写真で見る!「黒岩日記」-令和4年10月21日

更新日:2022年10月25日

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写真で見る!「黒岩日記」 2022年10月25日

令和4年10月21日(金曜)知事の米国訪問(4日目:ニューヨーク州)

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(写真撮影時のみマスクを外しています。)

 訪米4日目は、ニューヨーク州にあるジャパン・ソサエティーのジョシュア・W・ウォーカー理事長と会談しました。ジャパン・ソサエティーは、全米最大の日米交流団体であり、本県のSDGsの取組やヘルスケア・ニューフロンティア政策について紹介するとともに、日米の交流や連携等について意見交換を行いました。
ウォーカー理事長からは、「新型コロナウィルス感染症により、私たちの日常生活における健康に対する考え方も大きく変化し、ヘルスケア分野における日米間の協力を、さらに加速させることが求められている。日米は政府間交流が盛んだが、市民レベルでの交流がやや低いと感じていた。大学や地方政府間の交流こそ米国市民に直接繋がるものであり、神奈川県の取組は大変素晴らしく、ジャパン・ソサエティーとしては、今後も神奈川県と積極的に協力・連携していく。」との発言があり、県が進めるME-BYOコンセプトの取組に強い関心を示していました。

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 続いて、ジャパン・ソサエティーで開催された、ヘルスケア分野における日米の連携・協力をテーマとしたセミナーにて講演を行い、未病のコンセプトや県のヘルスケア・ニューフロンティアについてプレゼンを行いました。
 セミナーでは、本県のヘルスケア・ニューフロンティア政策や最近の米国情勢などについて、参加者と活発な質疑を行いました。また、ヘルスケアで日米が力を合わせることが世界の高齢化に対しても重要な役割を果たすとのコメントをいただき、本県が進めてきたME-BYOコンセプトは世界でも注目される取組だと実感しました。

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 次に、国連開発計画(UNDP)のジャニル・グリーナウェイ公的パートナーシップ副部長と意見交換を行いました。UNDPとはSDGs推進に向けた連携趣意書(SOI)を締結しており、本県の取組やSDGsの推進状況について意見交換を行いました。
 グリーナウェイ公的パートナーシップ副部長からは、「コロナによりSDGsの取組に停滞が危惧される中、神奈川県の取組はモデル事例として先進的であり、SDGsの2030のゴールに向けて、県と連携して取組を強化していきたい」との発言があり、SOIに基づいて、引き続き協力・連携していくことを再確認するとともに、今後も取組を継続していくことで合意しました。

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 午後には、石兼特命全権大使・国際連合日本政府常駐代表を訪問し、SDGs達成に向けた国連の動向や本県のヘルスケア・ニューフロンティア政策の国際展開に加えて、両国の新型コロナ政策、最近の米国情勢、経済状況等について幅広く意見交換を行いました。

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 最後に、国連経済社会局(UNDESA)のリ・ジュンファ事務次長と会談しました。UNDESAが進めるSDGs達成や「健康な高齢化の10年」に向けた取組についてお話を伺うとともに、「Vibrant INOCHI」や未病の理念、本県の取組を紹介しました。
 リ事務次長は、UNDESAが他の国連機関等とともに選定を行った「The Healthy Ageing 50」に私が選ばれたことへのお祝いと同時に、高齢社会をよりよくするための世界のリーダーとしての期待を強く述べられました。そして私が提唱する「Vibrant INOCHI」に大きな関心を示し、今後、世界の多くの国々が高齢化を迎えていく中、神奈川県が進めている未病改善の取組と「Vibrant INOCHI」は、極めて重要であるとして、今後の県の取組へ強い期待を述べられました。

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(写真撮影時のみマスクを外しています。)

今回の訪問を契機に、「Vibrant INOCHI」の実現とSDGs達成に向けた取組をさらに進めていきたいと思います。
 

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