神奈川県水産技術センター メルマガ121

掲載日:2014年3月10日

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.121 2005-12-9
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□□研究員コラム
・ロープワークの“技”を磨きたい
                 (内水面試験場  相澤 康)
・相模川で本当にあった怖い話し
              (内水面試験場  蓑宮 敦)
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○ロープワークの“技”を磨きたい
(内水面試験場  相澤 康)

 川や湖で魚を取ったり、小型船を操船したり、潜水したりと内水面試験場では調査では色々な作業をします。フィールドでの調査を安全に確実に行うためには、それらに併せて色々な“技”が必要になります。


 その中で地味だけど結構重要なのが、ロープワークです。アンカーを結ぶ、漁具を固定する、水槽をトラックの荷台に固定する等、様々な場面でロープを使います。確実に結びつけ、簡単に取り外せる結び方でなくてはいけません。たくさんの結び方があり、ロープワークだけの教科書があるくらいです。


 実際の現場では、漁協の皆さんに調査を手伝っていただくことがあります。漁具やロープを扱うことの専門家の人達ですが、調査員が作業をしている手元に注目しているようです。


 こちらをジロジロ眺めながら、時として意味ありげにニンマリ・・・。調査員としてはそれだけでも緊張しますが、「その結びじゃ駄目だ!」と駄目出しされることもあります。でも、たまには「器用に結んだなぁ。」と誉められたりして、その度一喜一憂しております。現場でこういうことでコミュニケーションをとるのは楽しいものですよ。


 圧巻は湖調査でボートを運んだ時。バンのルーフキャリアにボートを載せて後、普通は専用のベルトで固定しますが、何とそのベルトが壊れてしまった。仕方がないのでロープを用いることにしました。


クラブ・ヒッチ、ボーライン・ノット、ハーフ・ヒッチング、シープ・シャンク等々、一般的に使われている結び方でも随分種類があるものです。結局これらの“技”でガッチリと固定、恙無く運搬することができました。


 考えてみればこういうことは試験場の先輩に教えてもらったり、漁師さんの仕事っぷりを見ながら少しずつ覚えていったのですね。

 しかし、ふと思うことがあるのですが、県のマークのついたバンに、見慣れない機材を満載して、おまけにルーフキャリアにボートを載せて走っている。一般の皆さんは何の職業と思うのだろう、と気になったりします。


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○相模川で本当にあった怖い話し
                     (内水面試験場  蓑宮 敦)

 怖い話しは、夏の風物というのが一般的なのに、朝方ふとんから出るのが辛い今時分になんだろう?と思われるでしょうが、編集の都合ということで、ご勘弁ください。今回は、私の仕事場でもある相模川で体験した本当に怖かった話しを紹介します。あれは、平成13年の夏のことでした。当時、相模川中流域に完成して間もない相模大堰という取水堰があり、その堰が魚類などに与える影響を調べる仕事をしていました。


 その日もいつものように、試験場の研修生(卒業論文の研究をしている大学生)と二人でそこへ出かけました。ご存じの方もあるかと思いますが、相模川では不法投棄を防止するため、一般車両は河原に降りられないように所々車止めのゲートがあります。でも、私たちは調査のため許可をもらっており、頑丈なゲートも鍵を開けて通行することが出来ます。


 さて、そこでです。今、思い出してもぞっとする気分です。いつも簡単に開けることができていたゲートの南京錠がその日に限って全く開かないのです。だんだん焦りながら、南京錠を叩いたり、振ったり動作がただ事ではなくなっていました。その時、『こらっ!おまえらここで何しとるんじゃっ!』と、飛び上がるようなドスの効いた声が飛んできました。


 心臓が止まるほどびっくりして辺りを見ると、これまた震え上がるような人相風体の男が大声で怒っているのです。もしかして「その筋の方?」、私は内心ビクビクしながらも、研修生の手前怯む訳にもいかず、少し声がうわずりがちに言いました。


 「県の水産試験場のものです。魚類調査にきたのですが、ゲートの鍵が開かず困っていたところです」。すると、「その筋の方?」は、「そうか。最近ゲートの鍵を壊して車を乗り入れる輩がいるんで、見張っていたんだ。」と、肩を怒らして言うではありませんか。それでも、私の真剣な説明と公用車を見て納得した様子で、その場は事なきを得たのでした。


 この事件以来、何事もなく調査が進んでおり、今では「こわ-い」記憶として残っているだけですが、もし,あの時あの怖い人が本物のその筋の方で、我々が見られてはまずい現場に居合わせていたのであったとすると、なんだかそっちの方が怖くなりますよね。ちなみに、問題のゲートは、その筋の事務所横の土手に設置されています。


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[編集後記]

2005年も残り少なくなりました。今年も慌しい1年でしたが、大晦日には笑ってお蕎麦を食べましょう。

私事ですが、来年は年男ナリ<戌>

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