神奈川県水産技術センター メルマガ112

掲載日:2014年3月11日

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.112 2005-10-7

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□□研究員コラム
○標準和名・地方名・市場名etc.
                                (資源環境部 田島 良博)
○第25回全国豊かな海づくり大会(展示ホール)での「もっと知ろう!! かながわの魚」(体感イベント)について
                              (企画経営部 長谷川 保)

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○標準和名・地方名・市場名etc.
                                (資源環境部 田島 良博)

 近年私たちの研究現場でもデータの電子化が進み、いくつかの漁協や市場からは、水揚伝票のデータを直接電子情報としていただいている。これらのデータは、非常に膨大な量になるため、データベースソフトを利用して整理集計を行っているのだが、その際担当を悩ますのが魚の名称である。

 

 水産物に限らず、農作物なども地方名や業界での呼び名などがあるが、水産物の地方名もなかなかバラエティに富んでいる。しかし、研究現場ではそれを標準和名など、魚種を特定できる名称に統一して整理する必要が生じる。特定の魚種を担当する研究者は、極端な話、担当魚種がわかれば良いのだが、データベースですべての魚種の水揚量などを管理できるようにするためには、こうした統一名称と地方名等が対応した一覧表が必要になる。

 

 地方名等についは、多少は知っているつもりであったが、水揚地毎の魚種の一覧表(もちろん地方名等で書かれている)を見て、知らない名前の多いこと・・・

 

 成魚は市場でも一般的な名前で呼ばれるが、幼魚・若魚の大きさでは別の名で呼ばれるものも多い。ブリやスズキのような出世魚と違い、幼若魚の呼び名はあまり一般には有名ではない。マグロ類の一部の幼若魚はメジと呼ばれ、クロマグロはマメジ、キハダはキメジと称し区別される。カンパチの幼若魚はショゴ、サワラの幼若魚はサゴチ(またはサゴシ)などなど。

 

 また、市場の略称でユニークなものとしては、「パタ」というのがある。これは、うちわを「パタパタ」というところから、ウチワエビのことである。アルファベットの「A」と書いてエイを指したり、「テ」と書いてタイを指したり、市場名称もなかなか難解である。

 

 地方名となると、更に難解なものが多いが、その話はまたの機会に譲ることとしたい。いずれにしても、統一名の一覧表作りは険しい道のりである。

 

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○第25回全国豊かな海づくり大会(展示ホール)での「もっと知ろう!! かながわの魚」(体感イベント)について
                                (企画経営部 長谷川 保)

 皆様は、ご案内とは思いますが、今年の11月19日(土曜)と20日(日曜)に第25回全国豊かな海づくり大会<海の恵みフェステバル>が横浜みなとみらいのパシフィコ横浜及び臨港パーク等で開催されます。

 

 当水産技術センターでは、かながわの水産に関する試験・研究の内容を紹介するブースや「もっと知ろう!! かながわの魚」のコーナーを設けて、大会を盛り上げていきたいと考えています。

 

 今回のメールマガジンでは、この内の「もっと知ろう!! かながわの魚」のことについて、少しお話をさせていただきますが、このコーナーを設けることになった理由は2つあります。

 

 1つは、神奈川において大会を開催するにあたり、県で代表的な魚等11種(マダイ、アナゴ、キンメダイなど・・・)を選び「かながわの魚」として定め、多くの方に地元で獲れる魚について、知っていただこうと考えていることです。

 

 もう1つは、昨年の11月に、同じく横浜みなとみらいで開催された第25回全国豊かな海づくり大会のプレ大会において、「魚の見分け方」コーナーを設けたところ好評で、例えば、マサバとゴマサバの違いなどについて研究員が説明すると熱心に来場者が聞かれ、また意見交換なども行われていました。

 

 今年の11月19日と20日の大会では、「かながわの魚11種」の考えと「魚の見分け方」の催しをドッキングし、かながわの代表的な魚を皆様に御覧いただくとともに、その場で、例えば代表的な魚のマダイとチダイの違いなどを見て、知っていただくことにより、かながわの魚をより身近に感じ、また、理解していただこうと考えています。

 

 なお、かながわの魚11種に地元で獲れる魚等、全体で約50種を紹介する冊子(制作:第25回全国豊かな海づくり大会かながわ実行委員会)を当日配布する予定となっています。この冊子の魚等のイラストは、テレビでお馴染みの「さかなクン」が描いたものです。楽しみにしていただければと思います。

 

 現在、仕事の合間にブースの飾りの用意や魚の収集などメンバーで皆様をお迎えする準備を進めております。開催の折には、是非、お立ち寄りいただければと思っています。


海づくり大会のホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/suisan/umidukuri/top.htm

海づくり大会関連印刷物の一覧(上記冊子のほか、「浜のおかみさんレシピ集」などもご覧いただけます) http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/suisan/umidukuri/insatsu.htm

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[最近のホームページ更新情報(9月30日-10月6日)]
10月5日 市場を歩く!その九十一を掲載しました。長井漁港です。
10月3日 市場を歩く!その九十を掲載しました。佐島漁港です。

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[編集後記]

 記事でもご紹介しましたとおり、11月19・20日に横浜みなとみらい地区で「第25回全国豊かな海づくり大会」が開催されます。

 当日は、私ども水産技術センターのブースのほかにも、漁業協同組合連合会や漁業協同組合等による展示・販売等が行われたり、漁業士会による「魚のさばき方教室」など体感イベントも開催されます。

 水産技術センターメールマガジン読者の皆様もぜひお越しください。

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