神奈川県水産技術センター メルマガ314
神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.314 2009-09-25
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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン VOL.314 2009-09-25
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□研究員コラム
○「さかなグッズ」コレクション(その18) ペンダント、イヤリング、指輪などについて (管理部 亀井 正法)
○全国湖沼河川養殖研究会を知っていますか (内水面試験場 水津 敏博)
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○「さかなグッズ」コレクション(その18) ペンダント、イヤリング、指輪などについて
今回は数は少ないのですが、ペンダント、イヤリング、指輪などを紹介します。昨今は、男性がペンダントやイヤリングを身につけていても、そんなに驚くようなことではありません。でも、すでに定年を過ぎた私なぞの感覚では、「えっ、なんで男がつけてんの!」と叫んでしまいます。そのくらい、私にとって、この手のものは、「女性専用」と思ってますからハナから興味のないものでした。さて、ここからは、ごく私的な話になって恐縮ですが、読んでみてください。
私が結婚したのは29歳の時でしたから、その当時でも学生時代から始めた「さかなグッズ・コレクション」は、かなりのキャリアを積んでいたことになります。結婚後も、もちろん買い集めは止まず、むしろ、妻用にペンダントやイヤリングなど、この手のものにも目を向けるようになったのも、この頃からなのです。プレゼントすると、妻は、一応「ありがとう」といってくれるのですが、「こんなのつけるの恥ずかしい」といって、タンスの引出しに収まってしまうのが常でした。瀬戸もの関係になると、「もう食器棚に入らないわよ」と苦情の一つも聞かされました。きっと、彼女は「亭主の道楽、勝手にやれば」としか思ってなかったのでしょう。
ところが、結婚して7、8年経った頃からでしょうか、亭主の好きな赤烏帽子というのでしょうか、「こんなグッズを見つけたから」と妻が、ときどき買ってきてくれるようになったのです。そのうち、デパートなどに出かけたときなぞは、二人でグッズを探すようになりましたし、夫婦でリックを背負って、グッズを漁りに各地の陶器市にも出かけるようになりました。そんな折には、彼女は、さかなグッズのペンダントやイヤリングを身につけて行ったものです。
今回の一番のお気に入り、魚(ハゼ?)の指輪は、横浜本牧に行ったときに、見つけたものでした。魚が縦に巻きつくようなデザインは、今までに見たことがありません。三千円ばかりの安価なものでしたが、妻もすごく気に入って、即、購入し、指にはめたものです。その妻は14年前に早く逝ってしまいましたが、この指輪だけは、今でも位牌のもとに、そっと置いてあります。私の道楽「さかなグッズ」が、たくさん集められたのも、コレクションを永く続けられたのも、亡き愛妻のお陰かな?とちょっぴり感傷的な気分になるのです。 (写真が別途用意)
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○全国湖沼河川養殖研究会を知っていますか
全国湖沼河川養殖研究会は、内水面における水産増殖事業に関する科学的調査研究を推進することにより、その向上発展を図ることを目的とし、各都道府県の内水面試験研究機関が会員となり、大正8年(1919年)に設立されました。
日本水産学会の設立が13年後の昭和7年(1932年)ですから非常に歴史のある研究会です。
この研究会では、漁業協同組合や国の研究者も参加して毎年大会を開催しており、本年は82回大会が9月に岐阜市で開催されました。82回大会の中心課題は「水産生物の生息環境保全と21世紀の内水面」、副題は「森・川・海が育む水産資源の有効利用と漁場管理」となっています。以前は、魚類養殖に関する発表も多かったのですが、最近は中心課題や副題にも見られるように、資源管理や漁場保全に関する発表が多くなってきました。
本年もアユの資源予測や放流効果、渓流魚の産卵場造成や希少淡水魚の保全などについての発表がありました。また、研究会では昭和50年から研究部会を設け内水面漁業が抱える諸問題の解決に向けて取組んでいます。今まで、アユビブリオ病、アユ人工種苗生産、マス類放流など22の部会が組織され、現在は3つの部会が活発に活動しています。
これらを通じて、県単独では解決が困難な問題を関係県が協力して解決できるようなになり、全国湖沼河川養殖研究会は各県の内水面試験研究機関にとって非常に重要な組織となっています。
なお、本県では来年の平成22年には第61回全国植樹祭が開催されますが、岐阜県では来年は第30回全国豊かな海づくり大会(ぎふ長良川大会)が、再来年は第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)が開催されます。両大会とも岐阜県の誇りである「清流」をテーマに掲げています。
皆さんも一度尋ねて見ませんか。
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