神奈川県水産技術センター メルマガ466

掲載日:2015年2月20日

神奈川県水産技術センターメールマガジン  466号    2015年2月20日号

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□ 研究員コラム

1 内水面試験場の「妖怪ウォッチ」 (内水面試験場 蓑宮 敦)

2 漁業調査船「うしお」の勇退 (相模湾試験場 山本 章太郎)

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1 内水面試験場の「妖怪ウォッチ」 (内水面試験場 蓑宮 敦)

 今、巷では、「妖怪ウォッチ」なるものが流行っているそうです。私は、この番組を観たことがありませんが、妖怪を見ることのできる「妖怪ウォッチ」を手に入れた主人公が、至る所に出没する妖怪と友達になり、時には彼らと協力して、町の人々の悩み・問題を解決しながら物語を進めていくアニメだそうです。

 内水面試験場では、今頃の時期になると時々2階の方から「シャリシャリシャリシャリ」と奇妙な音が聞こえてきます。もしや、水木しげる先生のゲゲゲの鬼太郎にも登場した「小豆洗い」という妖怪の仕業かも…。

 恐る恐る2階の実験室を覗くと、流しの前に黒い人影が…。実は、この時期、アルバイトの方が篩を使用して砂利の選別作業をします。このときに出る音なんです。

 アユの産卵には、粒径が5mm-3cmの礫が適しているとされており、この粒径の礫を多く含んでいる河床が良い産卵環境ということになります。この作業は、アユの産卵場の環境調査項目として実施しているものです。

 もちろん、内水面試験場の「小豆洗い」と友達になっても妖怪メダルはもらえません。

砂利の粒度分析

写真 砂利の粒度分析

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2 漁業調査船「うしお」の勇退 (相模湾試験場 山本 章太郎)

 神奈川県水産技術センター相模湾試験場の漁業調査船「うしお」が、この度、その役目を終え、廃船となりました。

 「うしお」は平成3年2月に進水して以来、約24年間の永きにわたり、本県の漁業を支えるために活躍してきました。

 しかし、長年の酷使により、老朽化が進み、機関や設備、船体のいたるところに傷みや不具合が見られるようになり、数年前から更新が求められていましたが、財政難の折、なかなか実現できずに今に至ってしまいました。

 そんな折、地元漁業関係者の方々の温かい御支援と多くの関係者の御努力のおかげで、今年度、相模湾試験場において新しい漁業調査指導船を建造できることになりました。そして、ようやく「うしお」は引退できることとなりました。

 「うしお」は定置網の研究や漁場の環境調査、そして酒匂川の洪水の問題など相模湾試験場の業務を20年以上も支えてくれました。その功績を労い、感謝の意を表するため、簡単ではありますが、先日、「お別れ式」を母港の小田原漁港において行いました。

 相模湾試験場と西部漁港事務所の職員が参加して、一人一人順番にお神酒を「うしお」にかけながらお別れをしました。

 「お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。」

うしおの乗組員

写真 うしおの乗組員

お別れ式の様子

写真 お別れ式の様子

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