神奈川県水産技術センター メルマガ421

掲載日:2014年1月15日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.421 2013-5-10

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.421 2013-5-10
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□研究員コラム

○ オールドタックル その1 (相模湾試験場 山本 章太郎)

○ 足跡自己解析 (内水面試験場 井塚 隆)

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○ オールドタックル その1 (相模湾試験場 山本 章太郎)
 この「オールドタックル」という言葉に反応した方は、かなり魚釣りの年季の入った人でしょう。特にルアーやフライといった舶来の釣りを長年、楽しんできた人に多いのではないでしょうか。
 今をさかのぼる事40年。私も魚釣りが大好きな小学生でした。私の父も釣りが好きで、よく海や川、湖に釣りに連れて行ってくれました。休日はもちろん。平日も夜釣りに行ったり。また、夜遅くまで釣りの本を読みふけったり、仕掛け作りに精を出していました。いわゆる釣りキチ少年というやつです。そのお陰か、自分の根幹には魚釣りがあるようで、水産の大学へ進み、この世界へ就職することとなったのだと思います。
 さて、その釣りキチ少年ですが、ある日、「ルアーフィッシング」というもの凄くカッコイイものと出会ってしまったのです。そいつは雑誌やテレビの中に出できて、ピカピカのリールと竿(当時はロッドとは言っていませんでした。)を使って、でっかい虹鱒やブラウントラウトという見慣れない高級そうな魚をたくさん釣り上げていたのです。「すげぇ-、カッコイイなぁ-。」と憧れました。となると、次は「あれ欲しいなぁ-」とくるのが当然でした。しかし、そのリールとロッドは「ミッチェル」や「ガルシア」というフランス製、アメリカ製の超高級品で、当時でも3万円以上していたと記憶しています。当然、小学生の手が届くようなものではありません。親にねだるにしても値段が高すぎます。しかし、手に入らないとなると、尚更、欲しくなるものです。ルアーフィッシングの雑誌を何度も何度も、同じ写真ばかりを眺めては、頭の中で想像を膨らませていたものでした。芦ノ湖に行ったときも、少数の金持ちそうな大人がルアーを投げているのがやたらと目に付くようになりました。「いいなぁ-。大人は。」正直、羨ましかったです。
 そんなある日、なぜか父が海外旅行へ行くこととなりました。道中、フランスやアメリカにも行くとのことでした。「天は我に味方せり。この機を逃しては一生後悔する。」それからというもの、父のご機嫌をとるのに一生懸命でした。お手伝いも、お勉強もちゃんとやりました。同時に、「ミッチェル」や「ガルシア」という言葉をそれとなく父に伝えていました。まぁ、父はこちらの目論見などとっくにお見通しだったでしょうが。
そして、父が海外から帰ってきました。「ミッチェル 408」と「ガルシア 2701 カスタム」をお土産に。それが、私の「ルアーフィッシング」のはじまりでした。
ミッチェル408の画像はこちらをご覧ください。 

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○ 足跡自己解析 (内水面試験場 井塚 隆)
 春は別れと出会いの季節。私も3年間やってきたアユの調査に別れを告げて、4月からは新たに渓流調査の担当になりました。名残惜しい寂しさとともに、ワクワクするような緊張感に包まれています。でもその前に総括しなきゃいけない。これまで1年間は何をやってきたのだろう?ちゃんと働いたの?
 フィールド調査は足で稼ぐ。日記を付けない私にとって、ケータイの万歩計は重要な記録データです。決まってこの時期には前年度の足跡を振り返り、研究者の資質を高めるべく考察を付与することにしています。
 24年度の月間歩行距離はかようになりました。なるほど。4月から5月にかけて頑張ろうと意気込んでみたものの、6月に入ってからは初暑→猛暑→酷暑→残暑を言い訳にしてロクな働きもせず怠け、これではヤバイと思った10月からようやく稼ぎ出したわけですねぇ。ちなみにこの傾向、過去3ヵ年おなじような推移を示しています。夏は仕事しとらんダメ公務員!これでいいのか俺?
 ちょっと待って。これがデータを見る時の怖さです。数値の背景を読まなければ。
 つまり、6月・9月というと、ちょうど衣替えの季節です。ノーネクタイに縁がない我々の軽装とは、作業上着を脱いだシャツ一枚の姿です。もちろんズボンはいとりますよ。でも前ポケ・尻ポケはモッコリさせたくないから、ケータイは携帯できなくなりがちです。これでは稼いだ足跡が記録されません。過少評価で実情を反映していないと言えます。
 ちなみに、10-12月はアユの産卵シーズンなので、安定的に稼いでいるはず。でも、ウエットやドライスーツを着て川を歩き廻ることが多いので、これまた過小評価でしょう。なお、1-3月は報告書の作成にいそしみますから、あまり歩かず横ばい推移なのかと。
 それにしても全体的に過小評価とはいえ、思ったより歩いてないですね。渓流調査が担当になった今年度はどうなるでしょうか?電波の届かぬ山奥がフィールド。役に立たないケータイを携帯しつつ、足跡をきっちり記録したいものです。でも、これまでの中流域とは河川勾配がまったく異なる渓流域。おなじ一歩でも重みが違いそうですね。
 平成24年度の月間歩行距離グラフはこちらをご覧ください。
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