神奈川県水産技術センター メルマガ248

掲載日:2014年1月30日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.248 2008-05-30

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.248 2008-05-30
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□研究員コラム

○23年振りの城ヶ島  (企画経営・資源環境部長  川原 浩)

○北の魚達  (内水面試験場  高村 正造)

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○23年振りの城ヶ島  

 この4月1日の人事異動で城ヶ島の水産技術センターの勤務となった。30代前半に水産業改良普及員として勤めていたのだが、その時は城ヶ島の自然には眼をくれる余裕もなく、2年が過ぎた気がする。

 私は、海の無い岐阜県を転々として育ったが、合掌造りの白川村では近くに荘川が流れ、鉱山の町神岡では神通川の支流である高原川など行く処々に川があり、遊びは専ら川での魚釣りやモリ突きであった。これらの川はいずれも日本海につながっており、文化や人の交流も富山圏であった。

 例えばお正月に食べるのはブリであり、普段は海の魚を見ることが殆どないが、魚屋を兼ねた雑貨屋の店先に何本かのブリが並び、ブリの大きさと何とも言えない脂の乗った旨さが強烈に印象に残っている。

 小学校の高学年になって家族で若狭湾に海水浴に行き、初めて海を見たが、普段目にする川の中の黒と茶色の世界と違い、カラフルで色んな生き物の世界に驚き、感激した。それ以来夏の我が家の行事は私の強い希望で海水浴が続いた。水産に係ろうと思ったのもそんなことが動機だった。(もう一つTVでやっていた若き海洋学者黒澤年男とその師の娘栗原小巻との青春ドラマの影響も否定できない)

 県の水産職に就き、子供の頃の楽しい海の思いは薄れ、仕事場としか考えられなくなっており、少々寂しい気持ちを感じたこともあった。

 今回こちらに来て、昼食後の30分ほどを使って散策し始めた。城ヶ島大橋の下にある北原白秋碑の近くには磯があり、潮が引くとタイドプールができ、ジーッとしているとカニ、ヤドカリ、小さな巻貝や小魚が動き出す。様々な海藻も見ることができる。

 対岸の三崎の町との間の瀬戸を大小の船が行き来し、航路の端では覗突きのベカ船が漁をしている。ふと子供の頃の気持ちが蘇った。「あの憧れた海の傍の研究所にいるんだ」少しゆとりを持って、もう一度海と向き合ってみようと思う。 

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○北の魚達  (内水面試験場  高村 正造)

 今年から神奈川県職員になり、内水面試験場に配属されました。出身は神奈川県で6年振りに戻って来ることになりました。大学院の2年間はサケ科魚類を研究し、川や湖での釣りが好きな自分にとっては、淡水魚に関する仕事を行っている内水面試験場への配属は幸運でした。

 幼い頃から魚に親しんでいたせいもあり、釣り歴は20年ほどで、渓流釣りは小学生から、バスフィッシングは中学生から、大学+院の6年間は主にマス類の釣りに興じていました。北の大地の魚達は釣り人によるプレッシャーも少ないため、簡単に釣る事ができます。サイズも大型なので、手応えも抜群でした。スレてる魚がほとんどいないので、簡単に釣れるんでしょうね。

 北海道には実に多くのサケ科魚類が生息しています。サクラマス、アメマス、イトウ、オショロコマ、カラフトマス、ベニザケ、ブラウントラウトなどなど。これらの魚を釣るためによく川や湖に出入りしました。ただ、北海道には神奈川にない大きな問題があります・・・熊です。

 本州にはヒグマはいませんが、北海道はヒグマがいます。渓流に入るには熊鈴、熊スプレー等の携帯アイテムが必須でした。渓流に入った際には、クマの足跡や糞を見かける事もありました。そうそう、キャンプしようとテントを張った場所の近くに鹿の足が落ちていた事もありました(噛み跡がある足でした)。それも懐かしい思い出です。結局熊に出会った事はありませんでしたが。

 再び神奈川に戻ってきたので、これからはまた神奈川各地の渓流に出向いて行こうと考えています。丹沢ではツキノワグマに会う事はあるのかなぁ。

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