神奈川県水産技術センター メルマガ106

掲載日:2014年3月12日

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.106 2005-8-26
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□□研究員コラム
・神奈川県漁業士会の活動 -第25回全国豊かな海づくり大会への出展活動-
                 (企画経営部 小林 良則)
・突然の嵐
             (相模湾試験場 中川 研)
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○神奈川県漁業士会の活動 -第25回全国豊かな海づくり大会への出展活動-
                  (企画経営部 小林 良則)

 神奈川県漁業士会は、平成2年の発足以来、今年で満15年を迎えました。

 現在、指導漁業士(46-65才)50名、青年漁業士(45才以下)37名、計87名の陣容で活動していますが、平成10年度(指導43:青年44)を境に、年々、青年よりも指導漁業士の方が多くなり、この組織にも高齢化の波が押し寄せていることを痛感します。

 当会の活動の中心は15名の役員で、ほぼ隔月に行う役員会を軸に、「漁業士研修会」、「県内・県外視察調査」、「県職員及び会員相互の交流懇談会」、「漁業者交流大会」、「年次総会」等の開催(共催)や、「関東・東海ブロック漁業士研修会」、「全国青年・女性漁業者交流大会」への参加などが毎年の主な活動となっています。

 さて、昨年、県の豊かな海づくり大会かながわ実行委員会事務局より、「第25回全国豊かな海づくり大会」への出展の誘いがあり、プレ大会から参加することになりました。

 漁業者と県民の交流を図る目的で、体感イベント的なものをということで、役員協議の結果、「アジのさばき方教室」を実施し、開いたアジをフライに揚げて試食するまでを展開しました。参加者から教材用アジ2匹分として200円の徴収を行いましたが2日間で162人の参加者があり大変好評でした。役員10人、会員4人及び県職員6人が携わり、皆さん大変忙しい思いをしたようですが、総じて充実した時間を過ごされたようです。(写真4枚)

 そこで、今年の本番には、昨年のプレ大会の展示「アジのさばき方教室」にさらにもう一つ「かながわの漁業紹介」を加えて二つの展示を行ってはどうかという話になり、役員協議の結果、「かながわの漁業紹介」を次のように行うことになりました。

 (1) 現物展示(5種);刺網、たこつぼ、みづき、あなご筒、潜水器漁業(ヘルメットのみ)

 (2) 模型展示(2種);定置網、まき網(相模湾試験場から借りる)

 (3) パネル展示(5種);漁業士会の活動、かながわの漁業、定置網、一本釣(サバ)、わかめ養殖(A1サイズで、操業・水揚げ状況等を紹介)

 (4) ポップ展示(5種);定置網、刺網、たこつぼ、あなご筒、みづき(A3サイズで、ポイント紹介)

 (5) ビデオ上映(7種);小底、刺網、しらす船曳、さば釣、定置網、裸もぐり、みづき(海づくり大会事務局作成のビデオを使用)

 11月19日(土曜)-20日(日曜)の“第25回全国豊かな海づくり大会”に是非ご来場ください。その節は、神奈川県漁業士会の「アジのさばき方教室」と「かながわの漁業紹介」の展示を是非ご覧下さい。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p782629.html
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○突然の嵐
              (相模湾試験場 中川 研)

 前回までは、水産総合研究所内水面試験場の研究員としてアユの調査について2回に渡って書かせていただきました。水産総合研究所としてのメールマガジン最終号では、平成17年度もアユの調査を頑張っていくと宣言しておきながら、配信された時には既に異動が決定しており、残念ながらアユ調査は、後任の先輩研究員に委ねることとなりました。

 現在は、水産技術センター相模湾試験場において、小田原から湯河原地区担当の水産業普及指導員としての仕事をしております。普及のお話をとも思ったのですが、異動して半年のため、今現在、ネタ集め?の真っ最中ですので、次回から連載させていただきます。

 今回は、内水面試験場時代に経験した嵐についてお話いたします。

 忘れもしないあれは、平成16年7月21日のことでした。この日は、早川においてアユの餌である付着藻類の調査を行っていました。昨年の夏は、非常に暑い日が続きましたが、この日も30℃を超す真夏日で、太陽が容赦なく私たちを照り付けていました。そんな中、川に入り、アユが食(は)んで黒くなった石を探し、10cm×10cmの枠内の藻類を歯ブラシを使ってきれいに採取する地味な調査を行っていました。そして、採取した石を再び川に戻すのですが、次の日も同じ石から採取するため、ケージ(かご)を川の中に設置し、石をその中へ入れる作業を行っていたところ、東の空に怪しい黒い雲が現れ、遠くで雷が鳴り始めました。始めは、遠かったので心配していなかったのですが、何故かその黒い雲は、東から西に向かって、私達に向かって急速に接近してきました。

 先ほどまで、風も無く、太陽が照り付けていたのに、急に生暖かい、しかも強い風が吹きはじめ、大粒の雨が降り始めました。私と同行していた試験場の技能員も「やばい感じだな」と思ったようで、私は一緒にいた学生に調査を中断し、急いで車に入るように指示しました。車の傍に行くまでに雨は、バケツをひっくりがえしたような状態となり、そのうちに大粒の雹に変わったため、着替えもしないで急いで車の中へ逃げ込みました。

 すると雹が激しく降り、車をたたきつけます。さらに風が台風のように強く吹き車が中に浮くような状態がしばらく続きました。同行していた学生は、凍りついたような状態となっていたため、職員が慌てては不安を煽ると思い、落ち着いたふりをしていましたが、内心非常にやばいと思っていました。(如何せん激しい雹で、1m先も見えないような状態となっており、今自分の周りがどんな状況になっているのかわからなかったのですから。)しばらくすると雹も雨に変わり、風も叙々に弱くなってきたため、調査の途中でしたが、そのまま切り上げ帰途につきました。帰りの小田原厚木道路には、木の枝や葉が散乱し、道路脇の木が折れて、道路に飛び出した状態になっている場所もありました。しかし、酒匂川のあたりにくると何事もなかったような状態でした。

 次の日、ケージなどを回収するため、再び早川へ行ったところ、なんと私達の調査していた場所の対岸が、がけ崩れを起こしていました。漁場監視員の話では、私達が調査場所を後にしてすぐに、その対岸の木に雷が落ちたそうです。対岸と私達がいた場所との距離は、30mぐらいの距離です。もし、そのまま調査を続けていたら・・・そう考えるとぞっとします。「危険を少しでも感じたらすぐに撤退」私が得た調査における教訓です。

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[最近のホームページ更新情報(8月26日)]

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[編集後記]

楽しかった夏休みも終わりが近づいてきました。

私の小学生時代の夏休みは、魚捕りやカブトムシ捕りばかりしていたような気がします。

また、デパートで「世界の昆虫展」が開かれるとワクワクしながら、観に行った記憶があります。

当時は標本でしか観られなかった外国のカブトムシ達も、今では普通に売られています(今の子供たちが羨ましい)。

皆様は、ヘラクレスオオカブトムシとコーカサスオオカブトムシではどちらが好きですか?

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