神奈川県水産技術センター メルマガ408

掲載日:2014年1月18日

神奈川県水産技術センターメルマガ VOL.408 2012-11-9

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/KN/ 神奈川県水産技術センターメールマガジン  VOL.408 2012-11-9
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□研究員コラム

○ 栽培技術部への思い(栽培技術部 杉浦暁裕)

○「レッコ=???」 (相模湾試験場 片山俊之)

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○ 栽培技術部への思い(栽培技術部 杉浦暁裕)

 私は、平成24年4月に県庁水産課から栽培技術部長に異動しました。水産技術センターには、15年振りに復帰しました。

 かつては資源研究部(現資源環境部)と指導普及部(現企画経営部普及担当)に在籍し、栽培技術部は初めての経験です。しかし、私にとって栽培技術部は思い入れのある職場で、今回の異動は感慨深いものがありました。そこで、私の思い出を含めて、思いのままお話したいと思います。

 私の家では、私が産まれる前から庭の池で金魚を飼っていました。飼っていたのは、和金、コメット、頂天眼、丹頂、出目金などでした。特に、和金は飼育尾数が多かったため、毎年、春になると水草のホテイアオイに卵を産ませて、それをポリバケツに移して、ふ化、稚魚飼育をしました。当時は、水槽やろ過装置、エアレーションなどという贅沢品はなく、ポリバケツと小さな手網、小型魚用の餌、この3点セットだけで飼育しました。毎日、ゴミと死んだ稚魚の掃除、餌は指で粉々に潰して与え、汲み置きした水を少しづつ取り替えて。このように、物はなくても、愛情を注いで、手間をかけて池に入れられる大きさまでポリバケツで育てました。

 そして、中学生の頃にテレビで東京都水産試験場が金魚の品種改良試験をしていることを知りました。このときに、将来、水産試験場に入って、金魚の品種改良をしたいと思いました。

 そこで、大学は東京水産大学(現東京海洋大学)を選びました。就職に際して、水産試験場で金魚ではなく海水魚の種苗生産技術開発をしたいと考え、公務員試験を受けて、神奈川県に採用されました。ですから、私は栽培技術部で仕事をしたくて神奈川県に就職したので、新採用当初は、栽培漁業センター(現栽培技術部種苗担当)への異動を希望していました。それが、この年になって始めて栽培技術部へ異動することになりました。部長で異動しましたので、現場の仕事はしませんが、部員と一緒に種苗生産現場で働きたいのが本音です。

 これからは、部長として優良種苗が安定生産できるよう尽力してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。

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○「レッコ=???」 (相模湾試験場 片山俊之)

 「レッコー!」

 観測調査の際、船員さんのこの掛け声で観測機を海中に降ろします。観測調査だけではなく、海底の泥を採取する採泥器や、自航式水中カメラを海中に降ろす時、船を係留しているロープを放す時など、船上では様々な場面でこの「レッコ」という言葉を使用します。しかし、日常的に船と関わりのない方々には何を意味する言葉なのかサッパリわからないと思います。

 私もかつてはその一人でした。大学入学当時、サークルの部室で先輩から「これレッコしといて-」と言われ、この人は何を言っているのだろうと思った事があります。

 船用語には様々なものがありますが、代表的なものには「おもて」「とも」「面舵」「取舵」などがあり、これらの意味は「船首」「船尾」「舵を右にきる」「舵を左にきる」です。「レッコ」という言葉は英語の「Let go(つかんでいるものを放す、手放す)」がなまって定着した表現だそうです。初めに述べたように船上では様々な場面で使われますが、船上のみでなく、日常生活でも「捨てる」という意味で使われることがあります。私が大学時代に先輩から言われた言葉の意味は「これ捨てておいて」という事だったのです。

 レッコという言葉は使い勝手が良く、私もこれを機に使用するようになりました。ただ、大学時代は語源を知らず、「レッコ」=「(ゴミなどを)捨てる」という意味だと思っていたので、就職して海上調査で高価な観測機を「レッコ!」と言われた時はビックリしました。

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