神奈川県水産技術センター メルマガ256

掲載日:2014年1月30日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.256 2008-07-25

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.256 2008-07-25
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□研究員コラム

○トラフグ稚魚の膨くらませ方   (栽培技術部長  武富 正和)

○「さかなグッズ」コレクション(その15) 雑もの6  (管理部 亀井 正法)

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○トラフグ稚魚の膨くらませ方

 今年もまた、トラフグ稚魚の標識付けに行ってまいりました。行った先は、静岡県伊豆半島の先端 石廊崎にある(独)水産総合研究センター南伊豆栽培漁業センター。

 そこで、我が県水産技術センター(水技C)の職員と先方の職員の合計約10名が、3日間かけて約2万尾のトラフグにタグ標識を打ち込みました。タグ標識とは、皆さんがスーパーなどで、例えば「3足980円の靴下」を購入した時に、3足をひとまとめにするために使ってある矢印状のプラスチックのことであります。この矢印状のプラスチックを、「タグガン」という「針先のついた水鉄砲」のような装着具で、1匹1匹できるだけダメージを与えないように打ち込んでいくのであります。

 作業の開始にあたり、我が水技CのI担当者から「トラフグの背鰭の横から針を前方に向けて入れ、皮と肉の間に標識の先を挿入するように!!」との厳しいお達しがあり、一斉に作業開始となりました。何匹かの標識付けを経験して、まず気の付いたことは、「フグがパンパンに膨らんだ方が作業がし易い。」ということであります。(膨らんでないトラフグは皮がグニャグニャと動き、針を刺し込むためにフグの体を押さえ込むのが大変です。)

 そうなると今度は、「どうしたらフグを膨らませることができるか。」に集中することになります。何十匹かの試行錯誤の結果、1つの結論に至りました。それは、フグの喉(指で触ると吻の直ぐ下あたりに丁度人間の喉仏のような硬い所があるのです。)のあたりを指で刺激すると膨らみ始めるということです。

 そして、もう何十匹かの試行錯誤の結果、2つ目の結論に至りました。それは、膨らみ始めたフグの吻の下側を尻尾の方向に押し続けることで、パンパンのフグ提灯の出来上がりとなることです。このようにして、あわれ標識を打たれたトラフグは、大きな白いお腹を水に浮かべて収容水槽へ向かう水路の中へ消えていったのであります。

 さてここで、筆者の脳裏には一つの疑問が生じたのであります。それは、「同じことが他のフグにも言えるのか?」ということであります。今年の夏は、久し振りに投げ釣りの道具でも引っ張り出して「外道釣り」を実施したいと考えております。本当にクサフグは膨らむのかなぁ-。

写真はこちらから 

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○「さかなグッズ」コレクション(その15) 雑もの6 

 雑ものもシリーズも、いよいよ本当の雑ものらしくなってきました。それぞれがユニークで数が少なく、それを目的に探しても見つかるものでは無いからです。多くのものが、たまたまとか、偶然に見つけたものです。それだけに、見つけた時の喜びは大きく、前にも述べたとおり、究極のコレクションであろうと思っています。今回は、これらの紹介です。

 まずは、ハンガーです。しかも、後にも先にもこれ一つだけ。中国製で横縞のある魚が二匹、向き合って口を合わせているデザインで、魚のプロの私が見たって、何の魚をモデルにしているのか分かりませんし、見た目にも出来の良いものとは思えません。しかし、向き合った魚の背側を服の肩を掛ける曲線に利用し、ハンガーに取り入れた発想が素晴らしくユニークだと思いませんか? 私は脱帽しました。魚もここまで親しまれたら本望でしょう。

 次は、櫛です。これも二つしか所有していません。発想としては、魚の骨を櫛の歯に見立てることは容易でしょう。例えば、楊枝立てや今回紹介のCDラックが、同じ着眼でしょう。だから、櫛なぞは、もっと沢山あってもよいと思いますが、現実には無いのです。もっとも、魚の櫛なぞは作っても売れないでしょうからね。この他に私のお気に入りとしては、カッターナイフ、CDケースかな?

 あっ、そうそう、最近はポチ袋に凝っています。おめでたい時に使うから、デザインは鯛ばかりだけど、その鯛もそれぞれ趣が異なり、綺麗だし、結構、奥が深いかも知れません。まだ、5点ばかりですが、今後は精力的に集めますよ。ちなみに、私のお年玉袋は、鯛のポチ袋を使ってます。

写真はこちらから 

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