神奈川県水産技術センター メルマガ173

掲載日:2014年2月13日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.173 2006-12-8

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.173 2006-12-8
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□研究員コラム
○研究員のたしなみ? (資源環境部 田島良博)
○三浦半島の冬の味覚 三浦ワカメ&三浦大根(企画経営部普及指導担当 荻野隆太)
〇神奈川県の漁協(漁業の現場)紹介36 (企画経営部普及指導担当 鎌滝裕文)
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○研究員のたしなみ? (資源環境部 田島良博)

研究職場にいると、いろいろな技術や知識が必要になります。技術という面では、観測機器を使ったり、プランクトンネットや底びき網など採集用具を使ったりといった現場での技術、海水や魚の成分などを分析する技術など、道具を使う技術が多くなりますが、道具のメンテナンスも技術のひとつでしょう。

調査用具をきちんと使えるよう整備しておくためには、修理の技術も必要になることがあります。精密機器のメンテナンスは業者にお願いしますし、漁具の作成や修理などは、調査船の船員さんたちに頼ることが多くなります。しかし、ある程度勉強や練習をすればできることは自分でやりたいと思うのも、やはり技術屋の端くれだからでしょうね。

そんなわけで、先日底びき網の修理に挑戦しました。網の修理は、簡単に言えば破れたところをふさぐ作業ですが、丸く空いた穴を単純に縫い合わせると、その分網地が縮んでしまい、修理するたびに網が小さくなってしまいます。そこで、補修用の糸で網目を作りながら穴を埋めて行く作業をするわけです。

単純な裁縫くらいは家庭科で習ったことがあるので問題ないのですが、網を編むとなると話は別です。網目の結び方から、糸の絡め方まで、何の経験も無いまま始めたので、船員さんの修理した網を何度も見ながら、試行錯誤を繰り返し、やっと編み方を覚えました。覚えたといっても、必要最小限の範囲で、あとは練習あるのみ!

足掛け2日、悪戦苦闘しながらもなんとか大穴達はふさがりましたが、後でよく見ると網目の大きさがバラバラ・・・。何ともかっこ悪い仕上がりになってしまいました。とても船員さんには見せられない代物ですが、とりあえず穴はふさがったので良しとしました。

日常生活のなかでは、網の修理をすることなどありませんが、研究の現場に居るが故の機会ですね。これも研究員の「たしなみ」のひとつかな、などと考えたりもします。

できる事がひとつ増えるのは嬉しいもので、更に練習してもっとちゃんと編めるようになりたいのですが、そんなに調査のたびに網が破れてはたまりません!ちょっと複雑な気分でもあります。

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○三浦半島の冬の味覚 三浦ワカメ&三浦大根(企画経営部普及指導担当 荻野隆太)
        

気が付けばもう師走。今年もあっという間でしたね!

 三浦半島では、しゃぶしゃぶやお刺身で絶品の三浦わかめ、おでんや煮物に欠かせない三浦ダイコン、定置網に多く入るスズキやみずき漁で獲れるナマコが冬の風物になっています。三浦ワカメについては昨年のメルマガに記載したのでこちらをご覧下さい。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582888.html

畑違いですが・・今日は三浦大根について紹介します。

三浦大根は、三浦の地大根“高円坊系”に”練馬大根”をかけ合わせて作られた品種で、ずんぐりとした中膨れで持ち上げるのが大変なほどの大きさです。その大きさ故に、作付面積当りの収量が少ない、収穫に力が要るなど、生産者泣かせの部分もあります。しかし、味は格別!青首大根に比べて身がギッチリ詰まっているので煮込んでも煮崩れせず、煮物やふろ吹き大根、おでん.etcで、ほっくり、とろける旨さが堪能できます!三流の大根役者なんてセリフが有りますが、三浦大根の味わいは正しく一流!地大根のトップスターと呼ぶのが相応しいですネ!

●三浦半島の冬の味覚を味わう地産地消イベント開催!

金田湾の朝市では、三浦半島の冬の味覚、三浦ワカメや三浦大根のおいしさを知って頂くため、三浦半島の冬の味覚を味わう地産地消イベントが開催されます。

<三浦半島の冬の味覚を味わうキャンペーン@金田湾の朝市>

第1弾 12月10・17日 三浦大根のおでんの試食と初物即売会

コリコリとした食感でおいしい今が旬のナマコの試食即売会。

第2弾 24日は三浦ワカメのしゃぶしゃぶ試食&初物即売会。

(期間中は、三浦大根、三浦ワカメ(12月24日から)の他にスズキ、ナマコも直売するそうです)
金田湾朝市ホームページhttp://sea.ap.teacup.com/kaneda/

 ●三浦ワカメ&三浦大根 地産地消メニューを味わう

 上記キャンペーン期間(12月中)の朝市開市日に合わせて、朝市会場2Fのレストラン金田では、冬場の定置網に多く入るスズキや三浦大根を用いた冬の味覚定食を用意するそうです。

 冬の味覚定食(スズキのムニエル・潮汁、三浦大根のブリ大根、地魚刺身3点盛り)金田湾の冬の味覚を満喫できます。

 ぜひ、金田湾に足を運んで、三浦半島の冬の味覚を味わってみてください。

 ●次回(3月上旬)は、おいしくヘルシーな海藻 三浦のアカモクについて紹介します。

写真はこちらからhttp://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582812.html

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〇神奈川県の漁業現場の紹介36 

 今回は、横須賀市東部漁業協同組合浦賀久比里支所浦賀出張所を紹介いたします。

 浦賀出張所は浦賀港の入口にあります。浦賀というところは東京湾の入口にあたり昔から軍事的な要所として栄えてきました。また、近年まで大きな造船所(通称浦賀ドック)があり、まさに造船の街といったイメージでした。この造船所は、近年閉鎖されて街として活気は以前に比べると落ちています。

 しかし、浦賀の漁業者は元気です。漁協の事務所や港の規模はそれほど大きくありませんが、刺網、タコツボ、ワカメ養殖などの漁業が盛んに行われています。漁協の組合員は、浦賀だけで10人(7経営体)います。ちょっと少ないんじゃないのと思いがちですが、思ったりより活気があります。漁師さんが元気な証拠ということでしょう。写真でご紹介いたしますが、浦賀の遠景は、鄙びた漁村のイメージがあります。

 浦賀港は細長い入り江になっていて、対岸が非常に迫っているのですが、湾口に橋などがなく未だに渡船があります。渡船が市民の足となっています。ちょうど広島県の尾道のようなイメージですね。フェリーではありませんが自転車は載せることができる中華風屋形船のような感じです。また、一歩、路地に入ると昔ながらの町並みも見て取ることができます。観光地のようなに整備されているわけではありませんが、逆に町並みなどが自然な感じで好きな土地ですね。

 浦賀はその立地を生かしてマリーナなどがあります。マンションなどが立ち並びリゾート地のような開発が進みました。個人的な意見ではありますが、昔ながらの町並みや史跡は維持してもらいたいと思いますね。

 浦賀久比里支所では、生ワカメのゆうぱっくでの販売を行っています。来年の1月からのお届けになりますが、予約は12月から受付開始です。詳しくは漁協のホームページからご確認ください。

横須賀市東部漁業協同組合浦賀久比里支所
住所 〒239-0828横須賀市久比里2-6-10(住所は浦賀久比里支所です)
電話 046-841-0225 (浦賀出張所046-841-0407)
行き方 京急線浦賀駅より京急バス京急久里浜駅・JR久里浜駅行き(久10系統)で紺屋町バス停下車徒歩5分又は浦賀駅より千代ヶ崎経由京急久里浜駅行き(久19系統)で西浦賀四丁目バス停下車徒歩1分
漁協ホームページhttp://www.yokosuka-tobu-uk.com/

 漁港や周辺などの写真はこちらからhttp://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582813.html

                      (取材:企画経営部普及指導担当 鎌滝)

 (次回は、漁業現場の紹介5です。横須賀市東部漁協横須賀支所の一部の漁業者は、タコもみ体験というものをやっています。実際にタコをしめて、塩でもんで、茹でて食べるられる状態にしてもってかえってもらうという体験です。生きたタコに触れるというのは大人でもあまりないと思います。当然、タコがとれる時期に行う季節限定ですが、漁業者と県民とのふれあいの機会を増やすと言う意味においては重要なことだって言ってもいいかもしれません。)

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