神奈川県水産総合研究所 メルマガ034

掲載日:2014年3月20日

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.034 2004-03-05
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□□研究員コラム
・「知」産地消のすすめ(企画経営部 小川 砂郎)
・アマモの苗移植のお知らせ(栽培技術部 工藤 孝浩)
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●「知」産地消のすすめ
 地産地消ではないの?という声が聞こえてきそうですが、今回は「知」産地
消というテーマです。

 地産地消とは、地元の産物を地元で消費するということですが、このメリッ
トとしては、産地が近いので、新鮮さが保てる、輸送コストが抑えられる、地
元なので安心感がある、といったところでしょうか。

 しかし、地元だからという理由だけでは、商品の「売り」としては弱いので
はないでしょうか。

 昨年の「かながわおさかな週間」でのアンケートによれば、「神奈川で漁業
が行われていること」について「もちろん知っている」との回答は3割程度、
残りの7割は、「何となく知っている」「ほとんど知らない」、「全く知らな
い」となりました。

 浜を回っているとよく見かける漁具、刺し網や定置網、覗突(みづき)用の
銛(もり)等、さすがに我々はよく知っていますが、一般の方にはあまり馴染
みがないのでは。

 最近よく見かける、生産者の顔写真がついた農作物や肉類。確かに安心感が
あります。しかし、農林水産省のアンケートでは、「顔が見えることで安心感
を感じる」という回答をした方は6割強であり、残りの3割弱の方は、「誰だ
か知らない人なので特に安心感はない」等の意見もあるようです。

 誰が、どのような漁法でとったものをどのように扱って来たか。また、その
産地には、どのような背景、歴史、文化があるのか。単なる顔写真や履歴を辿
れるトレーサビリティのみではなく、現場のことをさらに伝えていくことが本
当の地元産のものに対する安心感につながるのではないでしょうか。「知産地
消」、つまり産地の事を知ってもらい、地元で消費する、ということです。

 必ずしもマスメディアを利用したCMばかりがPRではなく、スーパー等の売り
場での直接的なPRも可能です。例えば、神奈川県内には、およそ1700店舗のスー
パーがあり、食料を中心に扱っている店舗はそのうちのおよそ900です。これ
だけの店舗でPRできればどれだけの効果があるでしょう。

 もちろんそのコストの問題はありますが、ちょうどよいことに、2年後には
「ゆたかな海づくり大会」が予定されております。イベントだけでなく、普段
からのPRについても、この機会を活かせればと考えています。
                   (企画経営部 小川 砂郎)

かながわおさかな週間でのアンケ-ト結果抜粋
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p785887.html

●アマモの苗移植のお知らせ
 多くの市民の参加により実施してきたアマモ場造成の事業が、いよいよ大詰
めを迎えました。昨年5月以来、研究所の水槽で育てられたアマモの苗が、ふ
るさとの東京湾に戻るときが来たのです。

 来る3月6日(土曜)、7日(日曜)の両日、金沢漁港を作業拠点として、潜水
作業によって苗を海底に移植します。アマモの苗は浮力があるので、そのまま
海底に植えても、すぐに抜けてしまいます。そこで、1本1本にアンカーとな
る竹の箸を輪ゴムで添えたり、地下茎を粘土にくるんだりして、根を張るまで
にしっかりとどまらせる工夫を施します。

 このアンカー装着は、陸上でできる簡単な作業なので、これまでのように市
民の方々にもお手伝いいただこうと考えています。市民参加の機会は、7日
(日曜)のみ設けますので、下記の連絡先にFAXまたはメールでお申し込みのう
え、10時に金沢漁港(横浜市金沢区海の公園)においでください。

 アンカー装着作業の後は、見学のための船と水中ビデオカメラを用意します
ので、船に乗ったりビデオを見たりして海底で行われる移植作業を見学するこ
ともできます。濡れてもよい服装と、昼食、長靴を持参してくださいね。

 週間予報によれば、日曜日の天気はまずまずのようです。保険加入の関係が
ありますので、必ず事前にお申し込みのうえ、金沢漁港においで下さい。なお、
漁港内に車を駐める場合は駐車料金を支払わなければなりませんので、金沢シー
サイドラインのご利用をおすすめします。
「野島公園」か「海の公園南口」で下車し徒歩5分です。
                         (栽培技術部 工藤孝浩)

申し込み方法
(1)氏名(2)年齢(3)住所(4)連絡先電話番号(5)FAX番号(6)E-mailアドレス
を記入のうえ、NPO法人海辺つくり研究会へお申し込み下さい。
電話番号:045-321-8601 FAX番号:045-317-9072 
E-mail:umibeken@nifty.com

前年度に実施した苗移植
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p785915.html
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[編集後記]
 神奈川の漁協紹介は、お休みです。楽しみにされている方申し訳ありません。
来週は、横浜市漁協の予定です。
 さて、横浜市から真鶴町までの12の釣り船で、釣り人意識調査のアンケート
を行います。行かれた釣り宿で、封筒を渡されたら、ぜひ、ご自宅まで持ち帰
りゆっくりご記入ください。返信用封筒も入っています。ご協力よろしくお願
いします。

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発行:神奈川県水産総合研究所 企画経営部 担当 小川
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2311
ご意見・お問い合わせ:fish.415@pref.kanagawa.jp

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