強度行動障害支援集 多動

掲載日:2019年1月25日

多動

散歩中に所在不明になる。

10歳代後半


どうして

外泊に対する見通しが持てず、不安になるようです。

こうしてみました

家族へ電話する日を決め、カレンダーに記入します。

説明

散歩中に所在不明になることが度々ありました。外泊の設定は家族からの連絡を待つ状態で

あったので、外泊に対し見通しがもてないから不安になったのではないかと考えました。毎週家

族に外泊の有無を確認する為の電話をする日を決め、カレンダーに印をつけています。結果、

外泊の有無が理解できる状況となり、所在不明がなくなっています。

 

三浦しらとり園


なんで座っていられないの?

10歳代後半 女性


どうして

人の動きや声、物、音から刺激を受けてしまうようです。

こうしてみました

作業室の隅に座席を作りました。また壁に背を向けるようにイスを、机の正面には間仕切りを

置いてみました。

説明

他の人にとって何でもないこと(視覚・聴覚情報)が、気になって仕方ないことがあります。壁や

間仕切りを使って、刺激の量をコントロールしたり、活動場所(範囲)きちんと決めて、目で見て

わかるようにすることで落着けることがあります。

 

 


どうして作業中ふざけてばかりなの?

10歳代後半 女性


どうして

集中が途切れ、周囲の動きや音などの刺激を受けやすくなっていると思われます。

こうしてみました

作業内容や手順、道具の使い方を見直してみました。

説明

作業手順がわかりにくかったり、道具が使いにくいことは、集中が途切れてしまう原因にもなり

ます。ふざけているように見えて、実は困っているのだと考え、支援方法を振り返ることも大切

です。

 

 


ADHD様の行動を示す利用者への日課の組み立て

20歳代前半


どうして

ADHD様の行動特徴から、日課の合間や何もしていない時間に不安定になってしまうようです。

こうしてみました

日課の空白時間をなるべく作らないようにしました。また余暇日課を効果的に組み込んでいくよ

うにしました。

説明

日課をわかりやすく提示するために文字カードを使用します。余暇として本人の好むものを用意

(算数の計算ドリル、漢字の書き取りドリル、塗り絵ジグソーパズル等)し、一つのプログラムは短

時間とし、午前に3種類、午後に2種類というように組み込んでいきました。

 

中井やまゆり園


作業場面で耳をふさぎ落ちつきなく動き回ってしまう

10代後半


どうして

周囲が騒がしいと落ち着きをなくすようです

こうしてみました

個別ブースを用意し、1人静かに好きなことをするスペースと時間を作りました。

説明

ご本人専用のスペースを用意したことで、周囲の騒々しさから避難することができ、自らスペー

スを活用し混乱なく過ごすことができるようになりました。上記の環境設定により、集団活動の

場面でも安心感と見通しが持てるようになり、落ち着いて集団活動に参加しています。

 

七沢学園


作業場面で体の動きが激しく落ちつかなくなってしまう

10代後半


どうして

集中力が短いようです。「エレベーターに乗りたい」など、ご本人の関心事が優先する傾向が

あります。

こうしてみました

短時間で終わる複数の作業を用意し、間を空けないよう配慮すると共に、最後に本人の好き

な作業を行って頂くようにしました。

説明

集中力が短い特性に配慮し、完成しやすい数種類の作業を順番に間髪入れずに提供していくこ

とで、座位時間を延ばすことができました。また、最後に好きな作業ができることで、その時間全

体に、やる気を持たせることができました。上記の対応と同時に、ご本人の関心事が優先し衝動

的に動き出す予兆をとらえ、行動を起こす前に簡単なジェスチャ-(バツ印など)や部分的動作援

助で着席を促すことも有効でした。

 

七沢学園


本文ここまで
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