27 国際化 342 概況 343 外国人登録者数         344 海外渡航状況         345 旅券発行状況         346 県内自治体の友好(姉妹)交流状況 344 概況 外国籍県民の推移から本県の国際化の状況をみると、年々増加している外国人登録者は、平成19年末には16万7,601人であり、前年末の16万600人と比べ7,001人、4.4%の増加となった。特に、中国籍、ベトナム国籍、フィリピン国籍が増加している。 法務省の在留外国人統計によると、全国の外国人登録者215万2,973人に占める本県の割合は約7.6%で、東京、愛知、大阪に次ぎ全国で4番目となっている。 県内の登録状況を国籍別にみると、166か国のうち、中国籍が4万7,697人(構成比28.5%)及び歴史的な経緯もある韓国・朝鮮籍が3万4,742人(同20.7%)で約半数を占めている。 次いで、フィリピン国籍1万8,802人(同11.2%)、ブラジル国籍1万3,756人(同8.2%)、ペルー国籍8,783人(同5.2%)の順となっている。 なお、本県の国籍別登録状況の特徴としては、インドシナ難民定住促進センターがあったこともあり、ベトナム、ラオス及びカンボジアのインドシナ3国の登録者数(合計8,148人)が全国で一番多いこと、比較的南米諸国の登録者数が多いことなどがあげられる。 地区別の傾向としては、横浜、川崎などの都市部では多数の韓国・朝鮮籍、中国籍をはじめとして世界のさまざまな国籍の人たちが多く居住しており、県央地区、湘南地区には南米諸国籍やインドシナ3国籍の人たちも多く居住しているのが特徴となっている。 (国際課)