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更新日:2021年10月14日
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過去の知事記者会見の様子をテキスト版でご覧いただけます。
発表項目ではありませんが、県が運営する新型コロナウイルス感染症の大規模接種会場における対象者の拡大について、コメントいたします。
県では福祉施設などで働く方が、早期に新型コロナワクチン接種を受けられるよう、県独自にワクチン接種会場を設置し、7月から接種を行ってきました。
この会場ではこれまで、県内の感染拡大防止を図る観点から、対象者を教職員や妊婦、受験生などの方々にも拡大してきましたが、国の目標である「接種を希望する皆さんが11月末までに2回の接種を終える」ためには、この10月下旬が1回目の接種の最終段階となることから、対象者を広く「12歳以上の一般県民」に拡大することとしました。
接種会場は「新横浜国際ホテル・マナーハウス南館」、一般県民の方の予約は、10月15日金曜日の午前9時から、県のホームページの特設サイトで受付を開始しますので、ぜひご利用下さい。
一方で、これまで県の接種会場の対象となっていた福祉等の職種で、まだワクチンを接種されていない方は、10月15日以降は予約が混み合うことが予想されますので、お早目に予約申込をされますようお願いいたします。
それでは発表項目に入ります。
はじめに、「新型コロナワクチンの交互接種の受入開始について」です。
新型コロナワクチンについて、1人2回接種する際のワクチンは、原則として同一種類のものを使用することとされていますが、このたび、国の取扱いが改められ、例外として、一定の条件に該当する場合は1回目と2回目で異なるワクチンを接種する、いわゆる「交互接種」が可能となりました。
具体的な条件としては、事前に、医学的見地から、同一ワクチンの接種が困難と医師に判断された方、他のワクチンの流通の減少や転居等により、ワクチンの接種が困難である方となります。
こうしたことから、県では、県が設置するワクチン接種会場において、交互接種を希望する方の受入を開始することとしました。接種会場は、「新横浜国際ホテル・マナーハウス南館」となります。予約方法は、県のホームページ内の特設サイトで、あした10月13日水曜日の午前9時から予約受付を開始しますので、ご活用いただければと思います。
次に、「令和3年度第70回『神奈川文化賞』『神奈川文化賞未来賞』受賞者が決定」についてです。
この賞は、神奈川の文化の向上発展に尽力し、その功績顕著な個人又は団体に対し「神奈川文化賞」を、今後の活躍が期待される若い世代の個人又は団体に対し「神奈川文化賞未来賞」を、毎年度贈呈しているもので、神奈川新聞社と共同で実施しています。
このたび、今年度の「神奈川文化賞」及び「神奈川文化賞未来賞」の受賞者が決まりましたので発表いたします。
まず、「神奈川文化賞」は、芸術の分野から、庵野秀明さん、61歳です。映像作家として、「新世紀エヴァンゲリオン」など、多年にわたり数多くの作品を発表するとともに、箱根町などの県内観光産業の振興に貢献されました。
芸術の分野から、もう一方、隈研吾さん、67歳です。横浜市で生まれ育ち、建築家として国際的に活躍され、自然素材を活かした、独創的なデザインの建築物を生み出していらっしゃいます。
続いて文化活動の分野から、山根貞男さん、82歳です。映画評論家として多年にわたり映画文化の普及に貢献され、映像製作を目指す若者への指導にも尽力されました。
また、産業の分野から、池森賢二さん、84歳です。化粧品会社の経営に長年携わり、環境保全や障がい者雇用、起業家支援など社会貢献活動にも尽力されました。
続いて、「神奈川文化賞未来賞」の受賞者です。まず、作家の宇佐見りんさん、22歳です。2020年に三島由紀夫賞を史上最年少で受賞し、2021年には芥川龍之介賞を受賞されました。
もう一方は、日本画家の谷保玲奈さん、35歳です。身近な存在である海や山の動植物をモチーフに、生命の根源的な美しさを鮮やかな色彩で描いておられます。
賞の贈呈式については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、関係者のみ御招待するなど縮小して、11月3日「文化の日」に開催する予定です。皆様にも、その模様をお楽しみいただけるよう、11月末を目途に、県ホームページで動画を配信する予定です。ぜひご覧いただきたいと思います。
なお、毎年、神奈川文化賞とともに贈呈される「スポーツ賞」受賞者につきましては、改めて発表させていただきます。
知事出席主要行事については、事前に送付した資料のとおりですが、ベトナム関係についてコメントしておきます。
10月15日金曜日の10時10分から、イオンスタイル東戸塚で開催しています「かながわ・ベトナムパネル展」を、ヴー・ホン・ナム駐日ベトナム社会主義共和国特命全権大使とともに視察いたします。当日は、県庁でナム大使とお会いした後、一緒に現地に向かいます。取材、撮影等を希望される場合は、13日水曜日の正午までに、国際課へご連絡ください。
なお、10月13日水曜日の16時から、ナム大使とともに、菅義偉衆議院議員と衆議院第二議員会館で面会します。これはナム大使の方から総理を終えられた菅前総理にご挨拶を申し上げたいというお話が私の方にありましたので、私がお連れするというかたちになっております。
私からの発表は以上です。ご質問があればどうぞ。
記者: 今のベトナムの関係ですけれども、パネル展など、もう少し今回の位置付けなどについてご説明をお願いします。
知事: ベトナムフェスタin神奈川といったものを5年連続開いてきたのですが、去年、今年と開催できませんでした、コロナ禍で。そして、神奈川フェスティバルinハノイといったものも、2年連続開催してきたのですが、これもやはりコロナ禍で2年連続開催できませんでした。せっかく今まで神奈川県とベトナムで非常に太いパイプを作ってきたものでありますから、これが全く切れてしまうと何かもったいないなといったことで、今できる最大限のことを何かできないのかといった中で、このパネル展を企画することになりました。これは、協定を結んでいますイオン株式会社の方が、これに応じてくださいまして、そのフロアをお貸しくださるということになったので、そこでこれまでのベトナムフェスタ、それから神奈川フェスティバルinハノイ等のパネル等をそこに掲示すると同時に、ベトナムのさまざまな観光地の写真をそこに展示して、ベトナムに皆行ってみたいなと思うような、そのような気持ちになるようなパネル展、それを用意しているところであります。
記者: 今月に入ってからずっと感染状況が下げ続いている状況だと思うのですが、一方で、要因がよく分からないというふうに見ている方もいらっしゃると思うのですが、今の感染状況について所感がありましたらお願いします。
知事: 最近は2桁という状況になってきて、しかもステージが全部Ⅱの段階に来た。このように急激に下がったというのは、本当に嬉しいと同時に大変な驚きを持って見ているところであります。
人流抑制といったことを皆さんにお願いをしてきた。そして、ずっと休業要請、時短要請といったものを、酒類の提供をやめてくださいというような厳しいお願いをずっとしてまいりましたけれども。人流は、夜においては、かつてよりはかなり減ってきたということはありますけれども、ここのところに来て、劇的に減ったというよりも、むしろ皆さん、我慢を段々しきれなくなってきて、下げ止まっているという状況であったという中で、感染者が激減してきているというのはなぜなのかと。専門家の皆さんのご意見をお伺いしても、はっきり言って、正直よく分からない部分もあるといったことです。ウイルスそのものが変質し始めたのではないかといったことです。
だから、やはりこのコロナウイルスは、正体がまだまだよく分からないものなのだと思わざるを得ないです。ここでこれだけ下がってきたから、もうこれで大丈夫だと思って、気を緩めて完全に開放してしまうと、また、海外の例を見てもそうですけれども、本当に激減をした後に、また激増しているといったことがありますから、しばらくはもう少し用心しながら、この経済活動との両立といったものを、これまでの感染拡大防止対策といったものをしっかりやりながら、静かに静かに共存、そして経済活動を少しずつ回していく流れ、これをしっかりやっていきたいと思います。
記者: 3点ほど伺いたいです。まず1点目、大規模接種会場を使った、一般の方と、交互接種ですが、それぞれ何人分の接種を予定していますでしょうか。
知事: 県の大規模接種会場では、当初約4万5,000人、約9万回の接種を予定していましたけれども、希望が多かったので、途中で規模を拡大しまして、合計で5万9,000人、約11万8,000回の接種を行う予定にしております。予約状況でありますけれども、10月6日時点で約4万9,000人の予約が入っています。今回残りの約1万人分の枠で、一般県民の皆さんの接種の受入れを考えているところであります。
記者: 交互接種の受入れの方ですが、国が指針等を変えたことで、やることになったと思うのですが、これは県独自で国と違うやり方がありましたら、お願いします。
知事: これまで1回目のワクチン接種後にアレルギーがあった場合などに2回目に異なるワクチンを接種する交互接種、これは認められていませんでした。一方で海外では、実際に交互接種を認めている国も複数ありまして、1回目と2回目に同一のワクチンを接種した場合と比べて、重篤な副反応の増加、これを認められていないといったことであります。こうした中、国の厚生科学審議会のワクチン部会での審議を踏まえ、一定の要件のもとで、交互接種が可能となるよう、国の実施規則等が改正されたものであります。これに従って、われわれも県独自でやるといったことにしたわけです。実際にどの会場で、どのような交互接種ができるかといったことを県民の皆さんにお伝えする必要があるので、こうやって発表させていただいているところです。
記者: 最後に神奈川文化賞の位置付けですが、庵野さんは箱根の方に行くと、エヴァンゲリオンのいろいろなオブジェがあって、神奈川とすごくつながっているのが分かるのと、ファンケルの池森さんは本社がそこにありますし、神奈川県と近いのかなという感じがしますが、隈研吾さんや山根さんは神奈川県とあまり、生まれとかだと思いますが、それ以外に神奈川県にこういう建物があるからとか、そのあたり神奈川県にもう少しゆかりがあればお願いします。
知事: 隈研吾さんが選ばれているのは、先程申し上げたように横浜市生まれ横浜市育ちといった方でありまして、世界的に活躍されているという、そこのところを評価したことであります。神奈川県内にどのような建物があるか、それだけが評価対象になったわけではないです。もちろん、神奈川県内にも建築物はありますが、横浜市生まれ育ちといったことが最大の根拠となったところです。
記者: コロナの関係で経済活動を少しずつ回していくという話がありましたが、GoToトラベルですとか、かながわ県民割についてはどのようにお考えでしょうか。
知事: コロナ禍で落ち込んだ地域経済を活性化させていくためには裾野の広い観光産業を盛り上げていくことはたいへん重要だと思います。一方で観光が感染再拡大の原因となることは避けなければならないです。感染拡大防止と観光振興を両立していく必要があります。こうした中、国は観光分野でもワクチン検査パッケージの技術実証を行っておりまして、その結果や感染状況を勘案してGoToトラベルの再開時期や実施内容を検討することとしています。県としましても、国の議論も注視しつつ、本県の感染状況をしっかりと見極めて、かながわ県民割の実施時期などを検討してまいりたいと考えています。
記者: 岸田新総理が先日所信表明演説をされましたけど、そのご感想などありましたら、お願いします。
知事: 先日、所信表明演説の前の日に横浜の治験をやっている会場にきてくださいまして、直接お話をしたわけでありまして、その後の所信表明演説でありました。(正しくは「先日、所信表明演説の二日後の10日に横浜の治験をやっている会場にきてくださいまして、直接お話をしました。」(8日に岸田総理所信表明演説、10日に岸田総理治験会場視察))やはり、非常に力強い、かつての岸田さんに私はある種の物足りなさを感じていましたが、今回の総裁選に入ってからの岸田さんの気合の入り方というか、迫力といったものは全然違うと思いました。そのような中で、今回新しく所信表明の第一回をなさいましたが、そういった力強さといったものに満ち溢れているといったことで、大変頼もしく受け止めたところです。
記者: 最後にきのうの県議会の話ですが、園児、児童に配っている抗原検査キット、この有効期限切れの問題でかなり混乱を招いているみたいですけど、知事の御所見をお願いします。
知事: これは、10月末に有効期限を迎える検査キットを配布した児童等のご家庭に対しまして、11月以降も使用可能な抗原検査キットを追加購入した上で、配布を行えるよう、追加の予算措置を検討しているといったところです。
記者: 関連で、寄付をした企業から、大量に県が購入しているというのがおかしいのではないかと指摘がありましたけど、それについてはいかがでしょうか。
知事: それは特に優遇したわけではないと思います。適時適切な方法をとって、その社が選ばれたというふうに受け止めています。
記者: 議会では、作っているメーカーはいろいろあるのに、なぜそこだけ随意契約なのかと指摘がありましたが、そこはいかがでしょうか。
知事: その詳細は存じ上げていませんが、適時適切な方法によって、その社が選ばれたと感じています。
記者: ワクチンの交互接種について伺うのですが、先程、全体の県民で、この大規模接種会場で、1万人というふうにおっしゃっていらっしゃいましたけれども、こちらの交互接種を希望される方の人数想定は何人ぐらいというふうに、読んでいらっしゃるのでしょうか。
ワクチン接種担当課長: 交互接種の方については、お問い合わせとしては、いくつかいただいております。この分について、どれだけあるのかというのはなかなか想定しづらいので今、この受入れられる中で、特に想定している人数というのはございません。
記者: 県民向けに少し説明をお願いできればと思うのですが、この対象になる方は、新型コロナワクチン交互接種確認書、これはどのようにしてもらえばいいのか少し教えていただければと思います。
ワクチン接種担当課長: ホームページの方で申し込みの際に、これをダウンロードできるようにしてありますが、会場の方にも用意しております。会場の方で交互接種をしたいということが、どういう理由なのかというところを確認するために、確認書を書いていただいて、提出していただくということで、当日その現場で対応することも可能です。
記者: 確認ですが、特に過去アナフィラキシーショックが出たとか、その「イ」の要件に当てはまるかというのは、特にこの証拠の提出を求めるとかそういったことはされないということでしょうか。
ワクチン接種担当課長: 国の方にも確認したところ、診断書の提出は不要ということで、国の取扱いがなっているので、この国の取扱いを準用させていただきました。
記者: 先程の感染者数激減の関係で、経済活動の両立という観点のお話しがございましたけれども、10月末までの時短要請について、これだけ減ってきた中で全国的には早めに切り上げると言いますか、もう完全にフルオープンにするようなところも出てきているのですけれども、知事のご判断としては、前倒しで時短要請を解除するとか、そういったようなことは考えていらっしゃるのでしょうか。
知事: ステージⅡになったらということを前から申し上げていましたけれど、実は、ステージⅡに全部なりました。神奈川県の場合は。ですから、解除するような条件が整ってきたことは間違いないと思いますけれども、あのとき、同時に申し上げていたのが、1都3県で並んで統一して動いていきたいという話をしております。そのような中で、1都3県で今、さまざまな情報交換をしながらやっているところであります。やはり、正直なところ、もうそこまでのレベルに来ているのですけれど、あまりに急な展開だったので、われわれも「じゃあいいぞ、解除しよう」といったことでどんどん踏み切るという、そういうのが少し怖いという感じを持っているのが正直なところです。そのあたりの感覚というのは、今、1都3県の知事、わりと共通したような感じがあるのではないかと思いますけれども、これからの感染状況を見ながら、しっかりとそのあたりを連携していきたいと考えています。
記者: 関連してですが、24日以降の飲食店向けの要請は、何かしらの制限が残る方式を考えられているのか、あるいはフルオープンにされるか、どちらが望ましいと知事ご自身ではお考えでしょうか。
知事: 望ましいのはフルオープンだと思いますけれど、しかし、まだ2週間近くありますから、そのときの感染状況はどうなっているのか、少し分かりません。そういったことも見ながら、1都3県でしっかりと連携しながら、対応していきたいと考えています。
記者: 宣言が解除されてから、もうすぐで2週間ぐらいになるのですが、それで増えていないという現状についてはどう分析されますか。
知事: 先程申し上げたとおり、この激減ぶりといったものは大変嬉しいことでありますけれども、よく分からない部分もあります。そもそもこのコロナウイルスといったものの正体です。なかなかまだ、全容が専門家の皆さんの間でもしっかりと掴めているとは言えないのではないか。そういうことからするならば、またこの人々の人流が活発になってくるということになってきたときに、また激増というモードに入るということも十分考えられるわけですし、われわれデルタ株といったものに対してかなり苦労したわけでありますけれど、さらにまた変異株が出てきて、今までの常識がまた通用しないということになることも絶対ないとは言えないといったことです。やはり慎重に見極めていきたいというふうに思います。ただ、先日の総理が見に来てくださった経口薬、これが承認されれば、少しステージがまた違ってくるのかというふうに思っていまして、それが出てくるのを今本当に待望しているのが正直なところです。
記者: 神奈川文化賞でおひとりに焦点を当てて恐縮なのですが、産業分野で池森さんが受賞されたことについて、もう少し補足を。地元を代表する経営者と思われますので教えていただければと思います。
知事: 池森さんのファンケルというところは、われわれの未病コンセプトに大変ご理解があるところでありまして、池森さんご自身もこの未病というコンセプトを展開する上で大変なご尽力してくださっている。もともとの発想が、同じような感じでありました。つまり、病気になってから治すのではなくて、やはり病気にならなくしていくという根本のところです。銀座にあるのでしょうか、ファンケルの病院ではなくて、健康院のようなもの、そういったものを作られて、健康になっていくといったことを、これに重点を置かれているといったあたりが非常にわれわれの共通の理解です。これまでもさまざまな形で、対談をしたこともあります。県の施策に対して、さまざまな未病コンセプト推進に当たっては、本当になくてはならない有力なパートナー、未病産業研究会にも入ってもらっていますし、そういった有力なパートナーでありますから、そのような中で、今回神奈川文化賞を受賞されたといったことは、私にとっても大変嬉しいことだというふうに思います。
記者: Go Toとか経済振興策についてですが、以前伺ったときにはまだGo Toとかやれる、解除できる段階ではないと非常に強い口調で言われたと思うのですけど、これは、今、数週間経って、だいぶ変わったか、そこら辺の認識はどうでしょうか。
知事: まだ気持ちがついていかないところがあります。本当にこれだけ減って嬉しいのですが、やったぞ、もういいぞ、と、さあ皆さん自由にどうぞと言いたい気持ちはありますけども、それを言ったら何か、せっかくここまで感染を抑えてきたのに、元の木阿弥になってしまうのではないかという、そういう怖さがまだあると思いますので。ワクチン検査パッケージといったことの技術実証も政府でやられるようでありますから、そういったものを見ながら、慎重にそこは見極めていきたいというふうに考えています。
記者: 解除する状況ではないという理解でよろしいですか。
知事: 今ここですぐ解除という状況ではないというふうに思います。少なくとも24日まではリバウンド防止期間といったことを1都3県足並みを揃えてと言っているところですから、その期間中に少なくともGoToトラベルに行こうということは、絶対これは有り得ないです。まずリバウンド防止期間を脱して、その後をどうしていくのかという流れの中で、こういった問題についても、どうやって取り入れていくのかといったことを、これも1都3県でしっかり連携しながら、検討したいというふうに思います。
記者: これは確認ですけど、リバウンド防止期間について、知事は導入するときに早めに解除することもあり得るっていう話をされた。今のところはもう24日までは、早めの解除は無いという理解でよろしいですか。
知事: 先程の話でもそうですけども、本当は、基準からすれば、もういきなり基準に達してしまったのですが、本当かと思うぐらいな感じで、もうレベル2になりました。ですから、それだけを見れば、もう十分だと思いますけど、せっかくここまできた中で、これを緩めることによって、一気に戻ってしまうことの怖さといったものがありますから、24日まで、このリバウンド防止期間ということで、時短要請も継続をお願いしているわけですから、皆さんもその気になってもらっているわけですから、24日まではやはり行かざるをえないのかというふうに思います。ただ、これも1都3県でそれぞれの知事と連携しながら、やっていきたいというふうに思っています。
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