神奈川県水産技術センター メルマガ322

掲載日:2014年1月22日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.322 2009-11-20

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.322 2009-11-20
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□研究員コラム

○思わぬ海中散歩気分に         (企画経営部 川原 浩)

○ちょっと痛い取り上げ作業          (内水面試験場 相川英明)

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○思わぬ海中散歩気分に    

  城ヶ島に勤務するようになり昼休みを散歩や海を眺めながら過ごすことを日課としているが、動機は健康上と言うことではなく、気分転換や時間潰しが目的であるが、二年目に入り時間内で行けるところはほぼ行き尽くし、お決まり場所が決まってきている。

 その一つが当センターの裏側の三浦半島と城ヶ島の間にある三崎瀬戸に突き出している突堤である。
 この場所は突堤に沿ってテトラポッドが入れられており、周辺に多くの生き物を見ることが出来、傍にはサザエの中間育成を行っている生簀が垂下されている筏が浮かんでおり、その周りに多くの小魚を見ることが出来る。
 また、この突堤の先端はカモメなどの海鳥達の休憩場所となっており、飽きことがない。 8月の始めの頃からであったか、この突堤に越波対策としてテトラポッドの嵩上げ工事が行われていたことから、暫く足を向けることがなかった。
 工事が終わり、久しぶりに足を向けると灰色の無機質なテトラポッドの側面に鮮やかな赤色を発している部分があるのが見えた。
 近づいて見るとイソバナの類(写真)であろうか、綺麗な赤やオレンジ色のものが小さな珊瑚のようにテトラポッドの側面から伸びていた。恐らくこのテトラポッドは他の場所で水中にあったものが引き上げられここに積まれたものであろう。
 海中から引き上げられた姿を可哀想とも思ったが、前にあった海底で小魚や小動物と色んな関わりの中で生きていた姿に思いを馳せ、陸にいながら暫しの海中散歩を楽しんだ。
 毎日の散歩が単調になってきており、このような思わぬ思いが出来た日はすごく得した気分になる。

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○ちょっと痛い取り上げ作業

 屋外池でのアユの取り上げ作業は池の水を排水した後、人が池に入ってアユを手網ですくい取ります(写真1)。アユをすくい、バケツに入れ、池の外で待つ人にバケツを手渡し、別の池の網イケス(写真2)にアユを収容します。
 ここではアユが酸欠して弱らないよう手早く作業することが重要ですが、池の中で従事する人にとって、安全上特に注意することがあります。それは、池の底が滑るため転ばないようにすることと、頭上にある鋼材でできた頑丈な橋に頭をぶつけないことです。
 アユをすくう時は、身を屈めた姿勢やしゃがんだ姿勢になります。常に「自分の頭上には鋼材でできた橋があるぞ」と意識していれば、立ち上がった時に頭をぶつけずに済むのですが、つい他のこと(次の作業の段取りなど)を考えながら取組んでいたりすると、橋の存在をすっかり忘れ、勢いよく立ち上がった途端、周囲の人が驚くほどのゴツンと大きい音がします。
 ぶつけた本人としては橋の存在を充分承知しているはずなのに「ぶつけてしまった」と悔しい気持ちと、ぶつけたところがちょっと痛いのと、大きな音で周りの人達から注目されるので恥ずかしい気持ちでいっぱいになります。
 このため、実習生などには安全のため必ずヘルメットを着用してもらいます。職員はヘルメットあるいは帽子で頭を保護したうえで、池に入りアユを取り上げます。

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発行:神奈川県水産技術センター 企画経営部
住所:〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島養老子
電話:046(882)2311

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