8 工業 89 概況         90 事業所数、従業者数、現金給与総額、原材料使用額等、 在庫額、製造品出荷額等−産業別− 91 事業所数、従業者数、現金給与総額、原材料使用額等、 在庫額、製造品出荷額等−市区町村別− 92 事業所数、従業者数、現金給与総額、原材料使用額等、 在庫額、製造品出荷額等−従業者規模別− 93 有形固定資産別取得額、減価償却額等−従業者規模別− 94 有形固定資産別取得額、減価償却額等−産業別− 95 敷地面積、建築面積、延べ建築面積−産業・市町村別− 96 工業生産指数 97 生産者出荷指数 98 生産者製品在庫指数 99 生産者製品在庫率指数 89 概況 平成19年工業統計調査は、我が国の工業の実態を明らかにするために、製造業を営む事業所を対象に平成19年12月31日現在で実施した。神奈川県における従業者4人以上の事業所の主要項目の状況は次のとおりである。 事業所数、従業者数(従業者4人以上の事業所) 事業所数は、1万823事業所で前年に比べ282事業所の増加(2.7%増)となった。 業種別にみると、精密機械(対前年比11.6%増)、輸送機(同7.9%増)、化学(同7.4%増)、その他(同5.7%増)、窯業(同3.9%増)など18の業種で増加した。一方、電子部品(同0.5%減)、金属製品(同0.1%減)など6業種で減少した。  従業者数は、43万5,767人で前年に比べ2万655人の増加(5.0%増)となり、2年ぶりに増加した。 業種別にみると、精密機械(対前年比9.4%増)、窯業(同8.9%増)、一般機械(同8.3%増)、食料(同7.1%増)、電機(同6.8%増)など19業種で増加しましたが、電子部品(同7.6%減)、その他(同4.0%減)など5業種で減少した。    製造品出荷額等(従業者4人以上の事業所) 製造品出荷額等は、20兆2,012億円で前年に比べ509億円の増加(0.3%増)となった。 業種別にみると、非鉄(対前年比27.0%増)、電機(同17.4%増)、鉄鋼(同15.5%増)、窯業(同10.6%増)、プラスチック(同10.4%増)など19業種で増加したが、石油(同31.1%減)、電子部品(同21.4%減)など5業種で減少した。  業種別構成比を見ると、輸送機が21.8%で6年連続第1位、次いで一般機械(14.2%)、化学(10.9%)、石油(8.5%)、食料(6.5%)の順となっており、この上位5業種で全体の61.9%を占めている。               付加価値(従業者4人以上の事業所) 付加価値額は、6兆5,184億円で前年に比べ2,329億円の減少(3.4%減)となり、3年ぶりに減少した。 業種別にみると、化学(対前年比20.7%減)、鉄鋼(同20.2%減)、電子部品(同13.1%減)、飲料(同13.0%減)、石油(同11.5%減)など12業種で減少したが、電機(同16.6%増)、非鉄(同11.6%増)、プラスチック(同10.1%増)など12業種で増加した。 有形固定資産投資総額(従業者30人以上の事業所) 有形固定資産投資総額は、7,386億円で前年に比べ155億円の増加(2.1%増)となり、4年連続して増加した。  業種別にみると、飲料(対前年比199.4%増)、非鉄(同62.8%増)、鉄鋼(同46.5%増)、窯業(同43.7%増)、一般機械(同41.9%増)など12業種で増加したが、金属製品(同29.4%減)、化学(同22.1%減)、石油(同21.1%減)など12業種で減少した。 (統計課)