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更新日:2021年10月29日
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県は、emol株式会社から未病関連商品・サービスを用いた実証事業の提案を受け、「神奈川ME-BYOリビングラボ(注記)」で採択しました。
妊産婦は、不慣れな育児に対する不安や生活環境の変化によるストレスとホルモンバランスの変化等により、精神的に不安定になりやすく、中には「産後うつ」に進行するケースもあります。産後のストレスの軽減には、不安を感じた際にタイムリーにケアできる環境が重要です。
そこで、今回の実証事業では、コロナ禍により対面のコミュニケーション機会が減少している妊産婦に対して、身近に24時間利用できる新たなサポート手段として、AI機能による対話でのメンタルヘルスセルフケアアプリを、自治体の相談窓口を通じ妊婦に使用していただき、産後のメンタルヘルス対策としての効果を検証します。
(1)実証事業者:emol株式会社(京都府京都市)
(2)テーマ名:セルフケアAIアプリ「emol」を活用した産後メンタルヘルス対策の心理学実験
(3)対象となる未病領域:メンタルヘルス・ストレス
(4)実施期間:令和3年11月~令和4年1月(予定)
(5)実証事業への参加者:妊娠2~8ヶ月の妊婦100名程度(予定)
(6)実証フィールド:平塚市、鎌倉市
(7)実施内容:
項目 | 内容 |
ア 参加者募集 | 自治体(平塚市、鎌倉市)がリーフレットやホームページ等で、市内在住の妊婦の参加者を募集する。 |
イ 参加者を無作為に2つにグループ分け |
参加者を無作為に、以下の(1)もしくは(2)いずれかのグループに分ける。 (1)アプリを使用するグループ(アプリ使用とアンケート調査を実施) (2)アプリを使用しないグループ(アンケート調査のみ実施) |
ウ アプリの使用とアンケート調査 |
(1)アプリを使用するグループ
〈妊娠期間〉アプリ使用開始前、アプリ使用開始後 〈産後期間〉産後1ヶ月後、産後3ヶ月後 (2)アプリを使用しないグループ
〈妊娠期間〉実証開始時、開始3週間後 〈産後期間〉産後1ヶ月後、産後3ヶ月後 |
エ 評価 | アプリの使用により、産後のメンタルヘルスに与える影響・効果を評価する。 |
注記 神奈川ME-BYOリビングラボ
県民が安心して未病改善に取り組むとともに、未病産業の持続的発展を促すため、県が市町村やCHO構想(健康経営)を実践する企業等と連携して、県民参加の実証フィールドを創出し、未病関連商品・サービスの検証・評価を行う仕組み
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、県民の未病改善の実践と未病産業の持続的発展を促す民産学公連携の実証事業を推進する神奈川ME-BYOリビングラボに取り組んでいます。
問合せ先
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
未病産業担当課長 長澤
電話 045-285-0156
未病産業グループ 浅井
電話 045-210-2715
このページに関するお問い合わせ先
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
未病産業担当課長 長澤 電話045-285-0156
未病産業グループ 浅井 電話045-210-2715
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