神奈川県水産総合研究所 メルマガ085

掲載日:2014年3月13日

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/KN/ 神奈川県水産総合研究所メールマガジン  VOL.085 2005-3-18
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□□研究員コラム
・大盛況!アマモ苗の移植会(栽培技術部 工藤 孝浩)
・ファンの心理(企画経営部 小川 砂郎)
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○大盛況!アマモ苗の移植会
 3月3-5日に、金沢湾(野島と海の公園の地先)においてアマモ苗の移植
会が行われました。

 移植に使ったアマモの苗は、10月下旬に水総研の陸上水槽内に種まきして育
てたものです。

 水温がなかなか下がらなかった影響で、発芽が本格化したのは12月後半以降
でした。そのために、大きなものでも20cmほどしかなく、海に出すにはやや心
もとないものでした。

 苗は浮力があるために、そのまま海底に植えてもすぐに抜けてしまうため、
アンカーとして根元に粘土を巻きつけたり、竹の箸をくくりつけて海底に固定
します。

 4日(金曜)は、首都県全域が大雪に見舞われた日で、三浦でも4年ぶりに雪
が積もりました。この日は10名のNPOの方々とともに、野島海岸分の約1,000株
を植えました。

 雪が降りしきる中の潜水作業は、本当に辛いものでした。

 5日(土曜)はイベント仕立ての移植会で、地元の小学校などに声を掛け、ア
ンカーを付ける陸上作業を子供たちに体験してもらいました。

 そして、海に潜って苗を植えるダイバーの様子を、漁船の上から箱眼鏡での
ぞいてみたり、岸壁から降ろした有線水中カメタのモニターで見学してもらい
ました。

 当日は幸いにも天気に恵まれ、作業拠点となった金沢漁港は、朝から子供た
ちの歓声に包まれ、作業も計画どおり順調に進み、海の公園分約1,000株が植
えられました。

 遠くは福岡市からの参加もあり、子供たちが99名、スタッフをあわせると
157名という大勢の方々がイベントに参加しました。

 アマモ場づくりの事業では昨年度から何度となく市民参加型のイベントをやっ
てきましたが、これほど多くの方が参加されたのは初めてでした。

 記念写真をご覧下さい。
 子供に大人気のテレビキャラクターや映画などで活躍中の俳優さんも一緒で
す。

 海に潜れるテレビキャラは、これから1年間海中でアマモの育成ぶりを追跡
し、遺時番組で流してくれる事になりました。お楽しみに。
                       (栽培技術部 工藤孝浩)
アマモイベントの様子
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p782978.html
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○ファンの心理
 実は今、ある映画にはまっています。

 同じ映画を何度も見に行くというのは今まで経験したことがなかったのです
が、時間をやりくりして最近では週1ペースで通っているような状況です。

 それに加えサントラのCDから原作等の関連書籍までたくさん買い込み、散
財しています。

 「はまる」というのはこういうことだろうかと、客観的に自分をみています
が、しばらくこの熱は冷めそうにありません。

 さて、現在、神奈川の魚について、このぐらいファンになってくれている方
がどのくらいいらっしゃるでしょうか。今の状況ではかなり難しいことでしょ
う。

 例えば沿岸漁業の対象として重要なヒラメ。非常においしい魚で、放流事業
が行われている他、資源管理等様々な取り組みが行われているところです。

 しかし、近年の市場の評価は非常に厳しいものとなっております。

 この原因としては、輸入の増加や養殖ヒラメの供給量が増えていること、ま
た、調理も難しい(と思われている)ため、元々一般家庭ではあまり消費され
ないことも指摘できるでしょう。

 評価や知名度を向上させるため、イベントでのPR等ということがすぐに思
い浮かびますが、アジやイワシ等の大衆魚はともかく、ヒラメのような高級魚
に対し連呼型のPRがどれほど効果をあげることができるでしょうか。 

 以前、料理教室に参加された方に伺った話を思い出します。

 その方は「5千円でヒラメが1尾丸ごと味わえるなら、しびれるよな。」と
おっしゃっていました。うれしい言葉です。

 朝市の常連さんのようで、よくヒラメ等も購入されて自分で調理されている
とのことでした。

 先日、とある漁協でお話をさせていただいたときに、「地元ヒラメのファン
クラブ」をつくるべきではないか、という提案をさせていただきました。

 年に何回か、ヒラメの本当においしい食べ方を学ぶ。講師は、実際に漁獲し
ている漁師の方々にお願いします。

 どのように漁獲をして、どのように水揚げを行って、そして、どう食べるの
か。自分で調理する方法やその背景を含めて学びながら、楽しむという会です。
いかがでしょう。参加したくなりませんか?

 万人にその価値を理解してもらうことは難しいかもしれません。しかし、限
られた方であっても、地元で水揚げされる天然ヒラメの本当のよさを理解して
くれる方が少しでも増えれば。

 ぜひ実現させたいと考えております。
                      (企画経営部 小川 砂郎)
ヒラメの単価推移等
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p782982.html
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[イベント情報]
全国豊かな海づくり大会 小田原地域大会プレ大会講演会
「相模湾の豊かな海の恵みと食文化の発信」
日時:平成17年3月25日(金曜)13:00-15:00
会場:小田原市中央公民館 大ホール(住所 小田原市荻窪300)
入場無料、申込み不要

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[コメント募集]
第5次神奈川県栽培漁業基本計画(案)について
ご意見、ご提案を募集しています!
〇募集期間:平成17年2月17日(木曜)から平成17年3月18日(金曜)まで
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/suisan/saibai/iken-bosyuu.htm
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[最近のホームページ更新情報(3月11-16日)]
漁況予報「いわし」2005年3-4月漁期を掲載しました。
さばたもすくい漁況予報平成17年3月漁期を掲載しました。
市場を歩く!その四十一から四十五を掲載しました。
横浜市漁協柴支所、小田原魚市場、横須賀市大楠漁協他、番外版2編です。
漁況情報・浜の話題No05-04(平成17年3月10日号)を掲載しました。

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[編集後記]
 いよいよ年度末も近づき、メルマガも年度内発行は、今号と次号の2回を
残すだけとなりました。新年度はいろいろな見直しが行われ、ホ-ムペ-ジ
もリニューアルが予定されています。
 詳細は、次号以降でお知らせしていきたいと思います。
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発行:神奈川県水産総合研究所 企画経営部 担当 小川
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2311
ご意見・お問い合わせ:fish.415@pref.kanagawa.jp

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