神奈川県水産技術センター メルマガ197

掲載日:2014年2月4日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.197 2007-05-25

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.197 2007-05-25
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□研究員コラム

○仕事がら (資源環境部 高田 啓一郎)

○最大で60cm、寿命は20年「イサキ」 (栽培技術部 沼田 武)

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○仕事がら

 皆さんは、仕事を離れた時間でも仕事に関係のある物事を見たり聞いたりすると自然と注意が向いてしまうことがあると思います。私の仕事はもちろん水産関係ですので、旅行に行って海を眺めていても、漁船が見えると「どんな漁法で何を獲っているのかな?」などという考えがつい頭に浮かんでしまいます。

 最近、同じようなことが起きました。某テレビ局の山本勘助を主人公にしたドラマを見ていたときのことです。山本勘助がアワビの殻で作った眼帯をしているのですが、私は以前アワビの種苗生産や放流の仕事に携わっていたので、殻の形状から、そのアワビはマダカアワビという種類であろうことはすぐに分かりました。

 問題はその後です。勘助が横を向いたときに「アレ」と思ったのです。殻の中心部(正しくは殻頂)周辺が白や緑色をしているように見えたのです。30号で照会されているように種苗生産したアワビの殻は緑色をしていて、海に放流されて成長してもその部分は緑色のままなので天然貝とすぐ区別できます。…とすると勘助の眼帯は、戦国時代に種苗生産・放流されたアワビ?

 それ以降、このドラマを見ると、どうしても眼が勘助の眼帯を追ってしまいます。良いのか悪いのか分かりませんが「仕事がら」とはこういうものでしょうか。

アワビの種苗生産や放流についてはこちらから↓

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582807.html

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p582868.html

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583014.html

メルマガ30号はこちらから↓

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f450011/p583084.html

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○最大で60cm、寿命は20年「イサキ」

  相模の海には多種多様な魚介類が生息し、これら海の恵みによって多彩な漁業が営まれているとともに、多くの人たちが四季を通じて遊漁を楽しんでいる。

 イサキは, 本州中部以南から東シナ海にかけての沿岸岩礁帯に生息し、寿命が20年、最大で60cmにもなる大型魚であり、かつては春先から初夏にかけての一本釣漁業を支える重要な魚種であった。

 そのころは、三浦半島剣崎沖の松輪瀬や城ヶ島沖、相模湾側佐島沖の亀城根のほか、相模湾奥の江ノ島沖、茅ヶ崎の烏帽子岩沖から平塚沖などに好漁場があり、主要な漁場であった松輪瀬では、イサキ狙いの職漁船が船団を成して操業していたと聞いている。

 ところが、最近はどの漁場でも大型のイサキは激減して一本釣漁業の対象ではなくなり、松輪瀬においても職漁船の出漁は皆無になった。

 しかし、相模湾西湘地区(大磯から湯河原)の定置網には、毎年9から11月にかけて小型のイサキが大量に入網している。18年の同期には210トンもの漁獲があり、カマボコ原料として30円/kgほどで捌けることもあるようだが、値の張る魚とともに混獲されると邪魔者のごとく扱われる。

 定置網での漁獲量は、湾内に加入するイサキ初期資源のごく一部であろうが、大半は湾内に留まらず何処かに消え去ってしまう。相模の海は住みにくくなったとでも言い残して出て行くのか。

 何もイサキに限ったことではないようだが。

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[編集後記]

読者の方から、配信の日付けが正しくないとのご指摘を受けています。ソフト会社と対策を検討中ですので、もう暫くお時間をいただきたいと思います。ご不便をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

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