神奈川県水産技術センター メルマガ352

掲載日:2014年1月21日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.352 2010-09-17

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.352 2010-09-17
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□研究員コラム

○ 海の現場に戻ってきました    (栽培技術部 水津 敏博)

○ 「内水面」?    (内水面試験場 安藤 隆)

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○海の現場に戻ってきました

 今年の4月に淡水魚を扱っている内水面試験場から水産技術センターに異動しました。20年ぶりに海の現場で働くことになりました。以前は漁獲物の水揚げ調査や海洋観測などを担当していましたが、今回は初めて栽培関係の仕事をすることになりました。赴任してから、放流するトラフグに標識を付けたり、海中に囲い網を設置するために海底に鉄パイプを打ち込んだりなどの仕事も経験させていただきました。

 こうした初体験の仕事の中に、稚魚の放流イベントのスタッフとして参加する機会がありました。この種のイベントの主役は子供達です。イベントの開催は準備や当日の対応など大変ですが、子供たちが保護者の方と一緒にバケツに入ったタイなどを嬉々として放流する姿を見ていると思わず頬が緩んできます。

 イベントを開催することの効果について、当センターの昨年度の研究成果によると「イベントを開催する前と後では参加した子供たちの水産業に対する理解度が向上している」ことが明らかになっています。

 水産業は取り巻く状況は、魚離れ、資源の減少、魚価安などあいかわらず厳しい状態が続いています。 色々な行事を通じて、子供たちに海に対する理解と興味を持つ機会を経験してもらうことは、水産業の振興に対する先行投資といえるのではないでしょうか。

 イベントに参加した子供たちが将来の水産業を支える人材に成長してもらうことを願いながら、イベント開催のスタッフとしての仕事もがんばって続けて生きたいと思っています。

 

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○「内水面」?

 へんなタイトルになってしまいましたが、この「内水面」について少し考えてみたいと思います。

 私が三十数年前に神奈川県に採用され最初の所属が「淡水魚増殖試験場」でした。小学生の時にフナ釣りに夢中になり、川や池にいる魚たち、淡水魚が大好きだった私としては、この試験場の名前は大変気に入っていました。また、一般の人にもわかりやすくて「何をしているところですか?」などと聞かれることはありませんでした。

 ところがその後名称が変わり、現在は「内水面試験場」になりました。この名称は一般の方には大変わかりにくいとみえて、しょっちゅう「神奈川県内・水面試験場」に間違われます。ご丁寧に宛名書きに「神奈川県内」「水面試験場」と2段書きになっていることもあります。

 「神奈川県内の水面の試験ていうのはどんなことをしてるんですか?」と聞かれます。「水面に石を投げてできるだけ何回もはねさせるための入射角についての研究などをしておりまして・・・」と答えるわけにもいかず、「まああのー、内水面というのはですね、そもそも漁業法の中で使われている用語でありまして、海に対して川や湖のような淡水の水域ことを内水面といっているんですよ。ただし厳密に言うとですね、琵琶湖などは淡水ですが海面と同じ扱いでありましてムニャムニャ・・・。」と、このような説明を何回したことか。

 現在の内水面試験場の業務は、内水面漁業に役立てるものばかりではなく、広く淡水域の環境に関するものが増えており、試験場と長いつきあいのある内水面漁業関係者ではない、試験場の存在もよくご存じない県民の皆様とのやりとりも多くなっています このため、今後、県民の皆様に我が試験場について広く知っていただくためには、「内水面」についての理解促進に邁進するのか、以前のようなわかりやすい名称に変えるのかを考える必要がりそうです。

 さて皆さんのご意見はいかがでしょうか。

 

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