ホーム > 神奈川県記者発表資料 > ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドにおけるインパクトレポート(2020)を公表しました

更新日:2021年7月9日

ここから本文です。

ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドにおけるインパクトレポート(2020)を公表しました

2021年07月09日
記者発表資料

県では、2018年3月に組成された「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド(注釈1)」において、当ファンド運営者の株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(CMV)と、出資者の一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)との間で覚書を締結(2018年4月)し、当ファンドに社会的インパクトを「見える化」する仕組を導入しました。
今般、CMVが、投資先ベンチャー企業に関する2020年度の社会的インパクトを見える化したレポート、「インパクトレポート(2020)」について、公表しましたので、お知らせします。
なお、本レポートは、SIIFの支援を受けて2019年度から公表しており、今後も内容を更新し、毎年公表する予定です。

【社会的インパクト】

当ファンドの投資先ベンチャー企業の事業を通じて提供される技術、商品、サービス等により県民や社会に生まれる変化及び効果を「社会的インパクト」といいます。

【導入の目的】

ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンドの投資先ベンチャー企業の活動を支援するとともに、投資先企業の活動が社会的課題解決などに繋がることを「見える化」し、対外的に発信していくことを主な目的としています。

【導入の効果】

社会的インパクトの見える化により、投資先ベンチャー企業が有する技術・商品等が「社会課題をいかに解決するか(活動価値の可視化)」と、それを「定量的・定性的にモニタリングする仕組み」が具体化されます。 
これまでのファンドでは見えづらかった社会的な課題の解決にどう貢献したかも明らかにすることで、投資先ベンチャー企業にとっては、財務面に加え、社会面での企業価値という新たな価値の創出につながり、企業の成長の加速が期待されます。
また、こうした企業価値がレポートを通じて発信されていくことで、より多くの資本が投資先ベンチャー企業に振り分けられるとともに、成長に繋がることを期待しています。

掲載場所:

https://www.siif.or.jp/wp-content/uploads/2021/07/HNFF2020_FINAL_mihiraki.pdf

 

ファンド

(注釈1)ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド
未病産業・最先端医療産業など今後の成長が期待されるヘルスケア分野の産業創出及び社会的課題の解決につながるベンチャー企業の支援を目的に、本県も出資し、設立されたファンド(総額:12億5千万円)

《SDGsの推進について》

県では、SDGsの達成にもつながる取組みとして、あらゆる年齢のすべての人の健康的SDGs3な生活を確保し、福祉を推進するためにも、ヘルスケア分野の産業創出及び社会課題の解決につながるベンチャー企業の支援等を行いました。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。