神奈川県水産技術センター メルマガ305

掲載日:2014年1月23日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.305 2009-07-24

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.305 2009-07-24
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□研究員コラム

○自分の身を守る   (内水面試験場 相川 英明)

○よもやま話 9     (栽培技術部 村上 哲士)  

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○自分の身を守る 

  私は内水面試験場の屋外池でアユの親魚の飼育をしています。この屋外池には、2本の鋼材の間にグレーチングと呼ばれる格子状の蓋を並べた構造の橋が設置されています。

(写真)

 このグレーチングの真下の様子は、鋼材があるので橋の横方向からは確認できません。毎日、飼育管理のためにこの橋を昇り降りし、グレーチング(格子)の上を行き来することになりますが、足元から蜂が飛び出してきて驚くことが多々あります。
 グレーチングの下に蜂が巣を作り、自分が気づかないうちに蜂の巣の上を歩いているのです。理想的な駆除の方法は、橋の下から近づいて慎重に巣を取り除くことなのですが、池ではアユを飼育しているため、その都度、池からアユを取り上げて、池を空にしてから巣の駆除作業はできません。蜂が飛んできたら、そっと様子をうかがい、蜂が止まるのを待ちます。蜂がグレーチングの格子の下にもぐりこんだら、その付近に巣があります。
 蜂の巣が小さなうちなら、グレーチングの上から格子の穴を通して、消毒用アルコール(魚病の予防に使っているもの)をかけ、最後にグレーチングを持ち上げて巣を駆除します。屋外池作業では飼育しているアユの観察のほかにも、自分の身を守るため蜂の観察も重要であると思っています。  

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○よもやま話 9

 これが出る頃には7月も後半で梅雨も明けているでしょうか?書いている今は、ヒラメの生産の真っ最中です。今年も去年同様2回目の生産です。1回目は無事に終了したのですが、昨年とは別の理由で2回目を実施しています。トホホ・・・。
 その生産で忙しい最中に、二泊三日で南伊豆(石廊崎の近くです)まで行ってきました。もちろん仕事です。遊びなんかだったらみんなに何を言われることか・・・。 現在、当センターではトラフグの種苗生産や放流効果調査を行っており、そのために南伊豆にある(独)水産総合研究センター南伊豆栽培漁業センターから受精卵や放流用種苗の提供を受けています。
 今回の出張は、本県で放流する種苗に標識を打ちに行くことが目的で、今年で4回目になりますが、私自身は初めての参加となります。 三日間ただひたすら6-7cmのトラフグ種苗にアンカータグというプラスチック製の標識を打ち込み続けます。こちらから4名、あちらのセンターの5から6名の方々(二日目には手の空いた方々も手伝いに来てくださいました。)にも手伝っていただき、何とか2万尾を超える数のトラフグに打つことが出来ました。
 昨年に打ち込んだ部位では背鰭の動きに干渉するおそれがあるので、今回は標識を打ち込む場所を少し前方にずらしました。標識を打つには、理想は皮と筋肉の間に打ちたいのですが、時には身に入ってしまったりすることもあります。今回打ったトラフグがちゃんと生き残ってくれるか心配ではあります。もっとも彼らは意外と丈夫です。
 今回標識付けした種苗は7月半ばに東京湾と相模湾に放流し、その後は効果調査を行っていくことになります。これを皆さんが読まれる頃には佐島や安浦の沿岸を背中に緑や黄色のタグを付けたトラフグのチビさん達が泳ぎ回っていることでしょう。 彼らにとって標識は邪魔以外の何物でもないでしょうが、そんなものには負けずに大きく育って欲しいものです。 そうそう、もし、標識の付いたトラフグ(クサフグによく似ています。)を釣り上げたら、当センターまでお知らせください!ささやかですはありますが、記念にシャープペンシルを差し上げております。

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