神奈川県水産総合研究所 メルマガ054

掲載日:2014年3月18日

神奈川県水総研メルマガ VOL.054 2004-08-06

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.054 2004-08-06
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□□研究員コラム
・結婚ラッシュ!! 退職ラッシュ?!(企画経営部 高間 浩)
・種苗生産を支える名脇役(5)(栽培技術部 山田 敦)
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○結婚ラッシュ!! 退職ラッシュ?!
 今年、3名の研究員が相次いで結婚しました。
 現在、研究所の研究員は33名ですので、今年のこれまでの結婚率は約1割の
高率です。

 当所において最近は30代半ば前後での結婚が多く、晩婚化が進んでいる世間
平均(男28.5歳、女26.8歳 国立社会保障・人口問題研究所2002年調査)に比
べてもより晩婚ということになります。

 かつては、研究に熱心(?)のあまり50歳近くの晩婚という方もおりました
が、現在でも、研究熱心な研究員が多いということでしょうか。

 <独り言:自分は研究熱心でなかったので、当時の平均初婚年齢より早く結
婚しております。>

 ところで、最近の調べでは当所の研究員の年齢構成は50代9名、40代4名、
30代19名、なんと20代は1名、平均年齢43歳ということで高齢化が目立ちます。

 高齢化の原因は、この6年間新規採用が全くない(来年も採用がないので7
年目になります)ためです。そして、6年前には45名いた研究員が現在は33名
に減少しています。

 今後の5年間では団塊の世代が定年になってきますので、当所でも8名の定
年予定者がおり、このまま新規採用がないと組織も改変する必要がありますし、
なんと言っても若手研究員の確保ができなくなります。

 定年が射程距離の部長としては、機会ある毎に人材確保を訴えたいと思いま
す。
                      (企画経営部 高間 浩)
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○種苗生産を支える名脇役(5)
 放流もしくは養殖に用いられている稚魚の生産は、陸上に設置されたコンク
リート水槽等で行われるものが主流であり、水質管理が重要なファクターとな
ることは言うまでもありません。

 特に残餌や排泄物など水槽底に堆積する沈殿物の除去は、水質維持のために
必要不可欠ですが、過去多く用いられてきたサイフォン菅使用の人手に頼る手
法は、作業者に長期間無理な姿勢を強いることなどにより、作業環境や能率面
で大きな問題でした。

 従って、この清掃作業を人手に頼らず、機械化しようとする試みが十数年以
上前から行われてきており、水槽形状に合わせた物が生まれてきています。

 沈殿物除去に当たっては、次の条件が満たされなければなりません。
 (1)沈殿物を巻き上げない
 (2)沈殿物を残さない
 (3)清掃が簡単で短時間、少人数で行える
 (4)稚魚を吸い込まない

 当種苗生産施設では、円形水槽上部に小型のモーターを配置し、その駆動力
により掃除機を回転させ清掃する方式をとっています。

 底掃除機は、ギヤとチェーンの組み合わせにより、レールに配置された吸入
部をレコードの針(ちょっと古い表現ですが)のように移動し水槽底面の残餌
やゴミを吸い取ります。

 1工程はレールが約3時間で7周し、底面全体を吸い取ります(時間は変更
可能)。

 吸入部には加工したシリコンゴムのガードが配置され、稚魚をなるべく吸い
込まず沈殿物だけを掃除できるような形状となっています。吸入は水槽外部に
配置された自給水式海水ポンプにより海水ごと吸引します。

 生産期間中、特にヒラメが大きくなる時期(全長3cm以上)は、毎日稼動
させ排泄物や残餌を取り除き、常に水槽内の清浄に努め、ヒラメが疾病を引き
起こさないようにしています。
                      (栽培技術部 山田 敦)
底掃除機の写真はこちら
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583023.html

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[編集後記]
 夏休みこどもワクワク・海・体験の磯採集、料理教室ともに無事終えること
ができました。ご参加いただきました方々ありがとうございました。
 イベントの様子はこちらに掲載いたしております。どうぞご覧ください。
http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/event/20040630/report/

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発行:神奈川県水産総合研究所 企画経営部 担当 小川
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2311
ご意見・お問い合わせ:fish.415@pref.kanagawa.jp

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