神奈川県水産技術センター メルマガ426

掲載日:2014年1月15日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.426 2013-7-19

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.426 2013-7-19
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□研究員コラム

○ 県立城ヶ島公園の散歩コース (栽培推進部 杉浦 暁裕)

○ 相模湾試験場の展示物 (相模湾試験場 中川 研)

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○ 県立城ヶ島公園の散歩コース (栽培推進部 杉浦 暁裕)
 神奈川県水産技術センターは、三浦市の城ヶ島の中にあります。城ヶ島は周囲約4kmの島で、その東側の台地上に広さ25.4haの県立城ヶ島公園があります。
 私は、お昼休みに健康維持のためのウォーキングとして、行ける日は毎日、水産技術センターから県立城ヶ島公園まで散歩をしています。
 水産技術センターから坂道を登って行くと、公園の手前の駐車場の周囲や公園内に沢山の松が生えています。よく見るとこれらの松は皆、東側に傾いて生えています。城ヶ島の西は相模湾になっており、伊豆半島まで遮るものがありません。そこで、城ヶ島は冬に強い西風が当たります。そこで、台地上に位置する公園周辺の松は、全てと言ってよいほど、東側に傾いてしまっています。
 この城ヶ島公園は、終戦まであった旧帝国海軍の城ヶ島砲台の跡地を利用したと聞いています。先日、城ヶ島砲台の遺跡の見学会に参加して、初めて遺跡を意識しました。それまでは、毎日、歩いているのに何気なく見過ごしていました。前述の駐車場の真ん中に円形の花壇があります。これが、城ヶ島砲台に据え付けられていた大砲の砲台跡だそうです。この大砲は、ワシントン海軍軍縮条約で廃船になった戦艦「安芸」の大砲を移設したものだそうです。そして、公園に入って直ぐ左側の花壇の位置に、もう一つの大砲が据え付けられていたそうです。そこの地下壕を見学しましたが、分厚い壁で作られており、現在でも堅固な構造でした。また、城ヶ島公園には展望台が2ヶ所ありますが、西側の展望台は、砲台の観測所の上に展望台を作ったそうです。
 城ヶ島公園は、冬の水仙でも有名です。公園のあちこちに水仙の花壇があり、最盛期には水仙の香りが充満します。
 そして、私は、歩くたびに城ヶ島公園から房総半島や伊豆大島、伊豆半島を眺めています。冬場の空気が澄んだ日には、年に数回だけ三宅島まで見えます。ちなみに私は、1回だけ三宅島を見ました。昼休みに海を見て、島を見て、船を見て、花の匂いをかいでと、気分転換と健康維持には最高の昼休みです。
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○ 相模湾試験場の展示物 (相模湾試験場 中川 研)
 相模湾試験場がある小田原水産合同庁舎1階には、定置網の模型や刺網などの漁具のほか、相模湾で獲れる魚の剥製やホルマリン標本が展示されています。
 特に定置網の模型は、西暦1809年に初めて相模湾に設置された根拵網(ねこざいあみ)や相模湾のブリの大漁を支えた大謀網(だいぼうあみ)など、定置網の網型の変遷がわかる貴重な展示物となっています。
そのため、施設見学では、定置網漁業を中心とした相模湾で行われている漁業について説明し、相模湾の漁業への理解促進に努めています。
 しかし、施設見学に来てくださる方は様々で、成人の方や社会科で漁業を習う小学5年生以上の学生であれば、これらの展示物でも十分に満足していただけるのですが、小学生でも低学年ともなると模型や漁具、魚の標本だけでは飽きてしまうようです。
そこで、1年前から調査時に捕獲された生物や岩礁域にある潮溜まりで見られる魚や甲殻類の飼育展示を始めました。
 すると生きた生物の力は絶大ですね。子供たちの興味は、この水槽に集中し、飽きるどころか帰る時間になっても水槽を眺めている子供もいます。子供だけでなく、大人の方も興味深く眺めているのを見かけます。ひとまずは、生物の飼育展示は成功といえるでしょう。
 しかし、この展示は大きな苦労も伴うものでした。
 相模湾試験場には、海水の取水施設がないため、水槽に入れる海水は、海から汲んで来なければいけません。しかも、魚等の飼育海水は、すぐに汚れ、定期的な水換えが必要です。そのため、調査船での調査時や海岸、漁港等で海水を汲み、ポリタンクに貯蔵しておかなければいけません。
 そのほか、餌の確保や展示生物の補充など、苦労が耐えないというのが実情です。
改めて、生物を飼育する大変さを身に染みて感じているところです。
ただ、苦労とは言っても、魚等の生物が好きな私にとっては、机上に向かって書類や原稿を作成する苦労に比べれば、はるかに楽しく、また、子供たちの笑顔が見られるという張り合いもあります。
 相模湾試験場に来ていただいた際は、水槽も覗いてみてください。
定置網の模型は、下記URLでご覧になれます。
http://www.agri-kanagawa.jp/sagami/teitimokei/mokei-menu.htm

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住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
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