神奈川県水産総合研究所 メルマガ026

掲載日:2014年3月20日

神奈川県水総研メルマガ VOL.026 2004-01-09

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.026 2004-01-09
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□□□新春のごあいさつ
・水産総合研究所長 岡 彬

□□研究員コラム
・水総研職員の一日(資源環境部 岡部 久)
・城ヶ島の自然(海洋情報部 高田 啓一郎)
□神奈川県の漁協紹介
・第14回 小田原市漁業協同組合
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○新春のごあいさつ
 新年おめでとうございます。
 水総研メルマガ愛読者の皆様には、お元気でよいお正月をお迎えのことと存
じます。旧年中は何かとご声援をいただき、ありがとうございました。心から
感謝申し上げます。
 私は、元日、初日の出を拝みに、海人たちの守り神である鳥石楠船神が祭ら
れている大山に登ってきました。

 さて、昨年7月11日に創刊されました水総研メルマガですが、今回で26号
を迎えることができました。
 この間、研究員や担当職員らの熱意と努力によって、毎週1回の発行が続け
られているばかりか、記事内容や写真も充実しつつありますし、読者の方も着
実に増えており、大変うれしく思っています。

 2年目に入り、より充実した読み物となるよう、新たな創意工夫を期待した
いと思います。

 現在の記事は、研究員コラムと神奈川県の漁協紹介から成っていますが、研
究員コラムは、研究こぼれ話といえるものから自分の趣味を素材にしたもの、
そして水産に関する自己主張などバラエティーに富み、そこが読むものを楽し
ませているようです。

 今後も続けてもらいたい題材だと思いますが、読者の皆様はいかがお考えで
しょうか。メルマガに関するご意見・ご要望をお寄せください。

今年は、いよいよ来年に迫った全国豊かな海づくりかながわ大会のプレ大会
の年です。水産総合研究所としましてもあらゆる機会を通して、県民の皆様の
海への関心をできるだけ高めたいと思っています。

そのためにも、より多くの方に水総研メルマガを配信したいと考えております
ので、ご協力をお願いいたします。

 今年も所員一同、神奈川の水産が少しでも元気になるよう頑張りますので、
ご支援をお願いいたします。
 年頭にあたり、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、新春のごあいさつと
いたします。
                 (神奈川県水産総合研究所長 岡 彬)
大山からの初日の出
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583095.html

●水総研職員の一日
 今回は趣向を変えて、研究員のある1日をレポートします。

朝8:30出勤
 先週末下田へ出張したこともあり、約40通の電子メールに目を通し、返事が
必要なもののは対応する。いらないものは削除する。所要時間は約1時間。

9:30ごろ
 マグロの荷揚げ場から「見慣れない魚」の通報。即現場へ急行。正体は
150cm、80kg(目測)の「アマシイラ」。「清水にゃたまに揚がるけど、三崎
じゃあまり見ないね。食えるの?」との質問に、「食えると思いますが、調べ
てお知らせします。」後に「食えるようです」と返答。

10:00ごろ
 「サバ資源調査」より帰港の調査船江の島丸の収集データを整理。漁場ごと
の群れの状況、水温等の海洋環境など。年明けの伊豆諸島海域のサバ漁を占う
貴重な資料。

11:30ごろ
 江の島丸の漁獲したサンプル(ゴマサバ)の解凍。午後は解剖です。

13:00-15:00ごろ
 ゴマサバのサンプルから年齢、日齢を知るための資料として耳石、鱗を採取。
体長と体重を測定。残った身は冷凍でグズグズになっていたので、大池の鯛に
あげました。

15:00ごろ
 国の水産研究所へ来週の訪問について電子メールを送信。本日届いたメール
への対応。その後、サバ漁の漁獲情報の提供依頼文書作成、起案。

15:30ごろ
 サンマに出漁し、帰ってきた船の船頭に会い、サンマが獲れる海況的な要因
の解説を水総研で行う旨知らせる。ついでに年明けのサバ漁について雑談。
「ゴマサバはそこそこ獲れるでしょう。」「魚がいてもよぉ、おめぇが調査に
出ると海が時化るからよ-。」

16:30からこの原稿書いてます。
                       (資源環境部 岡部 久)
測定の様子など
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583096.html

●城ヶ島の自然
 このメルマガでは、海や魚の話題が多いので、今回は陸(おか)の話をテー
マにします。

 当所は、城ヶ島の磯を埋立てたところに建っていますが、目の前の崖は人の
手が加えられておらず、昔のままの姿で雑木林が残っています。

 その崖の中腹に枝を延ばしている松の木にはトビの巣があるのですが、先日、
当所を見学に来られた親子の方を案内している折、巣で休んでいるトビを見て、
お母さんが「ほら見てごらん、あんなところに大きな鳥がとまっているよ、こ
んな近くで見たことはないねー」と感嘆の声を上げられ、子供さんに指を指し
て語りかけていました。

 その時、ここ城ヶ島には、都会では触れることのできない自然が残っている
ことをしみじみと感じました。

 北原白秋が「城ヶ島の雨」を作詞した大正時代とは比べようもないでしょう
が、城ヶ島は、まだまだ自然に恵まれた素晴らしいところです。ハイキングコー
スもありますので、水産総合研究所に来られた際には、是非島内も歩かれるこ
とをお薦めします。
                     (海洋情報部 高田 啓一郎)
城ヶ島の埋め立て前の写真
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583097.html
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■神奈川県の漁協紹介
第14回 小田原市漁業協同組合

 JR東海道線「早川駅」からわずか徒歩3分。間違いなく駅から最も近い漁
協の一つです。

 小田原市公設市場のある早川旧港、西湘バイパスの下に位置する早川新港の
他、石橋、米神(こめかみ)、江之浦にも漁港があります。最近では、「小田
原さかなセンタ-」が港近くに整備され賑わっています。

 常任理事兼参事の出口昇さんにお話を伺いました。

「小田原と言えば「アジ」が特に有名です。平成13年には市の魚にも指定され
ました。このアジをはじめ、小田原の定置網では、非常に多くの種類の魚が水
揚げされています。
 組合自営の定置網が2ヶ統あり、18歳から78歳までの27名が働いています。

 網締(あみじめ)には、朝2時半から3時に出港します。魚の量にもよります
が、市場への水揚げは5時頃です。市場のせりは6時半から始まります。

 網締めに使う船は、共栄丸、あさひ丸、大漁丸など機械船が4隻、無動力船
が3隻です。鮮度保持のため、魚の運搬船には「殺菌冷却海水」をたっぷり積
み込みます。

 現在使っている殺菌冷却海水装置は、一度に貯めておける海水は10t程度で
すが、来年には荷さばき場の整備とあわせて、40tの冷却海水を処理できる装
置の導入を予定しており、さらに高品質の魚を提供することができると思いま
す。

 獲れたての魚を気軽に利用して欲しいとの考えから、毎週土曜日、朝市を開
催しています。平成2年からの取り組みなので、すでに13年がたとうとしてい
ます。

 朝市での魚の販売は9時からです。毎回200-300名の方がお見えになり、毎
週来てくれる方もいらっしゃいますので、期待に答えなければという責任を感
じます。

 早く来て並ばれる方には、6時頃番号札が配られます。これは地元のボラン
ティアの方にお手伝い頂いております。早く来た順にクーラーを置いていきま
すが、お客さん同士のルールとして、次の人が来るまで待っており、次の人の
顔を確認したら、交代するようにしているようです。」

問い合わせ
 小田原・港の朝市運営委員会
 港の朝市事務局 電話0465-22-6617
 小田原市漁協 電話0465-22-4475
 小田原市水産海浜課 電話0465-22-9227

小田原市のホームページにも朝市情報が掲載されています。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/suisan//cnt/f450011/
                 (取材 企画経営部 小川 砂郎)
小田原市漁協の写真
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583069.html
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[編集後記]
 昨年末、神奈川新聞でこのメルマガについて取り上げていただき、新しい読
者の方も増えました。今年もひきつづき「現場」の情報をお伝えしていければと
思っております。よろしくお願いいたします。
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発行:神奈川県水産総合研究所 企画経営部 担当 小川
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2311
ご意見・お問い合わせ:fish.415@pref.kanagawa.jp

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