神奈川県水産技術センター メルマガ379

掲載日:2014年1月18日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.379 2011-9-30

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.379 2011-9-30
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□研究員コラム

○ きれいな川   (内水面試験場 戸井田 伸一)

○ マダイの稚魚放流に立ち会いました   (栽培技術部 櫻井 繁)

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○ きれいな川   (内水面試験場 戸井田 伸一)

 「きれいな川はどこですか」と聞かれたら皆さんは、どんな川を思い浮かべますか?私は、道志川上流部を推薦します。理由は、水が青く澄んでいて、思わずのぞき眼鏡で水の中の生き物を観察したくなることです。特に魚を見つけるとワクワクします。

 都市部を流れる川にもきれいな川があります。淡水魚増殖試験場があった相模原市南区下溝上流の湧水を水源とする道保川は、川幅が2mもない小さな川ですが、たくさんの生き物がいます。泥がたまったところを木の棒で探るとドジョウが出てきたり、石や木の陰にはアブラハヤ、浅くさらさらと流れる砂地にはシマドジョウ(とても綺麗なドジョウで、泥臭くはありません)などを見ることが出来る良い川です。

 国土交通省は「泳ぎたいきれいな川」という新しい指標による川の評価を行っています。ゴミの量や水のにおいなど、人と河川のふれあいに関する指標を用いた面白い試みですが、残念ながら魚など生き物のデータが入っていません。

 そこで、「魚に出会える神奈川県のきれいな川 MAP」を作成したいと考えています。内水面試験場の既存データからの作成だけでなく、研究員が調査に出向いた先の情報を伝えるのも良いでしょう。神奈川県を流れる川にたくさんの人が訪れることにより、生き物とふれ合い、川にすむ魚や水質への関心が高まるようにすること、これも試験研究機関の役割の一つと考えています。

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○ マダイの稚魚放流に立ち会いました   (栽培技術部 櫻井 繁)

 (財)神奈川県栽培漁業協会では、4月にマダイ受精卵をふ化させた後、陸上のコンクリート水槽の中でワムシや配合飼料等を与えて、全長20mmくらいになるまで飼育します。その後、小網代湾にある中間育成用の生簀(写真1)に移して、放流する直前まで飼育しています。

 本年は、放流する稚魚が7cm以上になった8月22日に、相模湾と東京湾に放流することになりました。放流を行う時は稚魚を活魚船(写真2)で運搬して放流します。放流する当日は朝早くから活漁船を生簀に直接横付けして積み込みます(写真3)。積み込こんだ稚魚は、湯河原町の沖合いから順次放流を開始し、小田原、茅ヶ崎等の相模湾沿岸一帯に放流した後、東京湾側の横須賀市(写真4)、そして最後は横浜市金沢沖に放流しました。放流されたマダイの稚魚は、翌年の4月には全長20cm以上に成長し、定置網漁業や遊漁などで漁獲され始めます。

 釣人の皆様、20cm未満の小さいマダイが釣れた時は再放流してください。

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