神奈川県水産技術センター メルマガ339

掲載日:2014年1月21日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.339 2010-03-26

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.339 2010-03-26
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□研究員コラム

○ 八戸の大雪         (資源環境部 岡部 久)

○ 魚の直売             (相模湾試験場 石黒 雄一)

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○八戸の大雪   

 毎年3月、青森県八戸市で「サンマ等小型浮魚類資源研究会議」が開催されます。私もメンバーである一都三県さば漁海況検討会は、1月から6月漁期の伊豆諸島海域のおけるマサバ、ゴマサバの漁海況予報を作成し、関係業界に公表しているところですが、その漁期当初の予測と実際の漁海況経過が合っていたのかどうかの検証を行う場として、八戸での会議をここ数年利用させていただいております。

 マサバやゴマサバは生まれたばかりの当歳魚から産卵を終えた親魚までが三陸-道東沖まで餌を食べて栄養を蓄えるために回遊しますので、東北海区でサンマやいわし類、さば類を対象とした調査を行っている研究者との交流による情報収集も、我々がこの会議に参加する重要な目的のひとつとなっています。

 さて、今年の会議は3月11日、12日の日程で、本八戸に近い会場で開催されたのですが、3月10日の日中から11日朝にかけて八戸は大雪に見舞われました。
 一日に降った量としては観測史上最高の61cm。地元の人も「おったまげた!」といっていました。おかげで八戸線は不通となり、新幹線で八戸駅に着いた参加者や、八戸駅周辺に宿を取った参加者は会場までタクシーや路線バスを乗り継いで移動する破目になりました。
 しかも大雪の影響で道路は大渋滞。バスもタクシーも中々来ません。ホテルでタクシーを呼んでもらっても「一時間待ちです」といわれる始末。会議に遅れる人が続出しました。

 11日の午後、ちょうど一都三県の共同報告の最中に最新の海況図がFAXで送られてきました。そこには伊豆諸島海域のヒョウタン瀬へのマサバの集群に適した暖水波及が見て取れ、漁業者の皆さんも大時化後の凪に乗じてこの海域に出漁しマサバ主体の漁獲につながりました。

 長期の予報ももちろん大事ですが、「明日どうなるか」の情報が最も業界の欲するところではないかと、八戸の大雪を予測できず会場に遅れて入った私は思うのでした。

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○魚の直売

 私の担当する湘南地区では、定置網の漁獲物等を直売する事例が増えています。特に農協が開設している農産物直売所において、魚を売る機会が多くなってきました。
 私も漁師さんが行う販売のお手伝いをすることがあるのですが、お客さんの反応はというと、1度買われた方は「新鮮で美味しかった」といった感想が一番多く聞かれました。
 数時間前まで海で泳いでいた魚を販売していますから、鮮度は抜群。安さより鮮度を感じてもらえたことに、なんか、うれしさを覚えました。

 今、輸入するクロマグロが話題になっていますが、近隣で獲れる魚をその魚が獲れる時期に、直売所や近所の魚屋さんで買って食べるといったことを、もう1度見直しても良いのではないでしょうか。

直売の様子

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