臨時記者会見(2020年2月21日)概要

掲載日:2020年8月23日

新型コロナウイルウイルス治療薬に関する緊急要望について

 本日、県民・国民の「いのち」を守るため、新型コロナウイル治療薬に関する緊急要望を、内閣官房長官及び厚生労働大臣に対して行いましたので、発表いたします。別添の要望の本文をご覧ください。

 本県では、1月15日に国内初の感染者が確認された後、2月13日には新型コロナウイルス感染者の国内初の死亡が確認され、感染が拡大した大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」への対応を求められる中、感染経路が判明しない感染も広がり、県民の不安は増大し、切迫した状況に直面しています。一方で、県では、ヘルスケア・ニューフロンティアの取組みの一環として、特区制度の枠組みの中で革新的医薬品の開発を振興しており、富士フイルムグループのファビピラビル、商標名「アビガン」の開発や海外展開を支援してきました。

 アビガンは、抗インフルエンザ薬として開発されたもので、平成26年3月に、すでに国から医薬品として承認を受け、国において備蓄をしているものです。今回の新型コロナウイルスに関しても、中国において臨床試験が行われ、患者に投与し、HIVの治療薬との比較試験でも明らかに優位かつ早期の改善効果が得られたとの情報に接しています。こうした状況を踏まえ、本日、内閣官房長官及び厚生労働大臣に対し、ファビピラビルの活用に関する緊急要望を行いました。

 要望の1点目は、県が行う人道的見地からの投与、いわゆる「コンパッショネートユース」の認容とプロトコル作成等の支援であります。すでに多くの方々が新型コロナウイルスに感染し入院され、効果的な治療法がない中、苦しんでおられます。県として、いのちを守ることを最優先するために、アビガンについて、人道的見地からの投与、いわゆる「コンパッショネートユース」を、県内で治療にあたっている41の医療機関で行うため、プロトコル、つまり、治療に関する計画書の作成と、アビガンの使用について、協力を要望しました。

 2点目は、治験・臨床研究の早期開始、早期承認です。新型コロナウイルスに感染し苦しむ多くの方々の治療のために、国として直ちにアビガンの治験・臨床研究を開始し、迅速な承認に向けた取組みを進めるとともに、可能な限り対象医療機関を拡大していただきたいと要望しました。

 3点目は、感染した場合に重篤化する可能性の高い方々と、医療従事者等に対する、「予防内服」としての投与の開始です。県民・国民の感染に対する不安を解消するためには、更なる感染拡大に対する防止策が急務であり、感染した際に重篤化する可能性が高い方々や、医療従事者を守るための対策として、アビガンの「予防内服」としての投与を早急に開始していただきたい、と要望しました。

以上

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
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  • かながわスマートエネルギー計画
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