された再エネ水素ステーションは、要綱の要件を満たして運用しています。
※ 「全量相当分」とは、「再生可能エネルギーの多くは出力が不安定で、発電しない時間帯があることを踏まえ、年間の消費電力量を、年間の再生可能エネルギーの発電量で賄う」ということです。 |
(単位:kWh)
年度 | 再エネ水素ステーションの 消費電力量 |
太陽光発電の発電量 |
平成30年度 | 14,681 | 16,706 |
令和元年度 | 14,044 | 14,497 |
令和2年度(8月末) | 3,956 | 4,161 |
計 | 32,681 | 35,364 |
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キリンビール(株)横浜工場敷地内に再エネ水素ステーションを設置しました!
本県では、水素エネルギーの普及を図るため、キリンビール(株)横浜工場敷地内に再エネ水素ステーションを平成29年度末に設置しました。
当該水素ステーションで、製造段階から二酸化炭素を排出しない水素を地元のタクシー事業者(東宝タクシー)が運行する公共交通(ハイヤー)に充填して利活用しています。
再エネ水素ステーションの仕組み
再エネ水素ステーションは、太陽光発電を活用し、水の電気分解により水素製造が可能な設備です。
神奈川県再エネ水素ステーションのご案内
レストランビアポートの営業している間(原則、月曜日は休館日)は、自由にご見学いただくことができます。
ただし、神奈川県再エネ水素ステーションの周囲にはフェンスがございますので、フェンスの外からのご見学となります。