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初期公開日:2023年11月13日更新日:2025年11月14日
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県立こども医療センターに入院や通院の経験のある早産で生まれたお子さんの写真展です。

世界早産児デーは、世界中で10人に1人生まれる、早産児について広く知ってもらい、子どもと家族が一生涯にわたって、健康な生活が送れることを目指して制定されました。
神奈川県立こども医療センターと神奈川県は、この主旨に賛同し、世界早産児デーを記念した写真展を企画しました。
当センターに受診経験のある、早産児とそのご家族から、素敵なお写真とメッセージを提供していただいています。ぜひ、早産児のかわいらしさ、強さ、そして様々な表情をご覧いただき、早く小さく生まれた赤ちゃん達を応援していただけると幸いです。
(共催:神奈川県立こども医療センター・神奈川県)

30週・956gで生まれ、4つ折りのガーゼハンカチがお布団になるほどに本当に小さかった娘が、小学生になりました!入院も長く、おうちでの一緒の生活さえなかなか想像できなかったのに…。ランドセルを背負って、毎日元気に楽しそうに通学する姿を見ることができるなんて、本当に幸せです!


小さく生まれてきたあの日。たくさんの不安と向き合いながら、今、家族みんなで笑い合える日々があること…それだけで「しあわせ」です。出産した日、子の手術をした日の私に伝えたい。「だいじょうぶ、あなたの子はちゃんと育つよ」と。同じように頑張っているご家族の存在や、支えてくださる医療・地域のあたたかさに、どれだけ勇気をもらったかわかりません。「一人じゃないよ」そう思えるだけで、子育ては少しずつ、あたたかくなっていきます。今を生きる早産児とご家族に届きますように。



産まれてきてくれてありがとう!!月齢じゃなく、ゆーっくりと大きくなってね!!早く産まれてきたのは早く会いたかったから。ママとパパの気持ちが伝わったんだね!!![]()


体重が1g、10gと増えていく。鼻から管を通して送る母乳が1cc、10ccと増えていく。酸素のチューブがとれ、点滴がとれ、保育器から出れる、抱っこができる、母乳が飲める、沐浴をしてあげられる、用意していた肌着を着せてあげられる、小さな一つ一つの成長の過程を、ゆっくりゆっくり感じながら過ごした幸せな日々。喜んだ日々。
生命の尊さを学び、生命力の強さを信じて、私たち家族は毎日笑顔で生きています。



出生体重371g。
今年は医療的ケア児を受け入れてくれる保育園に入園させてもらえることになり、お友達もたくさんできました!笑顔も増えてとても嬉しいです♡


(写真とメッセージを掲載しています。)
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康増進課です。