神奈川県水産技術センター メルマガ127

掲載日:2014年3月10日

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.127 2006-1-20
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□□研究員コラム
・少年少女海の教室
                 企画経営部 池田 文雄
・三浦半島の冬の味覚 風味豊かでおいしい!三浦わかめ
               企画経営部 荻野 隆太
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○少年少女海の教室
                  企画経営部 池田 文雄

 神奈川県では、漁業後継者の育成の一環として、毎年夏休み期間の1日を利用して海の教室を二ケ所(三浦半島地区・・水産技術センター、相模湾地区・・相模湾試験場)で開催し、少年少女が海に親しみ漁業について理解を深めるため、体験教室として、小学生(昭和の時代は中学生を対象としていた)及び家族を対象に実施しています。

 体験教室の内容としては、

 かながわの漁業について、地元漁業者が営んでいる漁業を実物の網地を使って魚(すずき、またい等)がどのようにかかるかを説明、また、網の修理の仕方を道具(アバリ)を使って懇切丁寧に教えていましたが、参加者の反応はいまいちのようでした。

 ロープの結び方教室では、我々による数種類の結び方の実習を児童1人ひとりにロープを持たせ行いましたが、経験がないためぎこちない手ちきで一生懸命取り組む児童もいれば、好き勝手にロープで遊ぶ児童といろいろでしたが、最後は結び方が出来て喜んで歓声をあげる児童もいました。

 稚魚の放流では、横須賀市東部漁業協同組合、同研究会のご好意により、漁船に乗組んで、ヒラメの稚魚数千尾の放流体験をしました、児童たちは小さいヒラメを見るのは初めてなので、喜んでいました中には、家で飼ってみたいと言い出す児童もいました。

 これらの授業を児童たちは、何するにも真剣に取り組み一生懸命のところから、漁業者の子弟ではない、これらの児童の中から1人でも2人でも漁業に関心を持ち、大きくなって漁業に着いてくれればと願うところです。高齢化が進む漁業の現状で、今後も水産教室の開催を続け、漁業後継者の育成の手助けとなるよう支援活動を進めていきたいと思います。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p781677.html
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○三浦半島の冬の味覚 風味豊かでおいしい!三浦わかめ
              企画経営部 荻野 隆太

 三浦わかめは、海面の養殖筏で陽の光を浴びて海のミネラルを糧にすくすくと育つ健康食材です!海上に浮かぶ養殖筏やわかめの収穫風景は、三浦半島の冬の風物になっています。今回は、わかめの一生-わかめの栄養-丸毎おいしい三浦わかめの簡単レシピ-おいしい三浦わかめをGETできる直売所.etc、わかめ尽くしのフルコースです!

 ●三浦わかめ養殖の一年:わかめは、コンブ目チガイソ科ワカメ属の一年生の海藻で、大きさは1-2m、原藻は黒褐色をしており、湯通しすると鮮やかな青緑色になります。成熟期は3月下旬-4月上旬で、わかめの根元の雌株(めかぶ)から泳ぎ出す遊走子を、枠に巻いたタコ糸に付けます(種付け)。その種糸を4-9月にかけて、陸上の種苗育成施設に入れ、水質、照度を適切に管理しながら大切に育成します。そして、芽胞体という幼葉が形成される10月に仮沖出しといって、成長したわかめ種苗を海に沖出しして、更に成長を促します。11月に親指の指先(3cm)ほどに成長したわかめの幼葉を、親縄に挟み込みます(種挿し)。その後、海面に張りたてた養殖筏で陽の光と海の栄養(ミネラル)を糧にすくすく育ち、年明けの1月中旬-3月下旬にかけて、おいしい三浦わかめとして収穫されます。

 ●収穫したわかめはどうするの?:収穫されたわかめは、天日干しした「干しわかめ」や、湯通ししてから干す「湯通しわかめ」、釜茹でした後、塩揉みして作る「塩蔵わかめ」に加工されます。刺身やしゃぶしゃぶで食す生わかめの旨さは格別ですが、これらの加工品は保存に適しているだけでなく、生とは違った味わいがあります。生わかめは、12月下旬-3月の漁期限定ですが、漁業協同組合の直売所等でお買い求め頂けます。

 ●三浦わかめはミネラルたっぷりの「海の有機野菜!」:わかめは、陸上の野菜と違って肥料などを一切使わず海の栄養(ミネラル)を糧に育つ、まさに「海の有機野菜」です。だから、人間の体に必要なミネラルをたっぷり含み、食物繊維も豊富な健康食材です。海藻特有のヌメリ成分に含まれるアルギン酸には血圧上昇抑制作用があり、めかぶのヌメリ成分に含まれるフコイダンには肝機能の向上や抗がん作用があるといわれています。

 ●丸毎おいしい!三浦わかめの簡単レシピ:生わかめはお刺身やしゃぶしゃぶ、加工品は毎日のお味噌汁や酢の物、めかぶは湯通しして包丁で細かく叩いてトロロ、茎は細く切って佃煮やキンピラ(炒め物)でおいしく頂けます。

 丸毎おいしい!三浦わかめ簡単レシピ

 三浦わかめの酢の物、茎のキンピラ、めかぶのトロロ、葉部はもちろん、茎やめかぶもおいしい!

 写真はこちらからhttp://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p781680.html

 ●おいしい三浦わかめをGETできる直売所(南下浦地区の例)

 (1)金田湾の朝市  毎週日曜日AM6-8時、三浦市南下浦町金田2020-5金田漁港海業センター   U R L  http://sea.ap.teacup.com/kaneda/  (2)三浦海岸わいわい市  第1・3土曜日13-15時、京浜急行「三浦海岸」駅前  (3)どっとこい市  12月29,30日8-15時、三浦海岸県営駐車場   U R L  http://members.jcom.home.ne.jp/kamimiyatagyokyou/tyokubai.htm  (4)みうら漁協直営 エナ・ヴィレッヂ  11-16時 定休日(火曜) 三浦市南下浦町松輪264   U R L  http://www.matsuwa.ecnet.jp/ena-village.html ●おいしく食せてカラダにもおいしい!三浦半島の冬の味覚、三浦わかめを是非味わって見て下さい。 -----------------------------------------------------------------
[最近のホームページ更新情報(1月20日)]
TOPページからどうぞ。
http://www.agri-kanagawa.jp/suisoken/
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[編集後記]

当センターでは、老朽化したアワビ生産施設を平成15年度から3ヵ年かけて更新中です。

新年度からは、アワビ・サザエの種苗を安定的に供給できる生産施設として新装開店します。

低迷している県下沿岸の磯根漁業にとって、再生のための福音となればよいのですが。

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電話:046(882)2311
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