2019年度(第47回)神奈川県高圧ガス地震防災緊急措置訓練の実施結果報告
神奈川県では、高圧ガスに係る地震防災緊急措置訓練を昭和48年から毎年、実施しています。
本県では、大規模地震発生の切迫性が指摘されており、これに伴う高圧ガス事故災害も懸念されています。そこで、高圧ガスを取り扱う事業所等の地震防災意識を高めるとともに、防災体制を検証し、関係機関相互の連携体制の整備、充実を図るため、実践的な訓練を行っています。
以下に2019年度(第47回)高圧ガス地震防災緊急措置訓練の結果を報告します。
実施日時
2019年10月3日(木曜日)午後1時から4時
実施場所
淵野辺公園隣接地 多目的広場(相模原市中央区弥栄3-1)
訓練想定及び主な訓練項目
1高圧ガス燃焼特性紹介
各種高圧ガスの燃焼特性の紹介(酸素、LPガス、水素、モノシランガス)
動画はこちら http://www.kana-hpga.or.jp/
(一般社団法人神奈川県高圧ガス保安協会のホームページに移動します。)
2高圧ガス基本措置訓練
(1)アセチレンガス安全器効果実演及びアセチレンガス容器発火事故に対する消火訓練
動画はこちら http://ryuhokyou.sakura.ne.jp/
(一般社団法人 神奈川県高圧ガス流通保安協会のホームページに移動します。)
(2)空気呼吸器装着訓練
動画はこちら http://www.kanagawa-bousai-hpg.or.jp/oshirase.php
(公益社団法人神奈川県高圧ガス防災協議会のホームページに移動します。)
3高圧ガス取扱い形態別訓練
(1)地震災害を想定した、LPガス充填所での緊急措置訓練、家庭用LPガスの復旧訓練及び応急供給訓練
動画はこちら http://www.kanagawalpg.or.jp/020603.html
(公益社団法人神奈川県LPガス協会のホームページに移動します。)
(2)高圧ガス運送途上における緊急措置訓練(関係機関が一体となって実施する総合的かつ実践的訓練)
動画はこちら http://www.kanagawa-bousai-hpg.or.jp/oshirase.php
(公益社団法人神奈川県高圧ガス防災協議会のホームページに移動します。)
主催
相模原市消防局
神奈川県
協力機関
神奈川県警察
参加人員
合計409人
訓練写真
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酸素ガスにより銅管が激しく燃焼する実験 (酸素は物質の燃焼を助ける) |
LPガスの燃焼実験 (液化したLPガスが激しく炎を上げて燃焼) |
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水素ガスの燃焼実験 (火炎の色は無色のため炎が見えにくい) |
モノシランガスの自然発火の実験 (空気に触れると自然着火) |
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アセチレンの逆火による爆発によりサッカーボールが高く飛んでいく様子
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スプレーを直火で過熱し破裂燃焼実験
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空気呼吸器装着訓練 (防災事業所による装着要領の実演) |
空気呼吸器装着訓練 (ボンベを容器収納庫に搬入) |
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家庭用LPガスの復旧訓練(アパート) |
家庭用LPガスの復旧訓練(戸建て) |
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LPガスの応急供給訓練 (広域避難所へのLPガスの搬送) |
高圧ガス運送途上における緊急措置訓練1 (高圧ガス漏えい) |
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高圧ガス運送途上における緊急措置訓練2 (消防の放水による除害活動) |
高圧ガス運送途上における緊急措置訓練3 (漏えい中の高圧ガスボンベを回収) |
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高圧ガス運送途上における緊急措置訓練4 (消防による事故車両からの負傷者搬出) |
高圧ガス運送途上における緊急措置訓練5 (事故車両からの負傷者の搬出) |