神奈川県水産総合研究所 メルマガ001

掲載日:2014年1月18日

神奈川県水総研メルマガ VOL.001 2003-7-11

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.001 2003-7-11
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当研究所の研究員が、現場で体験したり考えたりしていること、また調査内容
についてのご紹介をいたします。

●釣り船の調査も行っています

 水産総合研究所では、水産業に関する調査研究を中心に取り組んでいますが、
その他に「釣り船(遊漁船とも言います)の経営」に関する調査にも取り組ん
でいます。神奈川県では、「とる・つくる・うる」漁業を核として、「見る、
学ぶ、遊ぶ、食べる」といった要素を取り入れた海の総合的な利用を「海業
(うみぎょう)」として位置づけ、漁業と地域の活性化を目指しており、この
釣り船の調査もその一環です。

 この調査では、釣り人を対象としたマーケティング調査を行い、現在の釣り船
を釣り人が求めている姿に近づけることを目的としています。よりよい経営体
が増えることで、結果的に県内で釣りを楽しむ方にも直接的なメリットが期待
できます。すでに実施したアンケート調査でも、「釣り船の経営者」と「釣り
人」の間にサービス等に関する意識のギャップが存在していることが明らかに
なりつつあり、具体的な改善案を検討し始めているところです。

 釣り船を取り巻く環境は非常に厳しいようです。農林水産省統計情報部の調査
(平成14年度遊漁採捕量調査結果の概要※)によりますと、平成14年の釣り船
を利用して船釣りを行った釣り人はのべ449万人で、5年前(平成9年)に比
べ約131万人減少しています。また神奈川県での釣り人数はのべ107万人で全国
1位ではありますが、5年前に比べ約14万人減少しています。神奈川県の釣り
船一業者あたりの釣り客数は平均1,716人/年と2位の千葉県の844人/年を大
きく引き離しているのですが、より多くの釣り人を呼び込むには、さらなるサー
ビスの充実や他の経営体との差別化が必要でしょう。
今後、釣りをされる方々にはアンケート等をお願いする機会もあると思います。
ぜひ御協力をお願いいたします。

※平成14年度遊漁採捕量調査結果の概要(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/yugyo2002/yugyo2002.htm
                       (企画経営部 小川砂郎)

●県民参加でアマモ種子の生産始まる

 海草アマモの群落であるアマモ場は、魚介類の産卵・育成場となり、水質・
底質を浄化する「海のゆりかご」です。埋立や水質の悪化により衰退している
アマモ場を再生するため、瀬戸内海を中心にアマモ場を造成する事業が動きだ
しています。
 当所では、県民の協力をいただいて平成13年度に初めて県内産種子の生産と
苗の移植に成功し、昨年度は民間企業との共同研究により種まきによる造成を
試みました。15年度はいよいよ横浜市金沢湾における大規模なアマモ場の造成
に、NPOとの協働で取り組みます。必要な種子は10万粒、昨年度の生産量の5倍
です。

 去る5月31日(土曜)、横須賀市伊勢町海岸の天然アマモ場から種子の生産に
必要な受粉が終わった花の枝を採取する作業を行いました。台風崩れの豪雨と
いうあいにくの天気でしたが、小学生を含む30名以上のボランティアが作業に
参加し、6800本もの花が研究所の水槽に収容されました。1ヶ月あまりが過ぎ
た今、水槽では順調に種子が熟成しており、今月下旬からの取り上げを待って
います。
 7月26日(土曜)と8月3日(日曜)には、水槽からの種子の取り上げ作業を、大
勢のボランティアの参加をいただいて行いますので、続報をお楽しみに。
                        (栽培技術部 工藤孝浩)
アマモの花の枝採取作業の写真はこちら


●[イベント]夏休みこどもワクワク・海・体験のご案内
主に小中学生を対象としたイベント、「かながわの海と生物の教室」、「親子
おさかな料理教室」が行われます。今年は平成15年8月27日(水曜)-29日(金曜)
です。詳細は下記のURLを参照してください。
http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/event/20030827/guide/

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[最近のホームページ更新情報(7月2-9日)]
さかなのあれこれ「スズキ」
さかなのあれこれ「マアジ」
漁況情報・浜の話題No03-12(7月9日号)
漁海況月報6月号(海況・三崎水揚)
東京湾溶存酸素情報2003年5号
漁海況月報5月号(定置水揚)

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[編集後記]
 まずは第1号を発行することができほっとしています。できるだけ毎週お届
けできるようにいたします。よりよい情報が提供できるよう、ご意見等ぜひお
願いいたします。
 また今後は、漁業者へのインタビューなども考えております。どうぞご期待
ください。
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