神奈川県水産技術センター メルマガ395

掲載日:2014年1月18日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.395 2012-5-11

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  395 2012-5-11
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□研究員コラム

○ サバサンド (資源環境部 山本 貴一)

○ 異動雑感 (栽培技術部 岡部 久)

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○ サバサンド (資源環境部 山本 貴一)

 サバの料理と言えば、シメサバや塩焼き、味噌煮などが有名ですが、以前、中近東のトルコを旅行した際、「サバサンド」という食べ物を見かけましたので、ご紹介します。

 サバサンドとは、その名のとおりサバを挿んだサンドイッチのことです。焼いたサバが、スライスしたタマネギやイタリアンパセリとともに、フランスパンに形の似たエキメクというトルコのパンに挿まれています。サバとパンは合うのか?と思われる方も多いと思いますが、脂の乗ったサバとさっぱりしたタマネギ、ふっくらと柔らかいエキメキとの相性は抜群で、とても美味しいです。

 サバはトルコ語でもサバと呼ばれている訳ではなく、サバサンドという名前は、日本人向けに付けられた名前のようです。サバサンド屋さんを覗き込んだお客さんが日本人と分かると、店員さんが「サバサンド!」と声をかけて来ます。

 サバサンドは、トルコの最大都市イスタンブールのガラタ橋近くの岸壁に繋がれた小船で売られており、2006年当時、日本円で250円程度だったと記憶しています。サバサンドの唯一の欠点は、長さが15-20センチメートル程で、非常にボリュームがあるため、すぐにお腹がいっぱいになってしまうことです。トルコ料理はフランス料理、中華料理とともに世界三大料理とされており、サバサンドの他にも色々と美味しいものがありますので、同行者がいる場合はシェアすることをお勧めします。ガラタ橋は、各観光名所から近く、交通も便利ですので、旅行などでイスタンブールへお出かけの際は、ぜひ一度お試しください。

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○ 異動雑感 (栽培技術部 岡部 久)

 4月の人事異動で、これまで勤めた沖合資源担当から動くことになりました。転出先は同じ水産技術センター内の魚類の種苗生産施設ということで古巣なのですが、何せ20年ぶり。浦島太郎になったような感じです。種苗生産と放流効果調査を担当する魚がトラフグというのが、何とも感慨深い。

 私の大学時代の恩師はふぐ類の初期生活史研究、平たく言えば卵から稚魚になるまでの形態や生態の変化を克明に観察し、記録する仕事の第一人者で、トラフグの種苗生産技術開発に深くかかわってこられた藤田矢郎先生です。そのまた先生はご幼少時代をここ、城ヶ島で過ごされ(当時の様子は名著「稚魚を求めて(岩波新書)」に収録されています)、後に九州大学農学部教授になられた内田恵太郎先生であり、私はその孫弟子にあたります。藤田先生は昨年、85歳で亡くなられましたが、葬儀は近親者とごく近しい方で行われ、私達教え子は先生のご逝去を後で知ったのでした。多分、先生が遠くに住む我々を思い、参列を望まれなかったのだと思います。厳しく、優しい先生でした。しかし、藤田先生の弟子である私が、その師、内田先生ゆかりの城ヶ島でトラフグの担当になるとは。超常現象や心霊現象を信じない私ですが、これは両先生のお導きに違いないと思うのでした。

 さて、トラフグですが、いわずと知れた高級魚であり、水揚げ港としては下関が全国的に有名です。今後確認していく必要がありますが、本県沿岸で漁獲されるものは伊勢湾口周辺を産卵場とするグループの一部が回遊してきたものと考えられ、その豊凶には、産卵場周辺海域の海況変動がかかわっているらしいことを知りました。漁海況研究に関してはこれまでの経験があります。これを活かし、伊勢・三河湾から駿河湾沿岸の三県と増養殖研究所とともに、真に有効な種苗放流技術の確立と資源の有効利用を目指そうと思います。

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