ホーム > くらし・安全・環境 > 生活と自然環境の保全と改善 > 地球環境・温暖化 > 平成27年度 地域課題対応型EMSサービス実証事業について
更新日:2020年4月3日
ここから本文です。
(神奈川県) 平成27年度 地域課題対応型EMSサービス実証事業についてのご案内
県では、エネルギー・マネジメント・システム(EMS)の導入を促進するため、EMSを活用して鎌倉市玉縄地域及び松田町内全域において住民のニーズに即したサービスを提供するビジネスモデルの公募を行っていましたが、この度、選考委員会での審査を経て実施するビジネスモデルをそれぞれ決定しました。
鎌倉市 | 松田町 | ||||
1.事業実施地域の概要 | |||||
地域 | 鎌倉市玉縄地区 | 松田町内全域 | |||
面積 | 4,480,000平方メートル | 37,750,000平方メートル | |||
住宅の戸数 | 10,075戸(平成27年3月12日時点) | 4,507戸(平成27年3月13日時点) | |||
地域の課題 | 高齢者の見守り等の生活支援サービス 健康アドバイス等の健康管理サービス |
高齢者の見守りサービス 買い物支援サービス |
|||
2.実証事業の体制等 | |||||
事業者の概要 | 株式会社太陽住建 | M2Mテクノロジーズ株式会社 | |||
実施者、市町村、 県の役割分担 |
事業者:住民説明会での事業内容説明、HEMSの設置、EMSサービスを提供するシス テムの構築 市町村:実施地域の選定、地域課題の設定、住民説明会の会場の手配等、参加意向調査 の実施 県 :住民説明会での事業の趣旨の説明、補助金の交付 本事業スキーム図 [その他のファイル/45KB] |
||||
3.ビジネスモデル(実証事業)の概要 | |||||
EMSサービスの内容 |
|
|
|||
設置機器等の仕様 | 実証事業で使用したHEMS機器等の仕様 [PDFファイル/4KB] | 実証事業で使用したHEMS機器等の仕様 [PDFファイル/4KB] | |||
HEMS機器設置後の管理体制等 | 住民用窓口を設置。 | 技術的事項、操作説明、障害時の対応を行う窓口を設置。 | |||
事業参加住民数 | 30人 | 30人 | |||
事業スケジュール |
住民説明会 |
住民説明会 |
|||
コスト |
総額 5,845千円 |
総額 16,934千円 |
|||
4.実証事業の検証結果 | |||||
アンケート結果 |
|
参加者は後期高齢者が多く、エネルギー管理サービスについて知らない方が大半 実証事業開始前から自主的に省エネ生活を営まれており、今回事業による省エネ行動は限定的 約7割の参加者が機器を使った見守り及び今回の実証事業での見守りサービスの必要性を認識 サービス料金次第での継続利用が可能 離れて暮らすご家族(特に、女性のお子様)からの評価が高い傾向 高齢化した場合の足腰の不安から宅配サービスがあれば望ましいとの声が多かった 等 |
|||
利用料金の許容範囲 (アンケート結果) |
サービスに対する月額許容範囲 月額1,000円以内 |
サービスに対する月額許容範囲 月額1,000円以内 |
|||
課題 (事業者による評価) |
(1)電気使用量を節約したとしても、一次費用のコスト回収に時間がかかりすぎる。 (2)エネルギー管理だけでは付加価値が低い |
HEMSデータと人感センサーを組み合わせて事業を行ったが、比較検証の結果、両者の相関性は、個々のお宅の生活状況によって異なっている。 | |||
課題解決の方向性 (事業者による評価) |
|
本事業においては、30世帯のデータのみとなるため、更なるデータの収集・分析により知見を蓄積することで、より精度の高い見守りを行うことができると考える。 |
企業名 | 株式会社太陽住建 | M2Mテクノロジーズ株式会社 |
内容詳細 | 地域課題対応型EMS実証事業(鎌倉市) [PDFファイル/782KB] | 地域課題対応型EMS実証事業(松田町) [PDFファイル/1.58MB] |
このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。