神奈川県水産技術センター メルマガ251

掲載日:2014年1月30日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.251 2008-06-20

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.251 2008-06-20
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□研究員コラム

○調査あれこれ9 (内水面試験場  山本 裕康)

○ヒラメの近況  (企画経営部  長谷川 理)

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○調査あれこれ9

 今回は夏の嵐に引き続き、冬の嵐のお話です。アユ資源量調査の関連で相模川河口域とその付近の渚帯でここ数年に渡り、秋から冬に川でふ化して海に下ったアユ仔魚の生息域を確認する調査を行っております。

 この調査の渚帯で行う渚調査(相模湾の茅ヶ崎、平塚付近の波うち際をサーフネットを人力で曳航する。)での出来事です。

 その日は年末の27日で翌28日が仕事納めという、その年最後の調査納めでした。冬には珍しく台風並の爆弾低気圧が接近していて、調査出来るか五分五分の状態でしたが年内で調査出来る最後の日であったため、駄目元で調査に出掛けました。

 比較的、波の影響の小さい定点で調査を敢行。かなりの大波でしたが波の間隔を目測していると、打ち寄せるタイミングでサーフネットを曳けばいけるように思えて実行してしまったのですが・・・。サーフネットを職員2人で曳くのですが、波の間が大きい分、動く水の力も大きくて打ち寄せるタイミングで引き抜くつもりが、引き波で引っ張られる始末・・・。

 2人で曳いていたためお互いに踏ん張ってしまい、限界を超えた時点でネットは波に持っていかれてしまいました。後で考えれば、やばいと判断した際にどちらかが、ネットを離せば、真ともに引っ張られずに持っていかれる事も無かったのではと思います。

 ネットは岸から行方を見守っていると、しばらくは大きな波間に見え隠れして居りましたが、そのうちに見えなくなってしまいました。主役道具のネットが持っていかれてしまい、道具も意欲も無くなり、この時点で調査は打ち切り、試験場に帰る事にしました。後で関連の漁協さんに漂流物を出した連絡等を終えて、改めて思慮の無い事をしたものだと思いました。まだまだ、大人では無いですね。(笑) 

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○ヒラメの近況

 当技術センターでは、耐病性などの優良形質を持ったヒラメの開発研究を行っています。毎年、3月の初旬から水温が20℃を超える6月上旬までヒラメの採卵試験を実施しています。今年も先週まで連日採卵を行っていました。

 因みに、ヒラメの採卵時期にも早生系統と晩生系統があるようで、例年、早生のタイプは1月ごろから4月下旬ごろまで、晩生タイプは4月から6月までというパターンが、当センターの通常の採卵パターンです。採卵が終わり、やれやれと思いたいところですが、これからの季節は、ヒラメにとって受難の季節になります。

 昨年の夏は、魚の状態が悪く、多くのヒラメ達が亡くなりました。この中には全長80センチ、体重7200グラムという超大物もいました。この魚は8歳魚で、当センターのヒラメとしては長命のほうだと思います。

 さて、今年の夏をヒラメ達は無事に乗り切ることが出来るのでしょうか? 飼育している担当者にとっても不安な季節がやってきます。  

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