社会的インパクト投資の拡大に向け、株式会社横浜銀行が「日本インパクト投資2号ファンド」に出資!
掲載日:2019年11月8日
SDGsの達成には、社会的投資の拡大や革新的技術の導入に民間ビジネスの力が不可欠であり、そのためには金融面からの後押しが大きな役割を果たします。このたび、本県とSDGs推進協定※を締結している株式会社横浜銀行が、「日本インパクト投資2号ファンド」に出資することになりましたのでお知らせします。
1.「日本インパクト投資2号ファンド」の概要
本ファンドは、新生企業投資株式会社が出資する新生インパクト投資株式会社と一般財団法人社会変革推進財団が設立・運営しているもので、教育保育サービスを提供する企業や育児と介護の両立を支援する事業を営む企業などを投資対象とします。インパクト評価により、事業の結果として生じた社会環境の変化を定量的・定性的に評価し、社会課題の解決に資する事業の価値を可視化することで、経済的リターンと社会的リターンの両立を目指します。
2.県SDGs施策との関わりについて
同行と新生企業投資株式会社は、県による「SDGs社会的インパクト評価実証事業」に検討委員として参画しています。同行では、本ファンドへの出資を通じ、地域課題の解決等に向けSDGsの達成に資する取組への社会的インパクト評価を促進することとしています。今後も県は両者と知見を共有しながら、神奈川からのSDGs社会的インパクト評価の仕組み創出と普及に向けて連携していきます。
※県と株式会社横浜銀行は、昨年12月に「SDGs推進に係る連携と協力に関する協定(SDGs推進協定)」を締結し、中小企業等へのSDGsの普及や地域金融におけるSDGs金融の実現に共同で取り組むこととしました。
参考資料