神奈川県水産技術センター メルマガ092

掲載日:2014年3月13日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.092 2005-5-20

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.092 2005-5-20
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□□研究員コラム
・昼休み
                 (資源環境部 高田啓一郎)
・「またまた、ヒラメがアル中」
              (栽培技術部 長谷川 理)
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○昼休み(8)
                 (資源環境部 高田啓一郎)

 当センターは、三浦半島と城ヶ島を隔てる通称三崎瀬戸と呼ばれる小さな海峡に面して建っており、昼休みに当センターの岸壁沿いをよく散歩をしますが、海を見ながら歩いていると色々なことに気が付きます。


  例えば季節の移り変わりですが、3月には初々しく岸壁にしがみついていたワカメが、現在では成長しきって葉体の先のほうが枯れてなくなっています。また、夏には孵化して間もないコウイカ類の稚仔(子供)が、海面を泳ぎながら可愛い触腕で餌を捕まえているのを見かけます。


 この他、東京湾の海水はプランクトンなどが多く、外洋水と色調が異なっていますので、海の色を見ることによって、どちらの海水が三崎瀬戸を流れているのか推測することができます。


 また、以前私が当センターに在籍していた10数年前にはあまり見かけなかったムラサキウニが岸壁近くの岩礁の穴に沢山生息するようになっていることも嬉しい発見でした。


 これからも昼休みの岸壁散歩を続けることによって、様々な海の表情を観察していきたいと思っています。


当センターからの海の風景
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582950.html
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○「またまた、ヒラメがアル中」
                     (栽培技術部 長谷川 理)

 現在、当センターでは、ヒラメの優良品種開発について取り組んでいます。ヒラメの飼育は、例年同じようにやっているつもりでも、上手く出来る年と出来ない年があります。今年も3月から採卵を開始し飼育していますが、今年は魚の調子があまり良くありません。


 ヒラメは孵化後1ヶ月ほどで浮遊生活から着底生活に移行しますが、この時期までに餌を生き餌(シオミズワムシ、アルテミアなどの動物プランクトン)から人工餌料に変える必要があります。


 ところが今年は多くの試験区で人工餌料への餌付けが思うように出来ません。このため、生き餌であるアルテミアをいつまでも給餌することになり、結果として栄養障害?により死んでしまうようです。


  私たちの現場ではこの現象のことを俗に「アル中」と呼んでいます。このため、今年は当分の間採卵を実施しなければなりません。


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[最近のホームページ更新情報(5月20日)]

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[編集後記]

 本センターは三浦市城ヶ島にあります。城ヶ島には県立公園がありハイキングを楽しむ方も多く訪れます。

 特に5月はハイキングには最高の季節です。健康のために積極的に海や山へ出かけたいものですね。

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