神奈川県水産技術センター メルマガ148

掲載日:2014年2月25日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.148 2006-6-16

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.148 2006-6-16
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□研究員コラム
○毎春恒例のヒジキ刈り体験教室開催される!  (企画経営部 小林 良則)
○よもやま話 3                     (企画経営部 村上 哲士)
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○毎春恒例のヒジキ刈り体験教室開催される!
                                (企画経営部 小林 良則)

  毎年、春の訪れとともに海の水がぬるむ頃になると、みうら漁協通り矢支所では「ヒジキ刈り体験教室」を開催しています。今年で6回目を迎えましたが、今年も、三浦市晴海町の宮川湾の磯を舞台に、大潮の4月15日(土曜)に実施され、親子連れ、夫婦、恋人等約250人の参加者がありました。

  当日は北風が吹く寒い日でしたが、朝の8時頃から自家用車やバスで集まり始め、10時の開始と同時に、皆元気にヒジキ刈りや海の生きもの採集を楽しんでいました。

  浜ではヒジキ刈りの他に、採集された魚類、甲殻類、軟体類、海藻等が水槽に入れて展示され、子供たちを対象に“三浦の海の生き物たち教室”も開かれました。

  話は変わりますが、同支所では「バーベキュー施設の提供」(有料)が行われており、この5月のゴールデンウィークも繁盛したようです。

 みうら漁協通り矢支所及び宮川支所では、地先の磯を一時期或いは一部区域に限って一般に開放する方向でいろいろなメニューを検討しているようです。

    (1) ワカメ養殖、コンブ養殖、貝類養殖の体験教室=オーナー制度の導入
   (2) 「釣り堀」施設の導入

写真 ヒジキ刈りの写真はこちらから
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582856.html
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○よもやま話 3            
                           (企画経営部 村上 哲士)

 回想録も3話目です。個人的にはそろそろ格好いいところがでてきてもいいかなと思っているのですが、今回はどうでしょうか。

 なんとか2年目を終え、少しは仕事にも慣れ3年目の正念場と思っていたら、なんと転勤になってしまいました。

 今度の職場は、城ヶ島にある水産試験場(現水産技術センター)の増殖研究部(現栽培技術部)とのこと。恥ずかしながら、この職場に入るまでその存在すら知りませんでした。今になってみると、水産関係などに興味のない方たちの知識はそんなものだろうなと思います。

 さて、実際の仕事はというと、種苗生産というこれまた初めて聞く言葉・・・。学校はその手の所を出ましたが、そんなの習ったかしらと記憶を探る・・・。真面目に勉強しなかったツケがこんなところで回ってくるとは思いもしませんでした。  

 さらに、運が良いのか悪いのか、新しい施設は建設途中で、上屋などは出来上がっていましたが、細かいところはまだで、私が担当することになった貝類 (サザエ、トコブシ) 種苗生産棟の水槽はこれから搬入という状態でした。まだ右も左もわからない上に、見るも使うも初めての物の方が多いのですから訳がわからないというのが真相でした。この頃は今の(財)県栽培漁業協会(設立3年目)に技術指導も行っている時期で、私も師匠達(種苗生産のイロハを教えていただいた方々、まだ現役ですよ)と一緒に仕事をして一連の作業行程(こちらはアワビですが、基本は同じです)を学びました。

 ここまでくると勘の良い方は結末の想像がつくかと思います。そうです!私の種苗生産デビュー戦は散々な結果に終わりました。前年度はサザエが10万個以上の生産個数だったのが、私の時は2万個がやっと。この時点では試験期間中だったから良かったものの、これが種苗生産事業だったら、注文してくれた皆様(漁業協同組合)に謝って歩かなければいけないところでした。とほほほほ・・・。

 結果は散々でしたが、良い勉強にはなりました。人間追い込まれると工夫するものです。結果が伴うか否かは別にしてですがね。またまた、情けない話となってしまいました。次回は別の話にしようかしら・・・。


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□神奈川県の漁協(漁業の現場)紹介31

〇横須賀市東部漁業協同組合走水大津支所

 しばらくお休みしていました漁協紹介を始めさせていただきます。月に2回くらいのペースでお伝えしていきます。通し番号では31からになります。漁協だけではなく、その地域や漁業の現場も紹介していきたいと思います。しばらくは横須賀、横浜を中心にご紹介いたします。「漁師は怖い人、漁港は近寄り難いところという意識を少なくしたい」そんな気持ちもあります。また、どんな魚や海藻が水揚げされているのかといったこともお知らせしながら紹介していきます。ご期待ください。

 今回は、横須賀市東部漁協走水大津支所です。

 横須賀市の東端、近くには観音崎や日本武尊(やまとたけるのみこと)とその妃、弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)を祭る走水神社の近くに漁協事務所があります。この組合は、大津(おおつ)、伊勢町(いせまち)、走水(はしりみず)という3つの港を持っています。

 この地域の漁業は盛んです。刺網、はえなわ、一本釣り、ノリ養殖、ワカメ養殖、コンブ養殖などが行われています。漁協の組合員さんは68人です。また、なんと言っても釣り宿(遊漁船業)が非常に多く、盛んです。この地区での狙いはやはりマアジでしょう。漁協のホームページでも走水のマアジをプラチナアジと称して宣伝をしています。なんと指定の釣り宿で50cm以上のマアジを釣り上げた人には賞金も出ます。

 この地域はノリ養殖がたいへん盛んで、神奈川県で一番の生産量、生産額を誇ります。それぞれの漁家で小売もやっています。もうシーズンは過ぎてしまいましたが、是非、神奈川走水大津産のノリを味わってみてください。ノリは11月-4月までのシーズンものです。

 詳しいことは、是非、漁協ホームページにアクセスして確認してください。

 今回は、漁協の柏さん、藤城さん、萩原さんにお話を伺いました。今年の東京湾は全体的に漁はよくないと言いながらも走水では、セイゴ(小さいスズキ)、ヒラメ、マコガレイをはじめとして魚は揚がっていますよということでした。ただ、釣り船がメインのマアジは非常に少ないそうで、まさにプラチナアジという感じだそうです。

走水大津支所管内の写真を載せました。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582857.html

横須賀市東部漁業協同組合走水大津支所
住所 〒238-0811横須賀市走水2-698-4
電話 046-841-0680
行き方 京浜急行 馬堀海岸駅から京急バスで走水上町下車徒歩1分
ホームページ http://www.hashirimizu-ohtu.com/                      (取材:企画経営部普及指導担当 鎌滝)

 次回は、横浜市漁協本牧支所を予定しています。「横浜本牧にはかつて海があった」という言葉を本屋さんで見たことがあります。現在では埋め立てが進んで、昔ならがの海岸線はなくなってしまいましたが、海は健在です。漁師さんもまだまだ頑張っています。ご期待ください。


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[編集後記]

  本号から神奈川県の漁協紹介が復活しました。新鮮な浜の話題を月に1-2回程度お届けする予定ですのでお楽しみください。

 本格的な梅雨のシーズンに突入し、外出するのも億劫になりがちです。
 晴耕雨読とのことわざもありますので、この際日頃読みたかった本をじっくり読むのもよいのではないでしょうか。

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