神奈川県水産技術センター メルマガ345

掲載日:2014年1月21日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.345 2010-06-11

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.345 2010-06-11
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□研究員コラム

○ 水の流れ(その2)   (内水面試験場 山本 裕康)

○ 通勤途上の楽しみ    (資源環境部 田島 良博)

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○水の流れ(その2)

 前回から、内水面試験場の水の流れについて書かせてもらっています。前回の水源(井水ポンプ)より汲み上げた水は一旦、機械棟屋上にある高架水槽(150t)に入ります。そこから、高低差により各水槽へと給水されていきます。各水槽での井水の利用方法は魚種や魚の成長段階により様々です。おもな利用方法としては、水を水槽に張っただけの止水状態での止水飼育やろ過槽を利用したろ過循環飼育、井水を掛け流し状態で利用する流水飼育などがあります。また、ろ過循環に井水をちょろちょろと足しながらの半ろ過式の飼育方法で飼育する事もあります。

 井水の給水管は高架水槽より、主幹の太い配管が屋外水槽まで配管されており、各屋内水槽へは途中に枝葉状態で配管されています。そのため、屋外水槽に井水を貯める作業で一気に大量の井水を使用してしまうと、屋内水槽への井水の出が悪くなったりします。時には屋内水槽への給水どころか、水の出るはずの配管から逆に空気が吸引されて…「ボコボコ、ズッズゴー、ゴッゴーゴー」と屋内にもの凄い音が響き渡り事情を知らない人だと何事が起きたかとビックリ!してしまいます。(笑)

 その屋外水槽の使用期間は4、5月頃からアユの親魚養成で本格的な利用が始まり8、9月頃には親アユの雌雄選別(メスとオスを分けること)や熟度選別(どれくらい成熟しているか調べる)、更には採卵作業等で井水の利用量も増えるので、月に何度かはこの怪音が鳴り響きます。

 

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○通勤途上の楽しみ

 私は自家用車通勤のため、職場の城ヶ島に向かう途中、金田湾から江奈湾、毘沙門の漁港など海のすぐ近くを通ります。仕事ではほとんど海の中の生物が相手ですが、通勤途上では、海辺の鳥たちに目が向きます。

 特に、4月下旬から5月頃にかけては、江奈湾の干潟や毘沙門の浜に、渡りの途中のシギやチドリの仲間が飛来します。道路から干潟や浜が見えるので、潮が引いているときは、車を止めて干潟や浜を見渡してみます。

 シギやチドリの仲間は、比較的地味な上に見分けも難しいので、本格的にバードウオッチングを楽しんでいた高校時代には、どちらかというと敬遠していました。今でも野山の鳥に心惹かれるところは変わりませんが、長く海に関わる中で、海辺の鳥に対する感じ方も変わってきたのかもしれません。

 今年は、この時期の渡り鳥はあまり多く飛来しませんでしたが、それでもチュウシャクシギやキアシシギ、コチドリは毎回のように見られました。また、見られた回数は1-2回ですが、キョウジョシギやセイタカシギにも会えました。

 また、江奈湾の干潟では、コメツキガニやヤマトオサガニが餌を漁る姿も見られます。鳥をひと通り見た後、干潟のかにウオッチングをするのも楽しいものです。

 通勤途上のわずか20分程度の寄り道ですが、私にとっては季節を感じられる楽しみのひとつです。

 

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