タバコを使った遺伝子の働きの調べ方

掲載日:2021年5月26日

近年、様々な作物で遺伝子組換え体が得られるようになってきていますが、目的とする作物に遺伝子を導入する前にその働きを調べる必要があります。一般には、遺伝子組換えのしやすさや取り扱いやすさなどから、タバコなどの実験用植物が用いられています。そこで、ここではタバコを使った遺伝子導入の一例についてご紹介します。

タバコ

ある遺伝子が細胞の中で発現し、働くためには、そのスイッチになる遺伝子(プロモーター)が必要です。当所ではこれまでにタマネギの辛味成分を生成させる酵素、アリイナーゼの遺伝子からプロモーターを得ることができました。そこでこのプロモーターがどのような特徴を持つのかについて、プロモータ機能解析用マーカー遺伝子(GUS遺伝子)を使って調べました。