神奈川県水産技術センター メルマガ230

掲載日:2014年2月4日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.230 2008-01-25

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.230 2008-01-25
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□研究員コラム

○「白い恋人達」   (内水面試験場  蓑宮 敦)

○三浦半島の新名産「アカモク」新企画   (企画経営部  荻野 隆太)

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○「白い恋人達」

 このメルマガのタイトルから皆様が想像されるのは、北海道の銘菓または桑田佳祐の歌でしょうか?残念ながら、今回の「白い恋人達」は、アユに関するお話です。

 アユは秋に川の中・下流域で産卵し、卵は孵化するとともに川の流れに乗って海に降ります。試験場では翌年の遡上量を予測するために、相模川を降る仔魚(降下仔魚と呼びます)を採集して、降下仔魚量(海に降ったアユの赤ちゃんの尾数)を推計しています。

 仔魚の孵化は日没から数時間が最も多く、私が調査を行っている相模川の寒川町一ノ宮地先では、深夜1時から明け方の5時の間に降下尾数のピークが確認されています(ピーク時刻は、主要な産卵場の位置や河川流量の多寡により毎年異なります。)。

 仔魚は、夜間にアンカー等でプランクトンネットを川に固定して採集します。得られたサンプルはエタノールで標本にします。生時の仔魚は透明ですが、エタノールに漬けると白く変色します。白くなった体長5-6mmの仔魚は、まさに白い恋人達!標本ビンの中で舞う姿は、まるで雪が舞っているようです。

 ここまでの話ですと、この調査は「白い恋人達」に出会えるロマンチックなものに思われるかも知れませんが、実際は過酷な作業です。

 調査は10月から1月の間に定期的に行いますが、12-1月は「寒い・・」と言うより「痛い!」くらいで、川から取上げたネットは直ぐに凍り、気温よりも水温の方が高いため、川からは湯気が出ています。

 そんな調査ですから、調査中のおやつは銘菓よりも温かい「中華まん」の方がありがたいですね。勿論、賞味期限内のもので・・・(苦笑)。

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○三浦半島の新名産「アカモク」新企画  

 昨年のメルマガでも紹介した、「アカモク」が、食べ頃になっています。

 アカモクってどんな海藻?食べ方等はこちらを参照下さい。昨年のメルマガNo.190記事リンク

 昨年は、神奈川新聞等でも取り上げられ、知名度も向上してきましたが、漁協や漁業者グループの直売所店頭では、アカモクを見た消費者の皆様から「これ何?」の声が未だ多く聞かれ、試食を出したりレシピを配布してPRしています。

 今年も、神奈川県下ではまだ目新しい食材、アカモクの味覚や食べ方を伝えること、地域毎の特色を活かした色々な企画に取り組んでいます。

「三崎マグロとアカモクのコラボレーションが絶妙! 海かけ丼」

 三崎では、云わずと知れた「三崎マグロ」が有名です。三崎の料理屋さんでは、山芋の粘りとマグロの味わいのコラボレーションが絶妙な、「マグロ山かけ丼」のメニューをよく見かけますが、山芋の代わりにアカモクを用いた海かけ丼、「マグロ・アカモク丼」も実は絶品!

 今年は、「とろまん」を始めとして、三崎マグロを用いた料理、研究に携わっている「みさきまぐろ倶楽部」に企画を持ちかけ、商品開発に取り組んでいます。メニュー化の折には、またこちらでも紹介いたしますので、お楽しみに!

● ネバりのあるアカモクで、ネバーギブアップ!キャンペーン

 3月2日(日曜日)に三浦海岸で開催される、「三浦国際市民マラソン」では、金田湾朝市部会が、生アカモク及びアカモク乾物の試食即売会を開催します。

● アカモク試食即売会

 金田湾朝市や三浦海岸わいわい市で定期的に開催しております。

 金田湾朝市情報局 http://sea.ap.teacup.com/kaneda/

 三浦海岸わいわい市 http://members.jcom.home.ne.jp/kamimiyatagyokyou/tyokubai.htm

● 城ケ島漁協

 出荷先の料理屋等にアカモク試供品&レシピ配布。城ケ島観光協会でもお土産品やメニューとして、アカモクの取扱いを検討中。城ケ島漁協直売所でも、試食即売会を毎週土曜日に開催予定。

 城ケ島漁協直売所 http://sea.ap.teacup.com/jougashima/

● 小田原「港の朝市」 http://sea.ap.teacup.com/kaishinmaru/

 漁業士会メンバーが、地元のアカモクを直売。

 その他にも、県の認定を受けた神奈川県全体の漁業者の組織、神奈川県漁業士会を通じて、横須賀東部(安浦)や長井地区にも普及しているので、これらの浜の直売所等でも見られるようになると思います。

 直売所や料理屋さん店頭で、アカモクを見かけたら、粘りの中にあるシャキシャキとしたアカモクの新食感を、ぜひお試し下さい。

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□お知らせ 

 横須賀市東部漁協鴨居支所では地元でとれた生ワカメを無料で配布します。先着100名までとなっています。また、当時の天候により日程などが変更になる場合がありますからブログのページなどでご確認ください。

 2月16日(土曜日)午前11時30分より 

 京浜急行 横須賀中央駅前 YYポートにて、先着100名様 

 2月17日(日曜日)午前11時30分より 

 横須賀美術館入り口(横須賀市鴨居4-1) 先着100名様 

 横須賀市東部漁協鴨居支所ウェブログのページ 

 http://sea.ap.teacup.com/yokosuka-kamoi/   

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発行:神奈川県水産技術センター 広報部会
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2311

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