神奈川県水産総合研究所 メルマガ030

掲載日:2014年3月20日

神奈川県水総研メルマガ VOL.030 2004-02-05

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.030 2004-02-05
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□□研究員コラム
・「さかなグッズ」コレクション(その3)箸置きについて
                 (資源環境部 亀井 正法)
・さざえ・とこぶし・あわびの餌(栽培技術部 櫻井 繁)
□神奈川県の漁協紹介
・第18回 真鶴町漁業協同組合
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●「さかなグッズ」コレクション(その3) 箸置きについて
 扱いやすいものから紹介しようと思って、今回は「箸置き」にしました。

 さかなグッズの中でも、箸置きは収集するのに比較的楽と言うか、お手軽と
言うか、入門するのに最適ですね。現に私の周りでも箸置きを集めている人を
数人知っています。記憶が定かでないけれど、私もここからコレクターの第一
歩を踏み出したのかもね?

 何しろ食器売り場に行けば、箸置きが陳列されている所は狭く限られている
から、物色するのに手間がかかりません。でも、ナリは小さくとも、色だの形
だのそれなりに個性を発揮していて結構目立っているから、あれこれ楽しめま
す。それに一個の値段は300円前後、せいぜい高くっても1,000円止まりだから
お手頃です。

 私と同業で大学時代からの親友、静岡のH氏とは、この箸置きに関してはラ
イバルで、早くから競い合っていました。当初は数で競い、やがてはお互いが
未だ持ってないものの入手を競い合いました。お互いの秘宝を見せっこするた
めに、たびたび会って誇らしげに思ったり、ガックリしたりしたものでした。

 「ものでした」と過去形になっているのは、彼はこの闘いのむなしさに気づ
いたのか、馬鹿馬鹿しさに呆れたのか、既に収集すること放棄してしまったの
です。私だけが相変わらずポツポツ、おかしな癖を続けている次第です。

 この記事を書くため、あらためて収集品を並べて見ました。現在、種類にし
て約50ありました。(因みにH氏は140種程と豪語しています。)この箸
置きに限りませんが、私は瀬戸物やガラス製品の場合、原則的には最低2つ、
購入することにしています。先行き1つが割れてもコレクションが確保できま
すからね。

 また、箸置きはセット(大抵5個組み)で購入する場合が多々あります。で
すから、その数と言ったら優に100個は超えるでしょう。

 素材は、陶、木(竹製が多い)、ガラスがあるものの、圧倒的に陶製が主力
のようです。

 陶芸が趣味の当所の某部長Tさんから頂いた手作り箸置きは、なんと「シー
ラカンス」を模ったもので、すごくユニーク、世界にひとつ、マニアックな私
は、ほくそ笑んでいます。

 ところで、実用品と言うことで集めていますが、実は私は普段の食卓では、
箸置きは使っていません。悪しからず。
                     (資源環境部 亀井 正法)
亀井「さかなグッズ」コレクションその3 箸置き
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583085.html

●さざえ・とこぶし・あわびの餌
 さざえ・とこぶし・あわびの餌は、浮遊幼生から稚貝に変態して底生生活に
入ったばかりの頃は、付着珪藻を主食にしています。

 よくバケツなどに海水を張っておくと茶色いふわふわしたものが生えてきま
すが、これが付着珪藻です。さざえでは殻高が5mm、とこぶし・あわびでは殻
長8mmくらいになるまでこの付着珪藻を与えます。

 その後、付着させている板から剥がしてモジ網の網生簀で飼育します。この
時、さざえでは衝撃で剥がしますが、とこぶし・あわびではアルコールで酔わ
せて剥がします。人間と同じように貝でも酔っぱらいますが、濃度を間違える
と、゛帰らぬ貝゛になってしまいます。

 剥がした後は、海藻(かじめ、おごのり)、配合餌料を主体に与えます。お
もしろいのは、さざえ、とこぶし・あわびで同じ餌を与えているにもかかわら
ず、貝の色が変わるということです。

 さざえでは、かじめ(褐藻)・配合餌料を与えると、貝の色が白くなります。
逆に、とこぶし・あわびでは、同じ餌を与えると色が緑色になります。両方に
おごのり(紅藻)を与えると、赤い色になります。同じ餌を与えていますので、
貝の色は単色になり、この餌を交互に与えると縞模様になります。

 天然のさざえ・とこぶし・あわびでは、赤茶ぽい色をしていますのいで、人
工的に生産したものと区別が付くようになります。

                     (栽培技術部 櫻井 繁)
さざえ・とこぶし・あわびの稚貝
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583086.html
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■神奈川県の漁協紹介 第18回 真鶴町漁業協同組合
 貴船祭りの勇壮な姿。県の無形文化財にも指定され、三大船祭りにも数えら
れています。真鶴は昔からの漁業の町、また産出される小松石という石材を運
搬する海運の町でもあります。

 真鶴町漁協の畑広寿専務理事にお話を伺いました。

「この漁協の中心となる漁業種類は定置網です。組合の自営による定置網が2
ヶ統(大型定置(通称:沖網)、小型定置(通称:改良網))。組合員が運営
する定置網は大型定置が1ヶ統、小型定置が4ヶ統あります(※)。

 これだけの定置がありますから、水揚げ量も大変多く、「魚座(さかなざ)」
という施設の1階が市場になっており、平成13年に県内で一番早く導入され
た殺菌冷却海水装置による処理で、高鮮度を保ちながらの出荷を実現しており
ます。

 この「魚座」の横には、平成9年頃から始めた漁協自営の直売所もあり、水
揚げされたものを販売しています。平成13年頃は土日祭日だけの営業でした
が、昨年からは毎日営業するようになりました。しかし、昨年12月に組合自
営定置が急潮で流されたため、しばらく休止していましたが、現在は再開して
おります。

 組合では、修学旅行での中学生を対象に体験定置網の受け入れも行っていま
す。昨年は名古屋、岐阜の方から6校見えました。

 体験定置の内容は、定置網の網締めの様子を見学することと、実際に魚の選
別を行うことを体験してもらいます。
 魚の選別は、作業スペース等の問題から全員行うことは難しいのですが、網
締めの見学は、地元の遊漁船の協力を得て、200人以上の生徒を一度に漁場
に連れて行きます。」

 冒頭でご紹介しました、「貴船祭り」には、漁協ももちろん協力していると
のことです。1ヶ月ぐらい前からは準備を始めるので、忙しくなるそうです。

 また、「魚座」の2階にあるレストランでは、1階の市場で水揚げされた地
元の魚を食べることができる他、観賞用大型水槽に泳ぐ魚たちも見ることがで
きます。

 真鶴の漁業は、地域の産業を支えるだけでなく、観光にも欠かせない要素と
して存在しています。

(※)大型定置網:網の設置場所の最深部が最高潮時で水深27m以上のもの。
免許が必要。
小型定置網:漁業協同組合に対して免許された第2種共同漁業権に基づき行使
される。入会漁場的な性質。

                 (取材 企画経営部 小川 砂郎)
真鶴町漁業協同組合の写真
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583087.html
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[最近のホームページ更新情報(2月2日)]
江の島丸のサバ資源調査の写真を掲載しました。
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[編集後記]
 無事30号まで発行できました。回数を重ねると、継続することの重要性を改
めて感じます。
 さて、本日2月6日と7日、横浜産貿ホ-ルで「かながわ新鮮市」が開催さ
れます。農総研との共同アンケ-トを行うため、2日とも会場に張り付くこと
になりますが、話題の「みなとみらい線」に乗れるよい機会なので、楽しみで
す。皆様もぜひ会場にお越しください。

かながわ新鮮市について(県農業振興課)
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/nogyosinko/shinsen.htm
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