神奈川県水産総合研究所 メルマガ019

掲載日:2014年1月18日

神奈川県水総研メルマガ VOL.019 2003-11-14

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.019 2003-11-14
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□□研究員コラム
・「さかなグッズ」コレクション(その2)
         ネクタイについて(資源環境部 亀井 正法)
・あわびとさざえは親戚どうし?(栽培技術部 櫻井 繁)
□神奈川県の漁協紹介
・第7回 腰越漁業協同組合
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●「さかなグッズ」コレクション(その2) ネクタイについて
 前回のコレクション紹介がネクタイピンでありましたから、今回はご本体の
ネクタイを取り上げます。

 実は、魚をデザインしたネクタイは、意外と少ないのです。ネクタイピンを
見つけるより、ご本体を探し出す方が何倍も労を要しますね。

 一般の洋品店、デパート、駅の売店などにネクタイがぶら下がっているのが
眼に入ると、素通りできません。漁り始めるわけですが、これが結構手間どり
ます。夢中で探していると、そこの店員(多くは女性です)が、「この客は冷
やかしじゃないな」と思うのでしょう、必ずすり寄ってきます。
「どのような柄がお好みですか?」
「柄じゃないの。魚なの。」
「えツ、サ・カ・ナ?」キョトンとします。
「そう、魚をデザインしたのある?どん何でもいいんだけど。」

 それからは二人で、ネクタイ林に分け入って漁り方を続行するわけですが、
このようなケースの時は大抵、期待できません。だって、私の方が探索眼、探
索感には年季が入っていますからね。時には「お客さん、ありましたよ!」と
嬉々としてネクタイを持ってきてくれるのですが、デザインを見るとシャチや
クジラだったりします。
「これ、魚じゃないんだけど。哺乳類。」
「クジラって魚じゃないんですか…?」キョトンとします。

 私としてはコレクターのポリシイを貫き通します。

 輸入品専門のネクタイ屋か水族館などのグッズショップがねらい目です。
 なぜ、さかなのデザインのネクタイが少ないのか?
答えは、売れないのでしょう。そんなネクタイをしている人って見かける?
                      (資源環境部 亀井 正法)
亀井「さかなグッズ」コレクション その2 ネクタイ


●あわびとさざえは親戚どうし?
 本県で生息しているあわびは3種類で、くろあわび、めがいあわび、まだか
あわびがあります。産卵は、10-12月にかけて行われています。種類別に
産卵時期が微妙にずれ、また、形や生息場所も微妙に違っています。

 また、さざえは1種類だけで、産卵は7-9月に行われています。

 採卵するには、雌雄別に分けた親貝を水槽に入れ、紫外線で殺菌したろ過海
水を注水して刺激を与えます。雌雄別に刺激を与えますので、採れた卵に精子
をかけて受精させます。このとき、精子の量が多すぎますと奇形になったり、
ふ化しなくなります。

 受精させた卵は、翌日にはふ化し、幼生が泳ぎ出します。卵→トロコフォラ
幼生→ベリジャー幼生→稚貝と変態をします。この変態過程は、さざえの幼生
と同じで、なかなか見分けはつきません。

 ただし、両者の産卵期が異なるので、その幼生の出現時期は違います。
 両者とも浮遊していた後、繊毛という毛を自ら落として、底生生活に入りま
すが、その後、さざえは貝殻を渦巻き状に伸ばしますが、あわびは平たく貝殻
の端を伸ばしていきますので、この頃になると、はじめて区別できます。その
後、よく見られる形になります。

 このように幼生の形が同じであることから、あわびとさざえは親戚関係にあ
る証拠となります。

                       (栽培技術部 櫻井 繁)
各画像はこちらから


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■神奈川県の漁協紹介 第7回 腰越(こしごえ)漁業協同組合

 「これからの漁協は、市民ともうまく連携しなければならないよ」。
 腰越漁協の池田利男組合長はそう強調します。

 数年前から、NPOの「腰越まちづくり市民懇話会」とともに、腰越漁港を会
場として行われる「腰越FISH&JAZZ」のイベントを作り上げてきました。

 腰越は鎌倉市の西端、港からは藤沢市江の島が目の前に見えます。海沿いの
国道134号線から一本奥に入れば、路面電車の江ノ電が走り、「鎌倉」らしい
町並みが残っています。

 ここでの漁業は、しらす船びき網、刺し網、小型定置網等が中心となってお
り、遊漁船も古く(昭和初期)から行われていました。

 「日頃は漁師と遊漁船への釣り人しか利用されにくい漁港ですが、このよう
に地元の方々に利用してもらえることで、漁業やそれを取り巻く産業への理解
をしてもらえると思います。ちなみにJAZZの演奏も腰越出身の方です。

 漁業による水産物の供給ということ以外にも、定員が多くトン数の大きい遊
漁船は災害時や荒天時の遭難等にも素早く対応することができ、社会的にも貢
献できる要素はたくさんあります。
 7-8年前からは、腰越小学校の4-5年生を対象にわかめの種付けを体験させた
りもしています。」

 漁港では、しらすの販売も行なわれておりますが、毎月第1、3木曜日(朝
10時から)からは、朝市での直売も行われているそうです。

朝市等のお問い合わせ
腰越漁業協同組合 電話 0467-32-4743
                 (取材 企画経営部 小川砂郎)
腰越漁協周辺の写真はこちら

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[編集後記]
 「亀井さかなグッズ」コレクションはまだまだたくさんあるそうで、今回の
ネクタイは職場に持ってきてもらって撮影いたしました。お皿やコップ等は持っ
てきていただくわけにもいかないので、直接ご自宅に取材に伺って撮影させて
いただこうかとも考えております。話では相当たくさんあるようなので、まと
めて見たら圧倒されてしまうかも。

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発行:神奈川県水産総合研究所 企画経営部 担当 小川
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