浄水場沈殿土(浄水ケーキ)のイチゴ培養土の利用 その2

掲載日:2021年5月26日

要約
神奈川県で広く使われているイチゴの育苗土は、浄水場の沈殿土を乾燥・造粒して作られた「さがみ粒土」です。しかし、浄水場の沈殿土処理装置の老朽化により、加圧・脱水方式に更新される予定です。すでにさがみ粒土を製造する3つの浄水場のうち、一つは平成11年から新方式により新しい粒土「加圧脱水式乾燥土(新さがみ粒土)」を製造しています。そこで、「加圧脱水式乾燥土」を用い、イチゴの育苗土に適した方法を検討しました。
雨ざらし期間が短いと無機態窒素や交換性マンガンが多く含まれる「加圧脱水式乾燥土」は、単独で育苗すると苗の生育が悪くなりますが、ピートモス、バーミキュライトやもみがらくん炭等の有機物資材を混合することによって「さがみ粒土」と変わらない生育を示しました。